golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノソナタ第24番《テレーゼ》、第25番、第26番《告別》、第27番」バレンボイム

2013-05-19 20:50:12 | Weblog
午前中、用事で外出していましたが、車のラジオで聴いた名指揮者ハンス・シュミット=イッセルシュテットの演奏が良かったですね。

買い物などで乗り降りしていたため、通しで聴いた訳ではなく、何れも部分聴きでしたが、ドヴォルザーク、レーガー、ワーグナー、ベートーヴェンと、ドイツ物を中心に質実剛健、重厚な、これぞ往年のドイツの指揮者という演奏を聴かせてくれました。

久しぶりにワーグナーも色々聴きたくなったし、晦渋なイメージが強く殆んど聴いていないレーガーにも興味を持ちました。

そして、イッセルシュテットのベートーヴェン交響曲全集も欲しくなりました。

激安BOX化されないかなあ~。

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(EMI盤)

1枚ずつ聴き続けて来ているバレンボイムによるピアノ・ソナタ全集も、最後から3枚目。最愛の後期曲に近づいて来ております。

先日、昔買ったブレンデルの「ハンマークラヴィーア・ソナタ」のLPのカップリング曲が11番のソナタだったように書きましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/ae25f539b638cd4555719aa8a4634a73?guid=ON)、たぶんこれは間違いですね。

LPの収録時間的にも、24番「テレーゼ」の方だったように思います。

(このLPは今でも手元にあるのですが、整理が悪くて探すのが面倒(笑))

この「テレーゼ」は、短くも優しく澄んだ味わいが後期の傑作群にも通じて好きです。

25番も規模は小さくソナチネの類ですが、親しみ易く愛らしくも簡素な美しさに満ち、傑作揃いのベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも決して看過出来ない存在です。

「悲愴」と並んでベートーヴェン自身がネーミングした稀な存在の「告別」。

深みと華麗さを兼ね備えた名作ですね。

タイトルこそ無いものの深い情感と歌うメロディが素晴らしい27番。

今日の4曲辺りになると、後期曲の香りもどこか聴き取れるのが嬉しいです。

バレンボイムの演奏は、細部にはあまり拘らず若さに任せて弾いていますが、音楽の流れを大切にしている印象があり好ましいものです。

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