golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シベリウス「交響曲第1、2番」ベルグルンド

2009-09-03 22:26:59 | Weblog
髪の毛が伸びて欝陶しくなって来たので会社帰り散髪に。

髪が伸びて一度鬱陶しいと思うと、もう翌日から邪魔くさくなって気になっていけない。

別に翌日だって翌々日だって、一日二日で急激に伸びる訳じゃないから良さそうなものだけれど、一度気になると、一日で急に長くなるような錯覚に陥って、もういけない。

思い立ったその日に散髪に行くに限ります。

行くのはいつも1,000円で短時間で刈ってくれるところ。

洗髪も髭剃りも無く、刈り終わった頭髪に掃除機を掛けて切り屑を吸い取るシステムのチェーン店。

散髪にお金も時間も掛けたく無い(特にお金の方(笑))ので、これで全く十分なのですが、一点問題は掃除機で切り屑を吸い取りきれないこと。

特に夏場など汗で髪の毛の破片が頭にまとわり付いて、家に帰って洗髪するまでどうも気持ちが悪い。

暑がりで汗かきの私には冬場でもこれは問題。

何とか散髪技術のイノベーションにより、これを解決して欲しいものです。

パーヴォ・ベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

今日は、ちょい苦手系シベリウス。

先日、ブックオフで、1~4番の交響曲CD2枚組250円!で掘り出して来た品です。

あれっ、シベリウスってこんなに良かったっけ?

今朝聴き始めた時の感想です。

勿論、2曲とも昔馴染みの音楽ではありますが、苦手意識が先に立ってしまうのか、持っている演奏がイマイチなのか、今までさほど楽しんで聴けなかったというのが正直なところでした。

ところがこの演奏で聴くシベリウスは素晴らしい!

出勤の電車では、1番の全曲と2番の冒頭までしか聴けなかったのですが、会社でも頭の中で2番の冒頭旋律が時々鳴り響いていたほど。

帰宅の電車では、2番を繰り返し聴取。

お陰で、髪の毛の切り屑で頭髪はちょっと気持ち悪かったけれど、頭の中はスッキリ、クリア。

クールな響きの中に優しい美しさがあって、月並みだけれど、まだ見ぬ北欧の薄明の美しさを想像してしまいます。

こんな演奏でシベリウスと出会いたかった。

そうすれば苦手系にならずに済んだような気が致します。

ちなみに、LP時代最初に買った2番の交響曲も定評のある演奏だったのですが…。また、聴き直してみたいです。

3番までは、まださほどの抵抗感無く聴けるシベリウスの交響曲ですが、苦手系の極、4番以降にもこの演奏で再チャレンジしたいです。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も本日・・・ (minamina)
2009-09-04 00:58:54
二郎→上野の立ち飲み→音盤巡りのあと、床屋に行ってきました。地元の行きつけの飲み屋、いや違った床屋さんです。1000円のも前は使っていたのですが、私、髪の毛の量が多くて、すぐ伸びるので、1000円のところだと、結局2週間に1回ぐらい行かないといけない(ボーボーになって1000円のお店に行って顰蹙を買ったことがあるので)。なので多少高くてもなじみのお店に行っちゃいます。

あ、床屋さん、今日はニンニク&お酒くさくてほんとすいませんでした(笑)。

ベルグルンドのシベリウスは「間違いない」ですよね。ヘルシンキ・フィルのが一番しっくり来ます。あとはヴァンスカ&ラハティ響が抜群にいいです。ボックスが廉価で出ていたオラモ&バーミンガム市響も大のお薦め盤、他にもN.ヤルヴィ、サラステ、ラトルなど、どれも個性があっていいです、というか、これってシベリウスの交響曲が好きなだけなのか?!
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シベリウス (golf130)
2009-09-04 07:38:05
minaminaさん
コメント有難うございます。
ベルグルンド、2回目のこのヘルシンキ・フィル盤が評判良いようですね。
ヴァンスカはちょっと聴いたことがありますが、さすが高評価の通りと思います。
オラモのBOX、昨日の帰宅途中(散髪の後)、ショップで見掛けました。
また、他の演奏も聴いてみたいと思います。
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北欧サウンド (eyes_1975)
2009-09-04 21:37:08
ベルグルンド、ヘルシンキ・フィルをお聴きになられたのですね。2枚組で250円なんて信じられない~。私は東芝EMIの7500円による一部フィルハーモニア管とのオケ混合の「管弦楽曲」を含めた5枚組「全集」があります。
そちらもいいが、「第1番」はカム、ヘルシンキ放響。そして、「第2番」はカムがベルリン・フィルで録ったもの。また、「第2番」はカムがヘルシンキ・フィルによる来日公演ライブ盤があり、同じオケなのにシンフォニックさがあります。「全曲」ではないが、TDKが企画したものでフィンランドのオケでもどこかしらカラヤンに似た回し方を感じられます。ベルグルンド、カム共に来日して日本のオケを指揮したことがあるくらいの親日家。ベルグルンドは80歳ですが、元気なのでしょうか。カムは雑草のような魂の持ち主で来年以降にフィンランドのオケに在籍するらしい。カムが再評価されています。
バージン系をピックアップしましたが、ブロムシュテット、サンフランシスコ響も北欧の香りが漂う好演奏です。(勿論、「全集」で持ってます)やはり、ブロムシュテットもN響指揮者と日本が絡んでいますね。
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カム盤 (golf130)
2009-09-05 11:44:31
eyes_1975さん
コメント有難うございます。
LP時代最初に買って、苦手系シベリウスのきっかけになったトラウマ演奏は、実はカム、ベルリン・フィルの2番なのです。
カラヤン国際指揮者コンクールで優勝し、カラヤンのアシスタントを勤めていたという経歴が、当時アンチ・カラヤンだった私に変な先入観を与えていたのかもしれません。
また、改めてこの演奏聴いてみたいと思っております。
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