チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

RPGツクールのフリゲ

2011年10月05日 22時06分35秒 | ゲーム全般
なんで積みゲーがたくさんあるのにフリゲなんかやってるんだって?


短編ゲームとかだと、時間が無くても楽しめるところが素晴らしいよね。

あと、ニコニコで実況動画を見るのもいい。

コメントを見ながらだと、みんなでワイワイやってるみたいで楽しいぞ?


このブログで以前に紹介したものだと、「のび太戦記ACE」と「コープスパーティー」があったな。


「のび太戦記ACE」に関してはエターなっていると思われるので残念だがw


「コープスパーティー」は、フリゲの域を越えてコンシューマで発売されているほどスゴイ作品。



そして今回紹介したいのは、「オシチヤ」というゲーム。

公式HP様 http://wheat.x0.to/game/


2006年にRPGツクール2000で制作された古いゲームだ。

まずは、RPGツクールというゲーム制作ツールについておさらい。


RPGツクール2000は、さすがに10年以上前のツールなので色々とショボい。

解像度なんて320x240しかない。

しかし、作り手側からすると、ドット絵に凝らなくて済むので作り易いというメリットがある。

動作が軽いという点も(当時は)嬉しいものだった。

俺は実際にRPGツクール2000でゲームを制作したことがあるが、

ドット絵を打つのは時間と労力をかなり消費する作業。

解像度は低いほうが楽というわけだ。


RPGの基本機能はデフォルトで用意されているが、

オリジナリティを出したいと願う拘りのツクラーたちは、自作で戦闘やメニューをプログラムするのだ。

例えばデフォルトでは「ドラクエ式」の戦闘画面だが、自作で「FF式」のサイドビューバトルを作ることも出来る。

普通のMAP画面にキャラを配置して「変数」にパラメータを代入して「条件分岐」で行動を制御して・・・みたいな。

それを敵味方全て。

素早さ順にターン制なのか、アクティブタイムなのか、アイテムは所持しているのか、いくつあるのか、敵のAIパターンは・・・

というのを全て自分でプログラムを組まなくてはならない。

「変数」や「条件分岐」を駆使してゲームデザインをするのは、

ゲーマーとしてのセンスとプログラマーとしてのスキル、両方が必要になるというわけだ。

プログラミングの知識があれば造作も無いのだが、俺らのようなパンピーにはなかなか厳しいものがある。


そこで話は「オシチヤ」に戻る。

このゲームのジャンルはRPGではなくアドベンチャーとされている。

戦闘はなく、ゲームオーバーは即死イベントだけだ。

デフォルトのメニュー画面も出ないようになっていて、本作特有のゲーム性を味わえるようになっている。

俺の感想だと、ジャンルは「謎解き脱出アドベンチャー」というところか。

細かい解説は割愛させてもらうが、本作のセンスの良さを少しでも感じ取ってもらえたら嬉しい。

7つある全てのエンディングを見終わったあとは、日本人に生まれて良かったと言わざるを得ない。


こういう神ゲーが埋もれているのがフリゲのいいところなんだよな。

青鬼とかのびハザもいいよね。

他にもオススメがあったらぜひ教えてください。



「オシチヤ」ダウンロードは、公式HP様から。 http://wheat.x0.to/game/

実況動画は、猫鮪のゆっくりボイスがアホっぽくていい感じ。 http://www.nicovideo.jp/mylist/24314697


俺のブログが理解出来るような良く訓練されている人は、前作の「マヨヒガ」から入ったほうがいいかも。

公式にも

>前作「マヨヒガ」とは特につながりなし。(ただし先に「マヨヒガ」をプレイすることを推奨)

と書いてあるし。

ダウンロードは公式同ページから。

実況も猫鮪オススメ。 http://www.nicovideo.jp/mylist/22472116

タイガー&バニー(再放送) 第1話「All's well that ends well.」

2011年10月05日 00時48分37秒 | アニメ全般
さっそく第1話を見たぜ。

このアニメ、一発で気に入ったw

こういうのを企画出来る人は天才だと思う。


露骨にヒーローもの。

しかし蓋を開けてみれば会社所属でスポンサーを背負って戦うという子供には理解し難い話w

そのスポンサーもリアルのスポンサー。

牛角とかまじ吹いたわwww

これは発想の勝利だなあ。


全体的にデザインがアメコミ調。

第一印象で好き嫌いが分かれそうに思えるが、

X-MENやキャプテンアメリカがハリウッド化されるくらいだし、意外と最近の若者でもすんなり入れるのかもしれない。


主人公「虎徹」が子持ちのオジサンなので、このアニメ大丈夫か?と心配になってしまったが

クールなイケメン「バーナビー」が登場。

会社の方針でコンビを組んで戦っていくことに。

大雑把で熱血直進な虎徹と、ヒーローとしてどこか割り切っている感のあるバーナビーがとても対照的だ。

相反するコンビが、どう互いを理解していくのか。

ヒーローもののお約束として、ヒーローの在り方を考えなければならない場面を予感させる。


なるほど、納得。

第1話からして掴みはOK。

シンプルで分かり易い内容だからなのか、本当に上手いと思った。

これでバトルアクションとかも売りに出来るのだから、企画者大勝利。


やたら評価が高いのも第1話で理解出来てしまった。

リアルタイムで見ていなかったことが悔やまれる。


まだ見ていない人も、BS11で7日(金)の18:30から再放送があるんで、見てみてはいかが?