奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

風邪は万病のもと

2012年03月25日 | 健康
「風邪は万病のもと」と私が良く口にするのは、風邪が原因で病気になってしまった方をどれ程診てきた事か、その恐さを知っているからです。

私がもしこの仕事をしていなければ、多分わからなかったと思います。人の身体を診て、ウイルスってこんなに悪さをするんだと言う事がわからないとなかなか理解できないかもしれません。

インフルエンザ脳炎・髄膜炎などウイルスの入りどころによっては生命に関わるのですから、たかが風邪くらいでなどと、とても言えないと思います。そこまで重篤にならなくとも、風邪がきっかけで病気を抱え込む人はたくさんいるのです。

先日も「咳と鼻水がでたくらいの大した風邪では無かった」という男性を診てみると、風邪が原因で動脈・静脈・ホルモン・胃腸・泌尿器・免疫力が弱っていました。さほど症状が無いこの男性にはこれだけの病気が隠れていたわけです。

通常ならば、風邪の症状が治まりやれやれと、普通に生活すると思いますが、いつしか気がつくとあちらこちらに不調が現れるかもしれません。風邪の症状は治っているけれど、風邪が引き金になって弱くなった血管や内臓・免疫力はそのままだからです。

年をとるとあちこちに痛みが出たり、膝に水がたまったりなどは、だいたいこのパターンです。年をとるとどうしても細胞の傷を修復する能力が落ちますので、傷を早めに修復させておく必要があります。ですから私は患者さんに、どこも痛くなくてもひと月に1回は来院する事をお勧めしているのです。

病気の芽を早めに摘んでしまう、これこそが最善の予防策です。なってからではなく、なる前にが最強の健康法なんですね。そして私たちの身体のもとになっているのは60兆と言う細胞の集合体なんですね。その一つ一つの中に遺伝子が組み込まれています。健康のカギは遺伝子を元気にする事なんです。
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