golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「カンタータ第24,76,167番」鈴木雅明

2010-07-08 08:23:55 | Weblog
昨夜は、寝不足もあって更新せず帰宅後すぐ寝てしまいました。

雨も上がって今朝は快晴。いよいよ本格的な夏間近ですね。

朝の通勤時に昨日のCDを再聴しております。

鈴木美登里(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、ゲルト・テュルク(テノール)、浦野智行(バス)、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン(BIS盤)

第24番「まじりけなき心」
第76番「もろもろの天は神の栄光を語り」
第167番「もろびとよ、神の愛を讃えまつれ」

24番はLPでリヒターの演奏を持っていたかな?

他は音源は所有しておらず、初めて聴く曲かな?

というあやふやな状況。

バッハ・カンタータの所有音源リストを作った方が良いかな、と思ったこともありますが、ものぐさな私のことですからたぶんやらないでしょう(笑)。

そんな訳で初めて聴くか、殆ど馴染みの無い3曲ですが、第76番など1回聴いただけで気に入ってしまいましたね。

管楽器の華やかな響きに先導される喜ばしい第1曲の合唱。

第3曲の付点リズムのヴァイオリン伴奏に彩られたソプラノのアリアが絶品!

のんびりした雰囲気の音楽で、バッハの曲の中でもちょっと異色に感じます。

抜群のメロディメーカー・バッハをここでもまた認識。

この第76番は、2部構成で30分を超えバッハのカンタータでは長い方。

第2部開始のオーボエ・ダモーレ、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音による深い情感とリズムの躍動のあるシンフォニアが「ボヘミアのバッハ」ゼレンカを想起させますね。

レチタティーヴォを挟んで、バロック・チェロとオルガンの弾む付点リズムに伴奏されたテノールのアリアも印象的。鈴木秀美さんのちょっとくすんだバロック・チェロの音色が素敵。

なかなかの傑作カンタータですね。

第24番、第167番はともに10数分の曲。

これについては触れる時間が無くなってしまいましたが、これらもまたキラリと光る素敵なカンタータです。

それにしても、BCJの透明度高いバッハは素晴らしい。寺神戸亮さん、鈴木秀美さん、平尾雅子さんなど世界的な古楽器奏者を集め、独唱、合唱とも粒ぞろいで抜群の完全度。

カンタータBOX、この巻しか持っておりませんが、他も是非欲しいです。

ところで、バッハ・カンタータ、知らない曲、必ずしも有名で無い曲の中にも素敵な音楽がぎっしり詰まっている。

これだからバッハのカンタータ止められません。

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