チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

うたわれるもの リメイク

2017年11月10日 01時01分21秒 | ゲーム全般

うたわれるもの 散りゆく者への子守唄

リメイク版がPS4とPSVitaで発売決定。

http://nico.ms/1510037525

2018年4月26日発売予定。




俺はアニメでしか知らないにわかなので購入しようと思う。

アニメ版はBD-BOXを持っているくらい大好きです。

でも「偽りの仮面」と「二人の白皇」は積んでいる。

PS4版を持っているのに全くプレイしていない。

だからこそ「散りゆく者への子守唄」リメイク版を買おう。

勢いで全部クリアしてしまおう。


人気のフリーゲーム

2013年08月02日 23時53分43秒 | ゲーム全般
以前の記事で紹介した「マヨヒガ」と「オシチヤ」というフリーゲームを覚えているだろうか。

今、その作者さんの新作ゲームが注目を集めている。

その完成度の高さから絶賛の声がクチコミとして広まり、

人気実況者によって動画が上げられたことで一気に有名になった。


名は「デンシャ」。


以前はRPGツクール製だったが今回は違うようだ。

探索・謎解き系のゲームなので、頭が回らないと時間がかかる可能性があるが、普通にやれば1時間程度でクリアできる。

苦手だからプレイしたくないという人は↓の実況動画で皆といっしょに楽しもう。

(アンチのコメントが大量にあるので、スルーできない人にはオススメできない)


デンシャから出られない【実況】1両目



ゲームオーバーやホラー要素は無いのだが、演出が凄すぎてショックを受けるかもしれない。

この作者さんは演出のセンスが光っている。

好き嫌いは別として、「凄い」としか言いようがない。

そして、その抜群のセンスを、ゲームという娯楽作品として表現し、完成させている。


CGの美麗さや、キャラクターデザインばかりを売りにしたゲームが多い昨今、

無料で遊べるゲームが評価を得ている点はとても興味深い。

今回のケースは、作者さんが天才だっただけとも言えるが、プレイヤー側がきちんと内容を評価していることが大きい。

デンシャという作品は、「フリーゲームであろうがドット絵であろうが、内容が良ければ正しく評価される」ことを証明した。

グリーフシンドローム

2011年11月16日 19時29分01秒 | ゲーム全般
こんな笑える面白いゲームがあったなんて知らなかったぜ。




さすが「ひぐらしデイブレイク」を作った黄昏フロンティアだ。

いい仕事をしてくれる。


敵を耕す杏子ちゃんまじ天使。






時間を止めて爆弾を置く作業もバッチリなのです。

あうあう。






負けたら首がもげるかと思ったがそうでもなかった。

安心してプレイできるね^^






驚きの黒さ!

やり方さえ分かっちゃえば簡単なもんだね。






こいつを倒せばエンディング。

消滅させる願いなんていうチート技は存在しないので、LVを上げて殴り殺そう。





初エンディングは、さやかと杏子ENDでした。


ゲームバランスは良く出来ていると思う。

雑魚戦は無双ゲーのように爽快に進んで行く。

ボス戦はクセがあって、初見だと攻略方法が分からず苦戦することもしばしば。


協力プレイだとまた違ってくるのかね。

非公式だがオンラインに出来るツールもあるようだし、完成度がかなり高いことが分かる。

グラフィックや演出も凝っていて、妥協しない本気っぷりがうかがえる。

ただし、ボイスは無しなので「ひぐらしデイブレイク」のような豪華さには欠ける。


追加キャラは分かっていても吹いてしまう。

攻撃の巻き添えでどんどん爆死するので、今までの恨みを晴らせるぞ。

こんな幸せな気持ちでプレイ出来るなんて初めて!

RPGツクールのフリゲ

2011年10月05日 22時06分35秒 | ゲーム全般
なんで積みゲーがたくさんあるのにフリゲなんかやってるんだって?


短編ゲームとかだと、時間が無くても楽しめるところが素晴らしいよね。

あと、ニコニコで実況動画を見るのもいい。

コメントを見ながらだと、みんなでワイワイやってるみたいで楽しいぞ?


このブログで以前に紹介したものだと、「のび太戦記ACE」と「コープスパーティー」があったな。


「のび太戦記ACE」に関してはエターなっていると思われるので残念だがw


「コープスパーティー」は、フリゲの域を越えてコンシューマで発売されているほどスゴイ作品。



そして今回紹介したいのは、「オシチヤ」というゲーム。

公式HP様 http://wheat.x0.to/game/


2006年にRPGツクール2000で制作された古いゲームだ。

まずは、RPGツクールというゲーム制作ツールについておさらい。


RPGツクール2000は、さすがに10年以上前のツールなので色々とショボい。

解像度なんて320x240しかない。

しかし、作り手側からすると、ドット絵に凝らなくて済むので作り易いというメリットがある。

動作が軽いという点も(当時は)嬉しいものだった。

俺は実際にRPGツクール2000でゲームを制作したことがあるが、

ドット絵を打つのは時間と労力をかなり消費する作業。

解像度は低いほうが楽というわけだ。


RPGの基本機能はデフォルトで用意されているが、

オリジナリティを出したいと願う拘りのツクラーたちは、自作で戦闘やメニューをプログラムするのだ。

例えばデフォルトでは「ドラクエ式」の戦闘画面だが、自作で「FF式」のサイドビューバトルを作ることも出来る。

普通のMAP画面にキャラを配置して「変数」にパラメータを代入して「条件分岐」で行動を制御して・・・みたいな。

それを敵味方全て。

素早さ順にターン制なのか、アクティブタイムなのか、アイテムは所持しているのか、いくつあるのか、敵のAIパターンは・・・

というのを全て自分でプログラムを組まなくてはならない。

「変数」や「条件分岐」を駆使してゲームデザインをするのは、

ゲーマーとしてのセンスとプログラマーとしてのスキル、両方が必要になるというわけだ。

プログラミングの知識があれば造作も無いのだが、俺らのようなパンピーにはなかなか厳しいものがある。


そこで話は「オシチヤ」に戻る。

このゲームのジャンルはRPGではなくアドベンチャーとされている。

戦闘はなく、ゲームオーバーは即死イベントだけだ。

デフォルトのメニュー画面も出ないようになっていて、本作特有のゲーム性を味わえるようになっている。

俺の感想だと、ジャンルは「謎解き脱出アドベンチャー」というところか。

細かい解説は割愛させてもらうが、本作のセンスの良さを少しでも感じ取ってもらえたら嬉しい。

7つある全てのエンディングを見終わったあとは、日本人に生まれて良かったと言わざるを得ない。


こういう神ゲーが埋もれているのがフリゲのいいところなんだよな。

青鬼とかのびハザもいいよね。

他にもオススメがあったらぜひ教えてください。



「オシチヤ」ダウンロードは、公式HP様から。 http://wheat.x0.to/game/

実況動画は、猫鮪のゆっくりボイスがアホっぽくていい感じ。 http://www.nicovideo.jp/mylist/24314697


俺のブログが理解出来るような良く訓練されている人は、前作の「マヨヒガ」から入ったほうがいいかも。

公式にも

>前作「マヨヒガ」とは特につながりなし。(ただし先に「マヨヒガ」をプレイすることを推奨)

と書いてあるし。

ダウンロードは公式同ページから。

実況も猫鮪オススメ。 http://www.nicovideo.jp/mylist/22472116

ひぐらしVSダブルキャスト その3

2008年11月19日 23時44分44秒 | ゲーム全般
前回の続き。

同じくネタバレを含みます。



視点

謎を解くためには、プレイヤーは情報を集めて推理しなければならない。

情報を集めるには、プレイヤーは物語の主人公たちの体験を見なければならない。

つまり、主人公たちの視点こそが情報源。

ひぐらし

表向きの主人公は前原圭一・・・なのだが、シナリオによっては別の人物が主人公になることもある。

先に説明したように、各シナリオはパラレルワールドなので

鬼隠し編の前原圭一と綿流し編の前原圭一は別の主人公とも言える。

この視点の違いを理解できるかがグッドエンドを推理するための最初の課題となる。

次に、各シナリオの「隠された分岐点」に気が付く必要がある。

しかし、ひぐらしは基本的には読むだけのサウンドノベルなので

当然その分岐点は選択肢として登場せず、プレイヤーは主人公を動かすことはできない。

そのシナリオの展開や結末が変化することはない。

「このとき、この主人公は、このように行動したから、こうなった」

というプレイヤーが選べない分岐点で、もしも違う行動を取ったら・・・?

一般的なサウンドノベルゲームなどでは、選択肢まで遡って「やり直す」ことができる。

やり直した結果、さっきはバッドエンドルートだったところが、グッドエンドルートへ変化するかもしれない。

それは、主人公の視点で考えた結果、行動を選択できるからだ。

ひぐらしではそれが叶わない。

用意されたシナリオは一本道で完結してしまっている。

その一本道で、もしも、違う行動を取れたら。

もしも、やり直すことができたら。

解答編で描かれているパラレルワールドが、それだ。

その正解へ至るための分岐点を見付けることこそがひぐらしの核心だ。

しかし意地悪なことに、この物語は1つの視点だけでは正解を推理できないようなシナリオだ。

さらに、毎回違う世界(パラレルワールド)だというのだから、

推理という言葉を用いていいものなのか怪しいくらいに難解だ。

同一時間軸上の事象を異なる人物の視点で体験する・・・というシナリオは珍しくないが

1つ1つの完結してしまっている個別のシナリオから、バッドエンドを辿ってしまうような誤った分岐点を見付け出し

グッドエンドへ向けての正しい選択肢を頭の中だけで考えなければならない、というシナリオは斬新だ。

このサウンドノベルを推理ゲームと言うならば、

各シナリオの主人公たちの体験は、プレイヤーにとってのヒントにしか過ぎないというわけだ。

それがただの推理モノで終わらないのは、

1つ1つのシナリオの完成度と、個別だったはずのシナリオに隠された関連性が

劇中で熱く描かれているからだ。

そのドラマ性も高く評価したい。



ダブルキャスト

主人公=プレイヤー視点で物語が進行するので、一般的なシナリオと言える。

グッドエンドを迎えるためには、用意された選択肢で正しいものを選べば良い。

それが非常に難解なのは先に述べたとおりだが・・・

実は、ダブルキャストのグッドエンドは最凶最悪に意地悪なのだ。

まず、グッドエンドなのに複数ある。

しかもどれも釈然としない内容だ。

(なぜ釈然としないかは、3回くらい前に記事にしているのでそちらを。)

そう。

主人公の視点だけでは真の理解は難しいのだ。

シナリオ前半では、ヒロイン赤坂美月の好感度が下がらないような選択肢を選び、ジェノサイド回避に努める。

美月の好感度が低いと容赦なく殺されてしまうからだ。

シナリオ後半では、逆に美月に疑いを掛け、裏切るようなカタチで正体を暴く。

中途半端に真相に触れると、またしても殺されてしまうので

少しもスキを見せず、完璧にやらなければならない。

これでいずれかのグッドエンドになるわけだが、それは「シナリオ」を理解しているだけであって

「美月」を理解できていないのではないか。

そこが釈然としない部分だった。

では、美月を理解するためには?

ギャルゲーではないので、主人公の視点だけでは難解だ。

全ての選択肢を選んで達成率を100%にしても100%の理解は難しい。

最凶最悪に意地悪だと感じた点はそこだ。

そもそも主人公=プレイヤーというのがミスリードだ。

主人公視点だけで考えていても真の理解は得られない。

美月本人の視点で考えなければならなかった。

ドラマCDでは、本編中で語られなかった美月の本心などが聴けるが

本編だけでそこまで理解するのは不可能と言ってもいいと愚痴をこぼしたくなる。

そういった理解があって初めてグッドエンドの先が見えてくる。

今まではグッドエンドを見ても、だたの解決であって幸せがない。ハッピーエンドではない。

と思っていたが、視点を変えて見るだけで

ハッピーエンドに見える、もしくはグッドエンドの先にハッピーエンドを迎えられる確信、

といった妥協なしの結末を理解できたので良かった。


結論

総合的に見ると全然違うゲーム。

夏を感じさせる舞台という以外は全然違うシナリオ。

ホラー表現の1つとして、「女の子が豹変して狂気に走る」というものがあるが

それだけは共通している。

しかし動機や結果も全然違うので、表現が同じだった、としか言いようがない。

後出しのひぐらしが不利っぽいが、ヤンデレというジャンルが確立されてしまっている以上、パクリとは言い難い。

ひぐらしVSダブルキャスト その2

2008年11月04日 17時12分51秒 | ゲーム全般
これは優劣を競うものではない。

なぜパクリと言われたのか。

実際のところ、類似しているのか。

それを比較検証するものである。大分いい加減に。

完全にネタバレです!!!

読んでしまうと面白さが損なわれます。



印象

ぱっと見、似ているかどうか。

ひぐらし

パッケージやタイトルからはいかにもなホラー臭が漂っている。

キャッチコピーは「惨劇に挑め」。

しかし、いざゲームを始めてみると・・・

冒頭は伏線ぽい謎めいた文章ではあるものの、

シーンが切り替わると穏やかな雰囲気で和気藹々としている。

昭和58年の夏を感じさせるよくできた舞台設定。

触りだけではとてもホラーに見えない。

ダブルキャスト

パッケージは、ギャルゲーに見えてもおかしくない。

不思議な女の子と出会うところから始まる、ボーイミーツガール的なスタート。

しかも女の子は記憶喪失ときた。

王道だがキャッチーな設定なのですぐに惹きこまれる。

1997年の夏という舞台設定。我々くらいの世代だと、思うところがあって感慨深いかもしれないw

しかし、やはり印象としてはギャルゲー臭が強い。

結論

「夏」ということ以外は似ていない。

しかし、要所で挿入されるひぐらしの鳴き声は、プレイヤーに強い印象を与えていることに違いないと思われる。

ゲーム性

アドベンチャーや、サウンドノベルなどのゲームでは

プレイヤーの選択によって展開が変化するという、選択肢形式が多く採用されているが。

ひぐらし

基本的にプレイヤーの選択によってシナリオが分岐したりすることはないが、(PS版などには分岐があるが。)

鬼隠し編、綿流し編などを始めとし、異なる選択肢によって起き得るパラレルな世界が複数描かれている。

要するに、各編の主人公がどう行動したかで分岐するシナリオを、パラレルワールドとしていくつか体験することになる。

そしてそれぞれは、共通する真実を含んだバッドエンドとして終幕する。

ただの一本道では終わらない斬新なシナリオだ。

しかし、これを「ゲーム」と呼ぶのは抵抗がある。

物語の主人公はプレイヤーではないし、プレイヤーにできることは読み進めることだけ。

制作側から言わせれば、この「ひぐらしがなく頃に」という題材を読み解いて真実を推理する、

というところが推理ゲームになっているとのことだ。

ダブルキャスト

選択肢もエンディングも数多く存在する。

選択肢ひとつひとつを取っても、フラグの設定が非常に細かく、

40週以上しないと全てのパターンを見られないというボリューム。

選択肢は、主人公=プレイヤーとなって物語を進めていくカギとなるものなので

まさに「やるドラマ」。

結論

僅かたりとも似ていない。

そもそも、ひぐらしはサウンドノベルでダブルキャストは選択肢付きアニメだ。全く異なる。

シナリオ(ホラー性)

恐怖演出がどう盛り込まれているのか。

ひぐらし

上記のとおり、少年少女たちの和気藹々とした学園風景からスタートするので

頬を緩め、なにも警戒することなく物語を読み進めていくことになるのだが・・・。

「時報」により一気に恐怖のドン底に叩き落される。

その極端な転調こそがひぐらしの怖さ。

優しかった仲間が突然豹変する怖さ。

殺人犯なのか、祟りによる呪いなのか、「分からない怖さ」。

主人公の周りは全て敵なのではないかという疑心暗鬼、

親友だと自覚し始めた学校の仲間を殺してしまう主人公、

最後は主人公も怪死・・・

これは最も印象深いとされる鬼隠し編を紹介したにすぎない。

他のシナリオもプレイヤー驚愕の惨劇が待っている。

真実が明かされるはずの「解答編」に入ってもしばらくは惨劇という悲惨さ。

しかし、全てを理解したとき、惨劇はホラーなどではなく、悲劇だったことが分かる。

ダブルキャスト

主人公(プレイヤー)が思慮に足りない行動ばかりしていると

犯人にナイフで刺されて死亡(バッドエンド)したり、

ジェノサイド編に突入して生還できなくなったり、

犯人の正体が分かっても殺されてしまったり、と、常に緊張が伴う怖さ。

ジェノサイド編に至っては、まさに殺戮の夜。ホラーそのもの。

血を見せられることになる・・・。

犯人の顔が一瞬映り、笑い声で終幕する狂気のバッドエンドは背筋に冷たいものが・・・。

その顔は、どう見てもヒロインの女の子。

主人公(プレイヤー)はドン引き。

なぜヒロインが豹変するのか、その謎解きも踏まえて選択肢を思慮深く選んでいかないと

グッドエンドには辿り着けない。

結論

ヤンデレ。

なるほど、キャラクターの豹変ぷりだけを見ると同じ怖さがある。

最初は穏やか、突然転調して惨劇、という展開も似ている。

ダブルキャストはひぐらしよりも前に発表されている作品なので

ホラー性だけを見れば厨房に「ひぐらしはダブルキャストのパクリ」と言われても不思議ではない。


次回へ続く。

ひぐらしのなく頃にVSダブルキャスト

2008年10月28日 01時24分14秒 | ゲーム全般
・・・の前に。


ダブルキャストについて語ります・・・。ネタバレは少なめ。



まず、「やるドラ」ってなに?というところから。


1998年発売のプレステのゲームであり、「ダブルキャスト」はその最初の作品。

それぞれが季節をテーマにしているらしく、

夏  ダブルキャスト:1998年6月25日発売

春  季節を抱きしめて:1998年7月23日発売

秋  サンパギータ:1998年10月15日発売

冬  雪割りの花:1998年11月26日発売

となっている。

物語は、アニメを見るような感覚で進行し、

要所に選択肢が現れ、主人公(プレイヤー)がなにを選択するかによって

シナリオが分岐、変化していく。

選択肢、分岐、エンディングの多さから、「見るドラマ」ではなく「やるドラマ」と称している。


他の作品は知らないが、「ダブルキャスト」はホラー色が強い。

基本はラブコメ調なのでギャルゲーというジャンルに当てはめても間違いではないと思うが

謎解き要素は薄ら寒い内容となっていてシリアスだ。

バッドエンドへ向けてのジェノサイドっぷりは若かりし頃のプレイヤーにトラウマを植え付けたほど。

そして初回プレイでは犯人の特定が困難という探偵のいないサスペンスドラマ。

プレイヤーは主人公視点なので、自分の行動ひとつで凄惨な結末を迎えてしまうかと思うとスリルがある。



で、ここからはプレイを終えての感想。ネタバレ強。

ちなみに、俺のはPSP版。


初プレイは犯人が分からないけど事件解決?みたいなエンディングで、

2週目に挑む気を促進してくれた。

真相を暴く使命に燃える俺。

次ですぐ犯人が分かって追い詰めるところまで逝ったのに撲殺されてバッドエンド。

次は選んでない選択肢を優先的に選んでいたら、階段から落ちたところで刺されたりジェノサイドされたりなにこのゲーム。

6週くらいした後、攻略サイトを見ることに。

ほとんどのエンディングは見たと思うが、なぜか釈然としない部分があった。

「言われてるほど神ゲーじゃないな」とか「正直微妙」とか。

これは・・・Fate/stay nightのときの感想と同じじゃないか・・・!?

俺が好むハッピーエンドの条件が厳しすぎるのか!?

そう思っていた時期が俺にもありました。

(Fateは解らず終いだがw)ダブルキャストは理解できた。

理解できた瞬間、神ゲー認定。

なるほど、「ひぐらし」がこれを元にしたって言われても許せる。

どちらも神ゲーなので、パクリの一言で済ませるのは許さないが。

(ひぐらしVSダブルキャストはちゃんと次回に書くのでご容赦を。)


だが、ダブルキャストは・・・意地が悪い。

おそらく、達成率が100%になっても俺の脳ミソじゃ理解できなかった内容だ。

ポイントは、視点を変えて考えること。

その助けとなるのが、考察サイトとドラマCD。

これがなかったら微妙ゲーというレッテルのまま終わっていた。本当に感謝。

このゲームをホラーだのサスペンスだのとしか見られなかった俺の、いや主人公の視点が愚かだ。

もしや、これもミスリード?

意味を理解したあとにもう1度プレイすると、本当に良くできているなと感心する。


それにしてもシナリオライターの意地悪さもすごいが

考察サイトに書いてる人もすごいな。

なんでこいつはここでこんな行動をするの?

といった疑問に対する答えが書いてあるようなものだ。

興味のある方は以下を検索してほしい。


参考

考察サイト・・・一夏の幻

ドラマCD・・・ニコニコ動画




10年前の作品とは思えないクオリティだった。

さすがに時代を感じる演出だが逆に好みだな。

IG制作の作画や動画も素晴らしいな。


こんな感じで

ベタ褒めの文ばかりだったが、次回はいよいよスーパー検証タイムに入りたい。





最後に

ダブルキャストとは、演劇などで、一つの役に二人の俳優をあて、交代で出演させ、上演すること。

SKT

2008年10月22日 00時46分46秒 | ゲーム全般
この前、ゲームミュージックベスト100を見ているときに

ちょろっと話題に出た「やるドラ」「ダブルキャスト」。

「ひぐらし」がこれのパクリみたいに言われているコメがあったので

本当に似ているのか、次回からスーパー検証タイムを始めようと思う。



スパロボが全然進まない件。まだ21話。

SRポイントを2回も取り逃した。

これは懐かしいwww

2008年06月03日 16時33分35秒 | ゲーム全般
チョコボレーシングサントラ


アレンジはイトケン。

神曲勢揃い。


音楽もゲームも大好きだったなー。


俺は確かベヒーモス使いだった気がするwww

幻界ではデブチョコボ安定www

インビンシブルで幻界クリアしたら神wwwww


ジャンプ台の前でブリザラとかメガフレア来たらコースアウトして回避とか

ゴール直前なのにガンブレードでぶった斬られるとか

懐かしすぎるだろ。

今やっても盛り上がれるんじゃね?

またやりたいなー。

本当に良ゲー?(゜Д゜;)

2007年11月26日 03時04分11秒 | ゲーム全般
人に薦められないけど面白いRPG
http://news4vip.livedoor.biz/archives/50922154.html



14 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2005/08/12(金) 17:49:14 ID:vTsouzZy

ターゲットが特殊すぎて人によって合う合わないが分かれるゲームってあるじゃん
俺はベイグラントストーリーが大好物だけど誰にもオススメできない



17 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2005/08/12(金) 19:46:25 ID:9wSeRTr3

>>14
俺もベイグラは大好きだけど、確かに人に薦めようとは思わないね。
このレスを見てもしベイグラをやってみようなどと思う人がいるなら、
むしろやめておいたほうが良いと言いたい。



132 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2005/11/04(金) 14:26:56 ID:NrHPYQTv

ベイグラはマジですすめないほうがいいw





というわけでベイグラントストーリーの紹介です。(゜Д゜;)


ハード : ただのプレステ

開発 発売 : スクウェア

発売年 価格 : 2000年 6800円
PS one Books版 : 2002年 2500円
ULTIMATE HITS版 : 2006年 1500円

売上本数 : 日本 約30万
         海外 約70万

監督 脚本 : 松野泰己
(代表作:タクティクスオウガ、FFタクティクス、FF12の前半)

音楽 : 崎元仁
(代表作:タクティクスオウガ、トレジャーハンターG、FFタクティクス、FF12)


はじめに

まず、この作品はただのRPGではない。

アクションとパズルとシミュレーションを混ぜ合わせたようなRPGなのだが

どこかちょっと他のRPGとは空気が異なる。

それゆえに気に入る人には神ゲー、それ以外には糞ゲーという極端なゲーム。


冒険の舞台

フィールドMAPというものは存在しない。

1つのダンジョンを探索するのみ。

レアモンデという廃墟な街が舞台。

ブロックを移動させて道を開くパズル的なフロアがあったり、

ボスキャラが待ち受けるフロアがあったりする。

「バイオハザード」を想像してもらうと分かり易いかもしれない。

この閉鎖的な世界観が肌に合うかどうかで、評価が大きく分かれるだろう。


ストーリー

物語は冒頭でいきなり結末まで語られてしまう。

そこで起こった事件の謎を主人公「アシュレイ」が追っていくというのが本筋。

プレイヤー=主人公という表現はしっくり来ない。

プレイヤーは、アシュレイの記憶を辿りながら事件の顛末を一緒に見て行く守護霊的存在?

というのが正しいかもしれない?

ストーリーはシリアスで難解。

1週目で理解できる人は異端かもしれない。

1週目はクリアのみを目指し、2週目からストーリーを追うというのが定石らしい。

最速で2時間前後でクリア可能らしい。


ゲームシステム

システムを理解して手に馴染ませるまでにかなり努力が要る。

バトルはアクションとシミュレーションを合わせた感じのシームレスバトル。

アクションゲーム的に移動してリーチ内のターゲットにコマンド選択して

アクションゲーム的にボタンを押して「チェイン」という連続攻撃を繰り出す。

攻撃を成功させると「リスク」というパラメータが上昇し、

リスクが高まると受けるダメージまで高くなるというデメリットがある。


キャラクター(敵も含めて)にはリムと呼ばれる身体の部位があり、

それぞれに攻撃することで様々な効果が得られる。

脚にダメージが蓄積すれば歩くスピードが落ちたり、とか。


装備できる武器の種類がやたら多い。

武器によって攻撃タイミングやリーチが違うのはもちろん、

敵に対して得意不得意がパラメータで設定されている。

(装備武器によって魔法詠唱時のモーションまで変わるのは、やりすぎという声も。)

武器は、使えば使うほど成長するという熟練度制。

やり込みが強さに直結する。


これだけ並べただけでも敷居が高いゲームだというのが読み取れると思うが

慣れた頃には中毒性を感じられる。

ゲームの本質として、「遊べるゲームかどうか」を問われたら、

「遊べるゲーム」だと答えられる。


キャラクター

登場人物は全員カッコイイ。と突拍子もなく断言できる。

もちろん容姿のことを言っているわけではない。

逆に容姿は、いや、服装はかなりアレだ。

渋いオッサンばっかりだし、かわいい女の子なんて一切出ないし

キャラクターからゲームに入る人には辛いかもしれない。

その代わり、もう1度言うが、全員カッコイイ。

エンディングを迎える頃には、完全に感情移入しているだろう。


演出・グラフィック

イベント時は、映画・ドラマ・アニメ的な演出が光る。

それも、2週目で改めて見て初めて気付くような細かい演出まである。

まぁとにかくカッコイイとしか言いようがない。

グラフィックはフルポリゴン。

ダークで閉鎖的な世界観の構築は見事。

プレステ史上最高のグラフィックだと言われている。

(プレステの解像度は320×240くらいらしいので32型液晶で見ると粗さが目立つが。)

スクウェアのゲームのグラフィックと言ったら

真っ先に「CGムービー」を思い出すかもしれないが

本作にはほとんど存在しない。

あくまでもポリゴンキャラが織り成すドラマなのだ。


最後に

やはりなんと言っても、他人にはオススメできないゲームだ。

初心者やライトユーザーお断りの難度。

パッケージやイラストからは地味で渋い印象しか受けないし

ストーリーも難しければ操作も難しい。

こんなの大したことないよ、という人は洋ゲーとかを普通にできる人だ。

そういう人にとっては、「遊べる要素が多い良ゲー」という認識になるだろう。


俺は洋ゲーをやらないし、難しいゲームは嫌いだし

ストーリーを理解できる脳みそも持ち合わせていないが

ベイグラントストーリーは大好きだ。

世界観と演出とキャラクターだけでおなかいっぱいになれる。

しかし

他人にはオススメできない。(゜Д゜;)