golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ハイドン「弦楽四重奏曲第8、10、12番」ブッフベルガーSQ

2011-12-15 23:47:54 | Weblog
そういえば、最近網棚の上の新聞をあまり見掛けなくなったなあ、と帰りの電車で思いました。

まあ、当り前といえば当り前のこと。

私が若かった頃は、満員でなければ、朝の通勤電車で新聞読んでいる人が一番多かったような記憶が。

読み終わった新聞は網棚に載せられる物も多く、それが次の読み手、また次の読み手へと何回もリユースされて行くこともよくありましたっけ。

新聞から携帯へ、車中の光景も随分と変化したものです。

今日は、22時過ぎ迄会社だったので短めです。

ブッフベルガー四重奏団(BRILLIANT CLASSICS盤)

「気持ちの良い音楽を書いた作曲家」という観点ではハイドンは最右翼の、少なくとも1人ではないかと最近思います。

このディヴェルティメント様式の3曲もその証左の一つ。

愉しく、かつ爽やかで、とにかく聴いていて気持ち良い。

ブッフベルガー四重奏団のノンビブラートでスッキリした演奏は、そんなハイドンの音楽にピッタリ。

また、「初期から個性を確立し、完成度高い音楽を書いていた作曲家」という点でもトップクラスでしょう。

最近、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴き続けていますが、モーツァルトや先達の影響も強かった初期から段々にベートーヴェンらしさを確立して進化して来ているのを感じます。

これに対して、「ハイドンは最初からハイドンだった」。ある意味これは凄い事に思います。

勿論、齢を重ねるうちに作風の変化はあるのですが、初期から「ハイドンの刻印」がきちんと押されているのであります。

ちなみに、9番、11番は、6声のディヴェルティメントの編曲ということで、収録から省かれているようです。

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