蒼穹のファフナー EXODUS 第7話「新次元戦闘」

サブタイトルどおり、戦闘メインの回だった。


今回はアバンから鬱展開だし、これでも序の口なのかと言わんばかりに

フェストゥムに負けそうになってピンチに陥るファフナーたち。

視聴者も剣司といっしょに痛みを感じてしまうレベルの絶望感。

やっぱりこのアニメはファフナーだった。


絶望的状況から力が覚醒して逆転する展開はロボットアニメの王道そのものだが

この作品に限っては、覚醒しても安堵が感じられないんだよな。

勝利しても不安しか残らないという。


そして、いよいよザインとニヒトが開放されたが・・・。

ヒーロー登場キター！

という雰囲気が全く感じられない。

これから何が起こるんだ・・・と不穏な空気が漂っている。

やっぱりこのアニメはファフナーだった。

デス・パレード 第6話「クロス・ハート・アタック」

ギンティの猫がかわいかったので神アニメ。


ハイセンスで楽しげなOP映像が好評の「デス・パレード」。

その内容は、OP詐欺と言われるほどシリアスなものだったのだが・・・。

4話あたりから少しコミカルな要素が目立って来て、

今回は、完全にギャグ回。

いいことを言って感動を誘うシーンだったのかもしれないが、それを吹き飛ばすほどの馬鹿馬鹿しさ。

こういうの大好きです。


作画も素晴らしい。

今回に限ったことではなく、このアニメは作画の凝り方が半端じゃない。

キャラクターの動きが細かいし、表情まで良く動く。

今回の顔芸はやりすぎだがｗ


全体的に演出のセンスがいいし、作品の方向性が全く読めない点もある意味センスだと思う。

謎だらけの世界観だが、謎解き要素とかあるのかな＾＾；

アルドノア・ゼロ 第17話「謀略の夜明け -The Turning Wheel-」

2期になって、微妙な印象ばかりで感想記事を書いていなかったが

今回は会話メインで、いつもと趣が違うと感じた。

本作のセリフは、ウェットに富んだものが多くて面白い。

それが今回のエピソードでも発揮されていて思わずニヤリとしてしまった。


今回の会話シーンの構成も興味深い。


イナホとユキ姉の会話（地球サイド同士）

イナホとマズゥールカの会話（地球サイドと火星サイド）

イナホとライエの会話（地球サイドと元火星サイド）

スレインたちとマリルシャンの会話（火星サイドと火星サイド）


と、それぞれの立場での思惑が分かり易い構成になっている。

特に注目すべきはマズゥールカとマリルシャンの2人。 火星サイドの人間だ。

マズゥールカは、いい人なので残念な結末になりそう。

死亡フラグ不可避＾＾；

マリルシャンは、普通に考えると愚かしい自殺行為なのだが

本作のシナリオは超展開もありえるのでどうなるものか。

1期ラストでも死ななかったザーツバルム卿が、2期の序盤であっさり退場したのは予想外だった。

まだまだ何が起こるか分からない。