golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

伝モーツァルト「ヴァイオリンソナタK55~60」シュテック、ヒル

2013-12-29 18:00:56 | Weblog
今年もサプライズはあるのかな?

これから、毎年恒例の小中学校同期の忘年会へ。

例年並の出席者数と聞いておりますので、30人程度が集まるものと思われます。

定番メンバーが多いのですが、幹事さん達が凄いのは、ほぼ毎年、今まで殆んど出席していなかった懐かしい顔のサプライズ出席者がいること。

一体どうやって連絡取ったのかな?というケースも。

今年は、誰が来るのかなあ~?

準地元(地元の隣町)の気取らないけどなかなか美味しい(食べログなどでも好評価)中華屋さんで気の置けない仲間との飲み会は毎年楽しみです。

アントン・シュテック(ヴァイオリン)、ロバート・ヒル(フォルテピアノ)(MD+G盤)

先日のランペのモーツァルト・ピアノソナタのCD(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/38a9ee7e1a5f5aa48cffb10f120075b4?guid=ON)と一緒にディスクユニオンで調達した品。

モーツァルトのヴァイオリンソナタということだけで、作品番号は良く見ておりませんでした。

何しろ、100円!でしたし。

今日、聴いてみようと良く見ると、「KV C23.01~23.06」という妙なケッヘル番号が。

ケッヘルは、K55~60という番号を与えたのですが、今日では偽作と判明しているものなのですね。

モーツァルトの死後、妻のコンスタンツェが出版社に譜面を売り、「ロマンチック・ソナタ集」として出版されたものの、後にコンスタンツェ自身がモーツァルトの作では無いと明言しているそうです。

誰の作かは不明のよう。

素人耳で聴いても、モーツァルトとは異質な響きを感じます。

モーツァルトと同時代の音楽は前から関心を持っている領域。

確かに天才モーツァルトの冴とは違うかもしれませんが、これらはこれらで素敵な音楽。

モーツァルトの作と同様、ヴァイオリンはピアノにオブリガート的に寄り添う構図。

基本的にシンプルな中にも、親しげな楽想、哀愁漂う楽想等盛り込まれていて飽きさせません。

モーツァルトに限らず、「偽作」というペテン師的(?)怪しげな言葉の響きもあって、今まで、偽作だからと聴き逃していた魅力的音楽って結構あるのではないかと思い至りました。

偽作に照準を絞って聴いてみるのも面白そうです。

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