golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴェルディ「レクイエム」トスカニーニ

2008-07-08 21:14:23 | Weblog
季節、季節で聴きたい曲が色々ありますね。

描写音楽だったり、何とは無しに季節感を持っていたりと。

例えば、「新世界」やアルビノーニのオーボエ協奏曲などは、漂う哀愁が秋に相応しく感じます。

今日のこの曲は、梅雨!

しかしこれは、曲調が季節感を有している訳では、全く私的な原体験によるものでしょう。

クラシックを聴き始めた昔、ちょうどこの季節にこの曲を知ったからだと思います。

バーンスタインの指揮でした。怒りの日の迫力に圧倒され、凄い曲、カッコいい曲だなと強烈に刷り込まれました。

ネッリ(ソプラノ)、バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)、ステファーノ(テノール)、シェピ(バス)、トスカニーニ指揮NBC交響楽団、ロバートショウ合唱団(BMG盤)

当ブログ初登場のヴェルディ。大好きな作曲家の一人です。

なかなか組物を聴くまとまった時間が取れない為、登板が大幅に遅れました。

と言っても、このCDは1枚物ですが(笑)。

今まで色々語られて来た名盤中の名盤。

トスカニーニって言うと、録音や逸話、風貌などから「頑固オヤジ」のイメージがあるかもしれません。

この録音でも怒りの日では、恐ろしいまでの迫力が聴けます。

しかし、ラクリモサなどの緩序部の優しく美しいこと!

演奏によってはちょっと弛緩しかねない曲ですが、引き締まった中に優美さもたたえている。

知情理バランスの取れた世紀の名演ですね。

いつも聴いた後にずっしりとした満足感が得られます。

こんな超A級の曲、演奏の後、明日は何を聴こうか?

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