今日は、ここ数年恒例となっている理化学研究所の一般公開に行って参りました。
宇宙、素粒子、脳科学、バイオ、化学、ナノテクノロジー等々、最先端の研究機関。
今年は色々見ようと思ったのですが、着いたのが昼過ぎになってしまった為、4:30の閉館まで広大な研究所の一部しか見学出来ませんでした。
小惑星いとかわの探索機「はやぶさ」などの「宇宙機」(人工衛星などのことを最近はこう呼ぶそう)の講演やら、生物学の研究発表、超伝導の不思議な現象などを見学。
ド素人にはちんぷんかんぷんな内容も多々ありますが、生物の体の規則な縞模様などが意外にシンプルな数学的原理で出来ているらしいという説明など特に興味を覚えました。
そういえば、鳥の群れが飛ぶ様子も簡単な規則に基づいていて、コンピューターで簡単にシミュレーション出来ると以前テレビで見た記憶があります。
複雑に見える自然界も意外にシンプルなのかも。
友人が展示を行っている計算機の歴史や原理を説明するコーナーは、例年通り子供や学生に人気。
手回し式の「クルタ計算機」というのが非常に珍しいと感心して見ている見学者もいました。
フェレンツ・フリッチャイ指揮RIAS交響楽団(弦楽器~)、イーゴリ・マルケヴィチ指揮フィルハーモニア管弦楽団(舞踏組曲)(MEMBRAN盤)
今日は、バルトークを代表する傑作の一つ、「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」。
この曲に最初に親しんだのは、ライナーのLP。
不安な時代(1936年作曲)の影を感じるような、また大変厳しい名演であります。
その後購入した、ブーレーズ旧盤LPでは、ライナーの深刻さとはかけ離れた、ちょっと拍子抜けするくらい軽妙な感じに驚いたものです。
このフリッチャイ盤はそれらに先立つ1952年のモノラル録音。
モノラルなのが何とも残念ですが、これはまたなかなかの名演。
ライナーと同様にバルトークと同時代者の感覚を持ちながらも、しなやかさも兼ね備えた緩急バランスの良い演奏。
もしステレオ録音だったら、真っ先に指を折られる音源だったかも。
モノラルながら音質はとてもしっかりしていますが、こういう曲は良い録音で聴きたいのも事実。その点では一般向きで無いかもしれませんが、バルトーク大好きの私にとっては、これは期せずして手に入った宝。
また時々聴きたい演奏であります。
バルトークはマルケヴィチを称して、「現代音楽では最も驚異的な人物」(Wikipedia)と呼んだそうですが、鋭敏なリズム感覚が曲調にマッチしています。
1954年録音。
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