golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ロドリーゴ「アランフェス協奏曲( ハープ版)

2008-04-28 23:11:58 | Weblog
我が国の輸入依存を何とかせねばならんのだが。

なかなかに難しい問題で。工業製品も特にないし、農産物も食料さえ輸入に頼っている現状ですからね。

いつまでも観光だけに頼っていられないだろ。何か良い手はないものか?

文化輸出は出来ませんかね。

何だそれは?文明国家でさえない我が国に文化と呼べるような物などないだろ。

大統領、文明は文化の必要条件ではございません。文化というものはですね…。

講釈はいいから、早くその文化輸出という構想を聞かせてくれ。

世界中の有望な若手芸術家を招聘するのです。税制等の優遇措置により、出来れば移住して頂く。そして我が国がエージェントになるのです。

でも若手芸術家と言ったって、芽が出るとは限らないだろ?

勿論そうです。しかし、こんな小国が文化立国を目指すということだけで、国際社会に対する大きなメッセージになるのです。

まあ、観光の宣伝の一つと考えれば良いか。では、具体的な検討に入ってくれ…。

ヴェンティンク(ハープ)バルデス指揮アストゥリアス響(NAXOS盤)

クラシックギターの為の曲も極端な輸入超過状態にあります。

他の楽器からの編曲が多いのに、他の楽器に編曲されたものはほとんど無いという状況。

アルベニス、グラナドス、ファリァなどのピアノやオーケストラからの編曲は、ギターのレパートリーに無くてはならない存在となっています。バッハの曲もそうですね。

ギター好きのクラ原主義者にとっては辛いところですが、これが現実です。

他楽器からギターへの編曲が多い反面、ギターから他楽器への編曲はほぼ皆無です。

この曲はその稀な例です。
スペイン出身の名ハープ奏者ニカノール・サバレタの為に1974年にロドリーゴ自身により編曲されたもの。
ほぼ、ギターの為の協奏曲である原曲通りなぞっています。

ギターもハープも同じ撥弦楽器なので余り違和感無く聴くことが出来ます。

楽器の特徴で優雅さが加わっていますが、この曲、特に第一楽章など野趣あふれるギターの方がやはり良いな。

メタボ対策で、油の少ないうなぎ、って感じでしょうか。まあ、うなぎにはうなぎなので、美味いですが。

このCDにカップリングされているハープ協奏曲の方が、楽器の特質を活かしていて好きですね。

やはり、原曲が一番!

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