奇跡の扉

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免疫力のある人ほど風邪をひく

2010年06月16日 | 健康
風邪をひくとくしゃみや鼻水・咳・のどの痛み・熱など定番の症状が出ます。これらはウイルスの侵入を防ごうとする生体の防御反応です。咳や熱などの風邪の症状は出なければ楽なのにと思うかもしれませんが、症状が出ることによって守られているのです。もし症状がでなかったらウイルスのなすがままに体に侵入されてしまうのです。私たちは敵(ウイルス)が侵入してくるとくしゃみという門番が追い払おうとしてくれます。それでもすりぬけてきた侵入者に対して鼻水攻撃や咳噴射で追い出そうとするわけです。それでも侵入してきてしまった敵(ウイルス)には高熱を出してやっつけるしくみになっています。

よく「私はここ何年も風邪をひいたことがないんですよ」と喜んでおっしゃる方がいらっしゃいますが、実はあまり喜んでもいられないのです。こういう方は風邪をひかないのではなく風邪のウイルスが侵入しているにもかかわらず防御できていないのでひいていてもわからないだけなのです。何故かというと免疫力の落ちている人は防御する力がないから敵が攻めてきているにもかかわらず、何もできないで見過ごしているのです。ウイルスは入り放題なのでどんどん細胞が傷つけられるのですが、免疫機構は働かないから鼻水も咳も熱もでません。風邪の症状が出ないのですから風邪はひかないと思うわけです。こういう方が一番怖いんです。鼻水や咳・熱が出るということはウイルスと戦っているという証拠なのです。体が風邪のウイルスと戦っているからこそ防御反応が働いて症状に出るのです。風邪をひかない方は防御反応が働かないから症状に出ないのです。そのほうがいいですか?とんでもないです。長い間に骨の変形やがんなどの重い病気にかかってしまいます。良く風邪をひいている方のほうが本当は免疫力はあるのです。逆に免疫力がないように思いがちですが、そうではないのです。

免疫力のない人は治療することによって風邪の症状が出るようになります。つまり免疫力が正常に働くようになるので風邪と戦えるようになります。ところがいままで風邪をひかなかった(ひいててもわからなかった)のが風邪をひくことによって今まで以上に症状に出るので、かえって悪くなったのではと勘違いする方がよくいらっしゃいます。免疫力がついたからこそ風邪をひくのですから風邪をひいたことを感じない体はいろんな病気を引き寄せてしまいます。そのまま何もしなければもっと悪くなっていくのです。一時的には治療を受けて悪くなった様な気がしてしまうのですが、免疫力を獲得ししたからこそ風邪と戦っている証として症状が出るのです。

わかっていただけましたでしょうか。敵に攻撃されて一生懸命戦って抗戦しているのが、自分が体が弱いと思っている良く風邪をひく人です。敵に攻撃されているのにわからずに抗戦できずにいつのまにか重大な打撃を受けてしまうのが、風邪をひいたことがないわと言う人なのです。ですから治療を受けて免疫力が回復すると症状が表に出てきますので、悪くなったのかしらと勘違いしてしまうのです。
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