チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

夏目友人帳 肆 第8話「惑いし頃に」

2012年02月25日 03時01分35秒 | アニメ:夏目友人帳
アニメは通算47話だが、毎回毎回イイハナシが多すぎ。

原作が何話あるか知らないが、よくネタが尽きないなと。


短編より長編のほうが面白いというのは前回書いたが、1話完結の短編は、それはそれで魅力がある。

提示される情報量が少ないので、見所がはっきり分かる点が嬉しい。

例えば、登場キャラ。

今回の第8話は、既存の脇役である七瀬が中心人物として登場。

七瀬の回想シーン、つまり過去が物語の中心となるが、

その過去と夏目の居る現代を繋げる橋渡し役として小天狗というゲスト妖怪が登場。

そしてミカゲという見るからに重要人物っぽい男が現れ、七瀬を悪鬼から救う・・・。


このように、主役、橋渡し役、重要人物、敵 と役割分担がはっきりしているのだ。

そこに主人公の夏目やニャンコ先生が何かしら共感する立場として関わっていくのだ。


「WORKING!!」の記事でも触れたが、キャラクターの役割分担がしっかり完成していると、いくらでも物語を生み出すことが出来る。

いくらでも既存キャラの物語を膨らませられる。

いくらでも新キャラやゲスト妖怪を登場させられる。

「夏目友人帳」はそういうシナリオに適した作品と言える。


今回の話は、特に伏線が上手かったように感じた。

物語性が切なくて感動した云々はこの際全く評価しないことにする。

ただ純粋にシナリオに感心させられた。

夏目友人帳 肆 第2話「東方の森」

2012年01月11日 01時50分42秒 | アニメ:夏目友人帳
夏目友人帳 肆(なつめゆうじんちょう し)

第2話「東方の森」



第2話でもう最終回級の感動なんだがw

1話完結もいいけど前後編もいいな。

話の厚みが違うね。

それならもっと長編な話も見たいと思ってしまう。


第4期にもなってまだ飽きずに楽しめているのはなぜだろうか。

おそらく、人間も妖怪も含めて登場キャラクターが好きだからなのだろう。

ニャンコ先生及び斑のニャンデレを筆頭に、脇を固めるサブキャラクターたちも大好きだ。


今回の第2話では、人間の友人たちは活躍が無かったが、妖怪の友人たちはとても魅力的だった。

ニャンコ先生は斑の姿を開放し、自称「本気」の一端を見せるだけで的場を圧倒した。

斑時の凄みの所為で少し恐い印象だが、それでも夏目に対してはニャンデレになってしまうという、かわいいところも。

ヒノエは、今や完全にレギュラーキャラだ。

第3期あたりからコミカルな面が目立つようになって来ている。

三篠(みすず)もなにかと出番が多い。

斑に劣らぬ強面だが、夏目の人間としての立場を案じてくれるなど、良き理解者であることは間違い無い。



友人帳の力を使わずとも、夏目のために力を貸してくれる妖怪たち。

友人帳も妖怪も守らなくてはならない。

夏目も妖怪たちを友人として認めているから。

今回はそういったテーマの話だった。

夏目友人帳 肆 第1話「とらわれた夏目」

2012年01月04日 00時27分54秒 | アニメ:夏目友人帳
第4期!


すげぇよ、第4期だよ。

累計40話だよ。


ニャンコ先生を見られるだけでも幸せなのに、話も普通に面白いんだよな。

40話もあるのに毎回飽きさせない。


第4期の最初を飾る今回の話は、いきなり的場絡みの話。

的場は、初の人間の敵として第3期から登場している。

夏目VS妖という図式を崩す存在。

回を重ねるごとに、夏目は妖の存在を受け入れられるようになって来ている。

要するに、妖の「心」を理解しようと前向きになって来ているのだ。

そこで的場という敵が登場したことによって、夏目は自身の立場を改めて認識することになる。

妖を守れるのは、妖と心を通わせられる自分だけなんだ、と。

夏目友人帳 参 最終話

2011年09月27日 04時19分00秒 | アニメ:夏目友人帳
いつもと違ってほとんどがギャグ調だった。

ニャンコ先生もはっちゃけすぎて斑の姿で暴れ回る始末。

第3期最終話は、終始楽しげな雰囲気で終わった。


人間とも妖とも仲良くなれた夏目は、レイコとは違った幸せな日々を手に入れたのだった。

めでたしめでたし。

完。




と思いきや提供の後に夏目友人帳 肆を発表。

なんて読むのか分からないw

ニャンコ先生が3ヶ月間待ってくれと言っているので、第4期と合わせて分割2クールだったということか。

リアルタイムで見ていないから知らなかったが、第1期と第2期も分割2クールだったんだな。

3年越しで同じ月に放送しているんだな。

3ヶ月なんてあっという間だと思うが、第4期も楽しみにしていよう。

夏目友人帳 参 第12話

2011年09月20日 22時56分16秒 | アニメ:夏目友人帳
藤原夫妻というキャラは反則である。

特に「温かい家族」は俺にとってコンプレックスであり、良くも悪くも反響が大きいテーマ。

藤原夫妻関連のエピソードは無条件で感動する。

そして幸せそうな夏目と、それを見守るツンデレなニャンコ先生を見ていると、熱いものが込み上げて来る。

嫌なことを全て吹き飛ばしてくれるような、とても温かなこの作品に、感謝を。

次回、第3期最終回。

夏目友人帳 参 第4話

2011年07月26日 02時34分48秒 | アニメ:夏目友人帳
神回。


第3期ともなれば、ネタ切れで微妙な回が多くなってしまうのが普通だが

今回も傑作だらけ。

むしろ第4話は今までの中でもトップクラスなほど感動した。


オチもクソもなく、ベッタベタなよくある話なのに

なぜここまで心に沁みるのか。

幼い夏目がニャンコを抱いているシーンで感極まって、成長した夏目と妖(名前は明かされなかった)が再会するシーンで涙腺崩壊。

とても優しい妖だった。

「優しさ」を理解出来るのもまた優しさだと教わった。

夏目が幸せなのを見ているだけでも優しい気持ちになれるアニメ。


夏目友人帳 参 第3話

2011年07月19日 03時14分01秒 | アニメ:夏目友人帳
ドライヤーをあてて毛が逆立ったニャンコ先生を見てまじで吹いた。

ニャンコ先生がブサイクすぎて萌え死ぬ。

ニャンコ先生がブサイクすぎて生きてるのがつらい。


俺はなぜこのアニメでこんなに癒されているのだろう。

俺はロボットとかファンタジーとかが大好きな厨二病のはずだ。

男同士が友情で頬を赤らめたりするようなアニメを見て微笑ましく思うような人間ではないはずだ。

ニャンコ先生の仕草を見ているだけでニヤニヤしてしまうような人間ではなかったはずだ。

これでは感性が乙女ではないか。

我ながら気持ち悪いぞ。


ちなみにBD-BOXは購入済です。

DVD持ってても買うだろ常考。

夏目友人帳 参 第2話

2011年07月12日 02時57分16秒 | アニメ:夏目友人帳
レイコはすでに他界しているという設定だが

その死因などは明かされていない。


1期、2期と見続けてきた我々は、レイコが本当は「人間の友達がほしい」と思っていることを理解している。

寂しさを埋めるために妖の名前を集めていることを理解している。


孫である夏目には人間の友達が居る。

夏目は妖に名前を返している。


レイコと夏目の対比が主軸として描かれることが多い。

レイコが成し得なかったことを夏目が遂げる物語になるのか、

実はレイコにも人間の友達が居て、夏目と同じように幸せだったのだという物語になるのか。

今後の展開も目が離せない。

夏目友人帳 参 第1話

2011年07月06日 01時28分42秒 | アニメ:夏目友人帳
待ってました神アニメ。

俺が大好きなアニメの第3期。


改めて、どんな作品なのかを紹介しよう。


あらすじ。


人には見えないもの、「妖(あやかし)」が見えてしまう主人公の夏目。

そんな自分を理解してくれる友人など居ないし、他人を信じることも出来ない。

死んだ祖母の「レイコ」も同じだった。

レイコは、妖にちょっかいを出しては「友人帳」に名前をもらうという行為を繰り返していた。

友人帳に名前を書いた妖は、レイコに絶対服従となってしまう。

レイコの遺品の中から友人帳を見付けた夏目と、友人帳から名前を取り戻そうとする妖との出会いや争いが描かれる。


テーマは心の交流。


妖と心を通わせたことによって、夏目は自分から相手を理解しようとすることの大切さを学ぶ。

人も妖も同じ。

身寄りがなく血縁でもない夏目を引き取ってくれた藤原夫妻を始め、次第に周りの人間にも心を開いていくようになった。

時に温かく、時に切なく描かれる本作のテーマは、「人と妖との交流」、「人と人との交流」だ。


見所。


上記のように、心温まる感動系のエピソードが中心だが

個人的にはニャンコ先生の存在が一番の見所と言いたい。

ニャンコ先生は、招き猫を依代とした、笑える・・・もとい、かわいらしい姿の用心棒だ。

その正体は、強力な力を持った「斑(まだら)」という名の妖である。

このキャラクター設定が本当に素晴らしい。

もう解説不要だから、とにかく見て欲しい。

7割くらいはニャンコ先生のために視聴を続けているくらいだ。

ちなみに、藤原夫妻がニャンコ先生に「それぞれ勝手に別の名前を付けている」という設定が俺のお気に入り。

見る度にニヤニヤしてしまう。


第3期、第1話が終わって。


以前と変わらぬ好印象。

お得意の二段オチも良かった。

基本的には1話完結型なので、続きが気になってヤキモキするようなことはないのだが

今回のようにオチが切ないエピソードが多く、やり切れない感情のまま、終わる。

でもどこか温かい。

そんな話。


今回も神アニメでした。

夏目友人帳3期

2011年03月25日 00時26分20秒 | アニメ:夏目友人帳
アニメ第3期キタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━!!

http://news.nicovideo.jp/watch/nw45137

7月より放送決定!

まじ俺得アニメ!



前回の記事は「第2期も見てみようと思う」で終わっていて、それ以降2期の記事を書いていないわけだが

ちゃんと2期も見たんだぜ。

去年の7月にリアルで悲しい事件が起こりまして、感想を書くどころじゃなかったので記事を書いていないだけでした。

2期も安定した面白さだったね。


そして、待望の第3期!

期待度の上昇がマッハでハードルが高くなりそうw


さらに1期と2期収録のBD-BOX発売だと・・・?

1期も2期もDVD全巻持っているんだが^^;^^;^^;

仕方ない、BD-BOXも買うか^^




アニメ第2期「続 夏目友人帳」の再放送が4月7日よりスタート。

テレビ東京にて毎週木曜27時より放送。


との情報もあるので、気になる人はチェックしよう。