golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ピゼンデル「協奏曲、ソナタ」ゴルツ、フライブルク・バロック・オーケストラ

2009-05-25 22:29:00 | Weblog
今日は時間が無いので前半は省略。(笑)

明日は、早朝起きで京都、大阪出張です。残念ながら日帰り。

マスク装着率を実地に見て来ようと思います。

ゴッドフリート・フォン・ゴルツ(ヴァイオリン、指揮)、フライブルク・バロック・オーケストラ(Deutsche Harmonia Mundi盤)

久しぶりにまだ未聴盤が半分ほど残るDHM50枚BOXから聴こうかと、50枚目のCDを取り出しました。

確かゼレンカだったはず。見るとやはりそうです。

ところが、ゼレンカと共に気になる名前がもう一人。このピゼンデルです。

先日聴いていたヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲が「ヴァイオリンの名手ピゼンデルの為に書かれた」とのことで、名前のみ記憶しておりました。

思わぬところで意外な名前に遭遇。

ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687~1755)は、ドイツのヴァイオリンの名手にして作曲家。

Wikipediaに拠れば、ヴィヴァルディ以外にも、アルビノーニやテレマンなどからヴァイオリン協奏曲を献呈されているとのこと。ヴァイオリンの名手として当時かなり有名だったんでしょうね。

このCDには、「ヴァイオリン、2つのオーボエ、2つのホルン、弦楽合奏と通奏低音の為の協奏曲」と「2つのオーボエ、弦楽合奏と通奏低音の為のソナタ」の2曲が収録されています。

協奏曲は技巧的なヴァイオリンが活躍するなかなかに爽快な曲。第1楽章、オーケストラの前奏に引き続いてカデンツァがあってなかなか新鮮。

ピゼンデルのテクニックの優秀さを彷彿させる活きの良さ。しかし、決して表面的な技巧のみに走る感は無く、コレルリの端正さにも一脈通ずる様な充実した作品。

ソナタは2楽章合わせて3分半ほどの短い曲ですが、オーボエと弦楽が哀愁ある響きを奏でるアルビノーニにも通じる音楽。

ほんと、バロックは素晴らしい作曲家がいくらもいますね。

ちなみに、CDで一緒のゼレンカは親友だったそうです。

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2 コメント

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フライと言えば… (ことねっち)
2009-05-26 03:02:40
関西方面でのインフルエンザのピークが過ぎたので、先方からキャンセルがなくてよかったですね。

「フライブルク」と聞くと、埼玉県行田市の名物「フライ」を思い出すのは、私だけ?
その「フライ」は、字面で揚げ物かとだまされそうですが、正体はお好み焼きっぽいものです。
英語で「fly」は飛ぶとか羽がある昆虫の意味があるので、「Flis fly about in the house(ハエが家中を飛び回ってます)」なんて英語のダジャレもありそう?
(あ!「butterfly[蝶]」の方が良かったかな?)
返信する
フライ (golf130)
2009-05-26 18:48:30
ことねっちさん
情報有難うございます。
埼玉県東松山市名物の「やきとり(やきとん)」とかは知っていますが(美味いです!)、フライは知りませんでした。食べてみたいですね。
返信する

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