golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ゼレンカ「神の御子のミサ曲、聖母マリアのためのリタニア」ベルニウス

2009-10-01 22:44:19 | Weblog
あの花は捨てられてしまったのでしょうか?

だとすると可哀想。

今朝、電車を降り会社までの道を歩いていると、業者の方が街路樹の下に植えられた花の植え替え作業をしていました。

ちょっと前に植えられた花だったらしく、茎が長く伸びたものもあれば、まだ短いものもあります。

しかし、ピンクやブルー、或いは白い花はまだ綺麗に咲き誇っています。

それが根元から抜かれ、オレンジや黄色などの別の花に植え替えられているのです。

抜かれた花は捨てられてしまう運命なのでしょうか?

ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテナー)、クリストフ・プルガルディエン(テノール)、ゴードン・ジョーンズ(バス)、フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団、ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ(Deutsche Harmonia Mundi盤)

今日はDHM50枚BOXから。

まだ、未聴盤が20枚ほど残っております。

今日は、以前当BOXに入っていて取り上げたことがあるヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679~1745)の作品。

久しぶりにこの箱を開けたら、未聴のゼレンカがまだ一枚あるではないですか!

嬉しかったですね。

「ボヘミアのバッハ」と称されるこの作曲家の曲をまた聴ける訳ですから。

前回、「ヒポコンドリア」他の作品を聴いて、このあだ名は決して誇張でもなんでも無く素晴らしい作曲家と驚いたからであります。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/a394624aac3ad7b9a57d7bcc250dcfa6)

この2曲も全くもって期待通り。いや期待以上ですね。

自然な音楽の運びの中にも、同音型を執拗に繰り返すことにより情熱的な盛り上げを図ったり、半音階的進行など斬新で個性的。

「神の御子のミサ曲」の終曲など、CDで聴いていてもブラボー!と叫びたくなるほど興奮しますね。

私的に、注目度赤丸急上昇の作曲家です。

透明度高く、切れ味鋭い演奏にも大満足。

第二次大戦で大半の作品が消失したそうですが、もし残っていれば、バッハ、ヘンデルと並び称されていた可能性もあるのでは、とさえ思えます。

残された作品を少しずつ聴いて行きたいですね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
むむ。 (左党)
2009-10-02 07:42:03
生きてるお花をむしって植え替えってのは、矛盾してますなー。安く済むからなんでしょうけど、だからってのは、良識を疑いますね。

もうすぐ搬出・出発いたします。
次回クラヲタの会でお会い致しましょう♪
ちなみに当方はギプス外してもよくなりました。引越ドタバタでまた打ったらまずいので搬入終わるまではつけときますけど(^^;。
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仙台 (golf130)
2009-10-02 22:06:51
左党さん
いよいよ出発ですね。
私の職場でも、一緒に仕事をした同僚二人が10月から仙台転勤になり、仙台にはとても親近感を覚えますが、仕事でもプライベートでも実は一回も行ったことがありません。
出張も西の方ばかり縁があって、来週も関西です。
では、また近々にお互いの快気祝いを兼ねて、クラヲタの会を!楽しみにしております。
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