golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シューマン「ピアノと管弦楽の為の…

2008-03-10 07:43:20 | Weblog
オリジナル論争に関して避けて通れない?曲です。

先日、冥王星を発見したのは「トンボー」という人だと書きましたが、それで思い付いて今日はこの曲。

「ピアノと管弦楽の為の序奏と協奏的アレグロ」です。(携帯からの入力、タイトルの文字数制限が辛いですね)

実は最近まで知らなかった曲ですが、たまたまあるサイトで見付け、CDを購入しました。

フランクル(ピアノ)、ファースト指揮バンベルク響(Brilliant Classics盤)

くららが、この居酒屋「秋の夕暮れ」でバイトを始めてから約3ヵ月が経過した。
最初はなかなか慣れなくて、ビールをこぼしたり失敗もしたが、店長もいい人だし、バイト仲間とも仲良くやっている。たまに酒癖の悪いオヤジもいるが、時給も悪くないし当分続けようと思っていた。

「いらっしゃいませ!」
入り口に近いテーブルに一人の来客があった。注文を取りに行ってみると、外人さんだ。
(困ったなあ、英語出来ないし…)

「とりあえず…」
(良かったよ、日本語しゃべれるよ)
「とりあえず…」
(ビールか。大かな、中かな?)
「とりあえず…」
(えっ?あんまり、日本語知らないんだ。やべっ、早く啓介に変わってもらわなきゃ)
「とりあえず…」
 …………

くららは、ちょっと英語の話せるバイト仲間を探しに走った。

啓介に応対して貰い救われたくららだったが、その夜は「とりあえず…」の言葉が、頭の中を巡って寝付きが悪かった。

さてこの曲。

最初そのメロディにどうしても引っ掛かりがあって、なかなかシューマンの作品として聴けませんでした。

なにしろ「夕焼け小焼け~の♪」が何遍も繰り返される!のですから。
そのフレーズばかりが耳に付いてしまって、なかなか冷静に聴けませんでした。メロディも、似ているというレベルではなく、そのまんま。

しかし、それに続く「赤とんぼ~♪」はいつまで待っても出て来ません。最初それもなかなか居心地悪くて。

この童謡の作者である山田耕筰が盗用した、という説もあるそうです。

NHK FMのクラシック番組で、リスナーからの投稿を基に似ている曲を紹介するコーナーがありました。なかなか面白かったし、世の中にはこんなに似たメロディがあるんだとも思いましたが、ほとんどが「瞬間芸」。このシューマンの曲ほど何回も執拗に繰り返される(18回だそうです)例は無いのでは。

秋になったらまた聴いてみましょう。

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