golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「2 台のピアノと打楽器の為のソナタ」コンタルスキー兄弟

2008-10-29 23:03:20 | Weblog
今日は週末のゴルフコンペの景品類も調達し終り、この件は概ね準備完了です。

但し、今晩はこれを最優先でやっていて仕事が一部後廻しになってしまいました(笑)。

明日少し早く起きて会社行かなきゃ。

先ほど帰宅の途に着いたところ。今日は疲れたので短めです。

アルフォンス&アロイス・コンタルスキー(ピアノ)、カスケル、ケーニヒ(打楽器)(GRAMMOPHON盤)

バルトークの傑作の一つですね。

打楽器に導かれピアノが入って来ますが、打楽器的書法が目立つ為、楽器間で一体感があります。

「2台のピアノと打楽器の為のソナタ」では無く、「各種打楽器の為のソナタ」と呼んでも良い位。

ジャズの影響も受けている様で、バーバリースティックなノリの「カッコイイ」曲だと昔から思っています。

ただ、今一つノリ切れないと言うか、影を引き摺っているようなところがあって、それがまたバルトークの魅力ですね。

バーバリースティックであるにもかかわらず静謐な第2楽章。原始世界の不思議な静寂を思わせます。

明るくノリ良く始まる第3楽章ですが、すぐに、今一つノリ切れない影をも引き摺った世界に戻って行きます。しかし一方、感覚的な音楽の愉しさも有しています。

LP時代は、バルトークの自作自演盤を聴いておりました。

この曲に限らずバルトーク演奏は時代とともに大きく変わって来ている様に思います。

1.戦争の影を引き摺っている時代の演奏。
2.まだバルトークが現代音楽であった時代の演奏。
3.音楽史の中で距離を置いて見られる様になった現在の演奏。

自作自演盤は1だし、このCDの演奏は2。3の演奏も聴いてみないといけないですね。

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