golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ラインベルガー「オルガン、ヴァイオリン、チェロの為の組曲」ヘリック、バリット、レスター

2008-10-30 23:21:01 | Weblog
今日は客先を20時半頃出て、蒙古タンメン中本 吉祥寺店に行こうかと思ったのですが、空腹に耐え切れず?松屋のカレー大盛とビールになってしまいました。

その後、HMVとTOWER RECORDを覗いて帰る途中です。

先日から買おうか迷っていた、クリップスの約1,000円と激安のベートーヴェン交響曲全集、買おうと思っているのですが、見掛けなくなってしまいました。

やはりこの手のものは、思い立ったらすぐ買わないとダメですね。

バリット(ヴァイオリン)、レスター(チェロ)、ヘリック(オルガン)(HYPERION盤)

リヒテンシュタイン出身のヨゼフ・ラインベルガー(1839~1901)を取り上げるのは確か3回目(ヴァイオリンとオルガンの為の6つの小品、九重奏曲に次いで)。

「6つの小品」はとてつもない霊感と憧憬に溢れた美曲であり秘曲ですが、この曲も同一路線の優しさに満ちた素晴らしい作品。

オルガン、ヴァイオリン、チェロという組合せは珍しいかと思いますが、ピアノ三重奏曲のピアノがオルガンに置き替わったと考えて頂ければ、さほど違和感は無いでしょう。

第1曲コン・モト、哀調を帯びた旋律が繰り返される典型的なロマン派室内楽。1曲目から貴方はラインベルガーの世界に引き込まれてしまうでしょう。

第2曲主題と変奏、優しさと崇高さに満ちたオルガニスト、ラインベルガーの真骨頂が発揮された曲。

第3曲サラバンドはこの曲の白眉。たゆたう癒し系の旋律がヴァイオリン、チェロ、オルガンの柔らかな響きで音のハンモックを作っています。

映画やドラマにでも使われれば人気沸騰必至では。

第4曲フィナーレ、この曲の締めくくりに相応しい、優しさ、美しさだけで無く華やかさも加わった曲。

「6つの小品」は隅から隅まで霊感溢れる曲ですが、この作品は第3曲だけが突出しているように今まで感じていましたが、改めて聴いてみると1、2、4曲もそれぞれなかなかに魅力的ですね。

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