チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 第3話「モテないし、悪天候」

2013年07月29日 00時58分25秒 | アニメ全般
どうやらこのアニメは、原作の複数のエピソードを混合して再構成しているらしいじゃないか。

原作は未読なので知らなかったが、天才的な構成力だな。

全く違和感が無い。

それどころか、下手したら原作より面白いんじゃねーの?

2段オチに関しても、2つのエピソードを混合した結果、生まれたものだったようだ。

本当に上手い。


もこっちの周りの人間は、いいひとばかりなんだな。

もこっちはネガティブ思考ゆえに自分から周りを遠ざけているという。

しかし、そんなクズ人間であるもこっちが主人公だからこそ魅力的な作品なのだ。

クズじゃなかったら普通に友達も居るだろうし、ただの日常アニメとして完結してしまう。

その程度の作品に対して、ここまでベタ褒めすることなんてあり得ない。

やはり本作で重要なファクターを持っているのは、主人公であるもこっちだ。

もこっちが魅力的である限り、俺は賞賛し続ける。

ダンガンロンパ 第4話「週刊少年ゼツボウマガジン (非)日常編」

2013年07月28日 01時00分23秒 | ゲーム:アニメ:ダンガンロンパ
ちょwwwwwOPwwwwwww

何が起こった!?wwwww


俺らが「原作まんまでつまらない」とかにわか発言丸出しだったからか?

まぁ、それはいいとして、今回もスピード展開だったな。

CHAPTER01で3話かけたところを、今回は1話で捜査終了まで進んだ。

と思ったけど第1話はCHAPTER01ではなくPROLOGUEだったか。


CHAPTER02は原作でも理解が難しいシナリオだったが

トリックと謎解きに関してはかなり好きだ。

手掛かりや伏線が秀逸なんだよな。

ただ、これだけ尺が短いと、無駄なエピソードを目立たせて重要な手掛かりを隠すというお約束の手法が難しいからな・・・。

しかし、今回はけっこういい感じなんじゃないか?

キャラクターが3人消えたことによって1人あたりの出番が増えたように見えたし。

キャラクターの濃さが理解できるようになってからが本番だ。

やはり俺の青春ラブコメは間違っている。

2013年07月26日 23時23分40秒 | アニメ全般
BD1巻、2巻を視聴。

テレビ放送では全話視聴済み。

原作は未読。


これは評価が難しいアニメだと思った。

信者とアンチが共に騒ぎ立てるというのも理解できるレベル。


BD1巻の特典となっている「小説6.25巻」を読んだことで理解できた。

なるほど、原作はこんな感じなのかと。

作者のことはよく知らないが、「若さ」とか「勢い」を感じる文章だと思った。

俺は本を読まない人間なので、「ラノベ」という娯楽作品に対して特別に思うところは無い。

今回の特典は普通に楽しめたし、原作を読んでみたいという気持ちも得られた。


だが、逆の場合はどうだったのだろうか。

原作を読んでからアニメを見た場合。

俺には想像することしかできないが、自身が求めるものによっては満足できないのが当然ではないだろうか。

特にこの作品は提示される情報量が非常に多いので、

全ての情報を均等に注目できるくらい娯楽作品慣れしていないと、作品の魅力を正しく理解できないはず。


アニメというメディアで提示できる情報量は限られている。

そう言った意味では、アニメ版は良くできていると思う。

完成度が高いと言っていい。

主要キャラクターの魅力をたった13話で描き切っているのが素晴らしい。

きっと原作の半分にも満たない量なのだと予想されるが、

皮肉たっぷりのセリフ回しや、オタク知識がないと理解できないパロディネタなどが、バランス良く描かれている。

たった13話でよくやるなと感心する。


しかしまぁ、BDで見るほどのものではないかなw

コレクターグッズとして手に入れるのはアリだが、画質的には録画で十分。

作画は微妙なので、修正されるなら買ってもいいかな程度。

俺は録画していないので2巻まで買ったさ。

結果的に特典の「6.25巻」が面白かったので、BDは買う価値ありとオススメさせてもらう。

そして、原作は更に面白いだろうと予測する。


文章から察するに、この作者はかなり痛い人だと思うのだけれど、同時に天才だとも思う。

深く考えて書いていないんだろうなと、素人目で読んでも理解できてしまう程度の文章だが

そこは逆に凄いと言える。

思い付きで書いているとしたら、ここまでリアルにリアルじゃないものを描けるなんて天才すぎる。


アニメ版と異なると感じられたのはその辺りの点だな。

アニメ版は良くも悪くも丁寧な感じ。

原作は色々と荒ぶっている。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語 / [後編] 永遠の物語

2013年07月23日 21時55分18秒 | アニメ全般
テレビシリーズのBDは全巻持っている。


内容的な差異は特に感じられないが、

作画の描き直し

画質の向上

音声の変更

などが最も変わった部分だと思われる。

新OPが描き下ろされていたり、テレビシリーズのOP(ノンテロップver)が演出の一環として挿入されたりで、新鮮な部分もあるのだが

まぁ、良くも悪くも「総集編」という印象だった。


しかし、「総集編」なのにテレビシリーズと差異を感じられないというのは、逆に凄いことだ。

どこのカットを削ったのか全く分からなかった。

とてつもないボリューム感で、不足を感じさせない完成度。

これから新規で「まどマギ」を見てみようという人には、本作を推奨する。

戦姫絶唱シンフォギアG 第3話「終焉を望む者、終焉に臨む者」

2013年07月22日 23時42分35秒 | アニメ全般
クリスちゃんがかわいすぎて生きるのがつらい・・・


やはりコメント付きで視聴するのが最高だな。

このアニメはニコニコで見るべき。


1期と比べて明らかに予算が高くなっている。

全体的に「余裕」みたいなものが感じられる。


ワイルドアームズネタが3つくらいあったようだが、全然気付かなかった。

もう記憶に残ってないんだな・・・。

ファン失格だ・・・。

シンフォギアも面白いけど、ワイルドアームズ2以降のリメイクもお願いします。

ダンガンロンパ 第3話「イキキル 非日常編」

2013年07月21日 02時12分09秒 | ゲーム:アニメ:ダンガンロンパ
EDからCパートにかけての霧切さんとの会話シーン

原作でも屈指の感動シーンなんだが・・・

原作を知らないと難しいだろうな・・・。

舞園さんがどれほど追い詰められていて、どれほど葛藤していたかという事情を理解できないと、難しい。

アニメ版だと、舞園さんのことを理解する間を与えてくれずに終わってしまった。


舞園さんに裏切られたことを知った苗木が、最終的には霧切さんの言葉で救われるという。

たったこれだけのエピソードでも、

苗木の心情がどう揺れ動いていたか。

舞園さんの葛藤は同情できるか。

この2点に対する理解度によって感動するか否か二分することになる。


原作を知る者にとっては、屈指の感動シーンをもう一度見られるというだけで感謝するところなのだが

初見の人はおそらく、犯人が誰だったかと、そのオシオキの壮絶さくらいしか記憶に残らないだろう。

(厳密にはオシオキも規制が入っていて、原作よりぬるくなっているのだが)

ゆえにダンガンロンパアニメ版は、初見さんにオススメできる完成度ではない。

今後もこういうケースが想定されるので、原作を先にプレイしておくのがベター。


原作プレイ済みの人には、全然アリ。

普通に楽しいです。

最後のシーンも泣きそうになった。


あと、これだけだと桑田怜恩がかわいそうなので補足しておくが

間違いなく彼も被害者の一人である。

桑田怜恩は、舞園さんの計画に利用されたに過ぎない。

舞園さんに襲われて反撃したら逆に追い詰めてしまった、という感じで事故に近い形となっている。

だがしかし、その後が悪かった。

犯行がバレなければ生き残れるという悪魔の誘惑に負けてしまった。 クマなだけに。

なので、犯人としては微妙に同情できないが、オシオキを見てしまうと同情できるという、

なんともやり切れない絶妙な後味の悪さを残して終わるのがダンガンロンパ。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 第1話「モテないし、ちょっとイメチェンするわ」

2013年07月16日 02時30分53秒 | アニメ全般
タイトル長ぇーよw


原作未読。

ニコニコの上位にあったので視聴。


声を出して笑ってしまうところもあり、これは傑作の予感。

笑えるけど、なんか切ない。


このアニメの凄いところは、主人公がとても魅力的に描かれている点。

作中で「モテない」「友達が居ない」というステータスで描かれているもこっちが、逆にかわいく思えてしまう。

自虐的な題材なのにむしろ魅力的という、こんなに斬新な作品は見たことがない。

これは発想の勝利であると同時に、演出などによる表現力の上手さを賞賛したい。


男性である俺の視点でももこっちはかわいいと思う。

女性から見たもこっちもかわいく映っているのだろうか。


女の子が主人公なのに普通に感情移入できてしまう俺の性格も相当アレだが、

やはりこの作品の「見せ方」が上手いからこその共感だろう。

意外と幅広い層に共感される逸材なのでは?

ダンガンロンパ 第2話「イキキル(非)日常編」

2013年07月14日 01時24分34秒 | ゲーム:アニメ:ダンガンロンパ
ちゃんとアニメ版用にOPが用意されていたんだな。

前回のOPだと、原作とほとんど変わらなくて面白味が無いからな。

俺は原作厨なので前回のほうが好きなのだが、面白さの度合いで言ったらアニメ版のほうが上だな。


江ノ島盾子の顔を見た印象が写真と違うというエピソードが、前回ではなく今回に入っていた。

前回やらなかったので、カットされてしまったのかと残念に思っていたが

個人的に好きなエピソードなので、カットされなくて良かったと安心した。

会話するのが苗木じゃなくてさくらちゃんに変更されていたが、さくらちゃんも好きなキャラなので俺得です。

さくらちゃんの出番が増えるのは嬉しいが、やっぱり尺が短すぎぃ。


捜査パートはサクサクすぎて笑えた。

ものすごい勢いで証拠を入手していったな。

入手エフェクトは原作まんま。


学級裁判に入る前に終わってしまった。

次回からの展開が非常に気になる。

原作を知っていても気になる。


EDの映像(ほぼ静止画だが)も前回と変わっていたな。

スタッフロール間のキャラクターのドット絵にペケ印が・・・。

脱落したキャラクターが次々と消されていくのだと思われる。

同時に、背景のイラストにも一つの仮説が立てられる。

描かれていたキャラクターは、舞園さん、苗木、江ノ島盾子の3人。

苗木は主人公だから別として、舞園さんと江ノ島盾子は今回死亡したキャラクターである。

以上のことからEDの背景イラストは、死亡したキャラクターが順次追加されていくものだと推測できる。

次回で○○○○が追加されれば仮説が立証されるな。


思い入れの強いキャラクターが居なくなってしまっても、EDでイラストを見ることができるという切ない采配・・・。

なぜ切ないのかって?

これ以上言うとネタバレになっちまうわ。

Xenoblade ゼノブレイド その6

2013年07月11日 23時39分57秒 | ゲーム:Xenoblade ゼノブレイド
未来を変えるRPG ゼノブレイド。



ネタバレありですのでご注意ください。


※画像は転載です。


Beyond the Sky ~エンディング編~




2周目をクリアした。

RPGを周回プレイして、かつそのままクリアできたゲームはゼノブレイドが初めてだ。

周回プレイではなく、年単位で時間を置いてクリアしたRPGだと「ワイルドアームズ2ndイグニッション」がある。

原作で1回、リメイク版で1回という合計2回クリアしたRPGだと「ファイナルファンタジー3」がある。

大好きな「グランディア」でさえサターン版1回クリアのPS版放置というやる気の無さ。


そんな俺がなぜ2周目をプレイする気になったのか。

まず、当然のことだが、やり込む価値があると思えた点が大きい。

バトルが面白いので、キャラクターの強化は立派なやり込み要素だ。

1周目で強化し切れていないアーツや、スキルの習得については、2周目で再び手に入るAPとSPが役立った。

更に、2周目以降はキズナコインの上限枚数を上回ることができる。

強敵討伐にはスキルリンクを増やすことが欠かせないので、キズナコインは多いほうがいい。

結果的には1周目のセーブデータで雪檻のアバーシ討伐まで済ませてしまったのだが。


次に、取り逃すことで未達成になる要素があったこと。


・ストーリーを進めると進入不可になるエリアのランドマークとロケーション発見

・ストーリーを進めると進入不可になるエリアのユニークモンスター討伐及びキズナコイン入手

・ストーリーを進めると消滅するクエスト


この3点は攻略情報無しで達成はなかなか難しい。

俺が主に未達成だったのは、以下のとおり。


・大剣の渓谷のランドマーク(秘境)「モナドの爪痕」

・機神界フィールドのロケーション「廃棄燃料タンク」

・中央工廠のロケーション「演習場屋上」

・上記エリアで計5体くらいのユニークモンスター討伐

・サイハテ村のクエスト「裏切りのバーン」関連

・皇都アカモートのクエスト複数

・コロニー6ジャンクス内でのメリアの独白


それ以外はほぼクリアした。

エンディングを見た後、攻略情報を解禁してから回収できる要素については、1周目のセーブデータで達成した。


そういった理由で始めた2周目だが、アイテム管理が面倒というこのゲームの悪いところがまた発揮されてしまった。

2周目に引き継げる装備と素材の数に制限があるという面倒臭さ。

適当に上位から1種類ずつ選択した。


面白いと思ったのは、1周目クリア時に装備していた武器防具は2周目でもそのまま装備しているという点。

OPムービーで裸のダンバンさんや、チュートリアルイベントで機神兵と見間違えそうなほどゴツいラインを見られるぞ。

OPムービーのムムカが改造verになっているのも笑える。

あと、シュルクの武器が最初からモナドⅢになっている点も面白い。

性能もチート級に強いが、何より面白いのが、

モナドを手に入れていない初期の頃や、モナドをザンザに奪われた後でも、シュルクの手にはモナドが存在している違和感。

もちろんセリフは噛み合わない。

コロニー9襲撃のときは、モナドを背に携えながら「モナドを回収する」と発言して研究棟へ走る。

ザンザは「モナドも無しで何故!?」的なセリフを吐くが対峙するシュルクはしっかりモナドを握っている。

「モナドは誰もが持ち得るもの」と心の中で答えるのがゼノブレファンのセオリーか。


ちょっとこだわったプレイということで、1周目クリア時の装備を初期装備にしてみた。

全キャラの初期装備を残していたゆえの企画。

1周目クリア時に装備していた武器防具は2周目でもそのまま装備しているという理由から、一部を除いて初期装備は二度と手に入らない。

そんなことは全く知らなかったが、アイテムをなるべく手放さないプレイスタイルだったので偶然にも全て揃っていた。

装備によって外見が変わるゲームなので、公式イラストそのままな初期装備が逆に新鮮だった。


2周目は、加入後から最後までずっとメリアを操作できるという幸せなプレイができた。

1周目ではヘイトを稼ぐとすぐ死ぬので終盤しか使わなかったが、2周目は抜刀「スピアブレイク」というサモン(物理)な立ち回りで無双した。

スターライトニー! アイタタタ・・・

初期装備でも防具にスロットがあるので、「移動速度アップ」を装着できる点も素晴らしい。

頭装備は「ピスティスキャップ」が初期装備グラフィックだったのでそれで妥協した。(メリアの頭装備はイベントで消えるので手に入らない)

メガネ装備も超絶に素晴らしいので、見たことがない人はお試しあれ。

そんな感じで、2周目は神をも蹴り殺すメリアちゃんが主役でしたとさ。


2回目に見たエンディングもまた良かった。

特に「Beyond the Sky」が流れるところは反則だろう。

シュルクたちが未来への一歩を歩み出しているところにアルヴィースの未来視(ビジョン)。

それを見るプレイヤーは、結末を迎えた達成感と、ゼノブレイドの世界から開放される喪失感を同時に得ているのだ。

感動しないはずがない。

声を上げて宣言しよう。

最高のRPGであったと。

同制作チームの新作が発表されていたが、敬意を表して確実に買わせていただこう。