golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シューベルト「ピアノ五重奏曲《ます》」、モーツァルト「弦楽四重奏曲《狩》」ハーラ、スメタナSQ.

2011-12-02 23:36:08 | Weblog
高校時代の同級生のお通夜でした。

高校時代は特に親しかった訳でも無いのですが、社会人になってからちょっとした縁もあり、数人でキャンプに行ったのはもう10数年前のことになりましょうか。

秋に奥多摩の山の中にテントを張り、鍋を囲んでの酒盛り。キノコ狩りもしたのですが、翌朝通り掛かりの地元のオジサンに見て貰ったら、半分以上が毒キノコだった(鍋に投入せず正解)というのも楽しい思い出でありました。

また、数年前に久しぶりに開催された高校の同期会の際も、彼が中心になってクラスメンバーへの連絡や当日の段取りなどやってくれました。

健康で精神的にも強い彼でしたが、不慮の事故で命を落としてしまった。

葬祭場は、奇しくも数年前に急死した中学校の同級生と同じ場所。中学、高校は別の地域だったにも関わらず。

会場に着いたのが遅かったこともあり、焼香後知った顔が見当たらず、そのまま帰路に付く。

1人、とぼとぼと駅迄の道を歩いたこともあり、より無常感がつのりました。

ヨゼフ・ハーラ(ピアノ)、スメタナ四重奏団、フランチシェク・ポシュタ(コントラバス)(DENON盤)

「ます」は、爽やかさとシューベルト作品の中では例外的に寂しさを感じず明るく大好きな曲。

LP時代、ヤン・パネンカとスメタナ四重奏団の演奏がこの曲の刷り込み。

ヨゼフ・ハーラのピアノのはパネンカ同様に室内楽奏者らしく、派手さはありませんが弦楽器との親密なアンサンブルを楽しく聴かせてくれます。

パネンカ盤もCDで買い直して聴き比べてみたいです。

「狩り」もスメタナ四重奏団の暖かな音が曲調に合っています。

ただ、精度やキレという点では、LP時代は最高の弦楽四重奏団(の少なくとも一つ)と思ったスメタナ四重奏団ですが、全盛期を過ぎているのかやや緩くも感じました。

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