グラヴィオン・ツヴァイ
神アニメでした。
途中、作画が崩れ始めたときはもう駄目かと思ったが
予想以上に熱い展開で驚いた。
ツヴァイじゃないほうのグラヴィオンの印象が悪かったので
あまり期待せずに見ていたからかもしれないが。
メカの作画も手抜きっぽいところが目立ったり、パーフェクトな神アニメとは言えないのだが
王道とはこうあるべき、という俺の中の定義にぴたりと当てはまり、
かゆいところに手が届いてるという俺が喜ぶための俺向き作品だった。
無印グラヴィオン全13話を「プロローグ」と仮定してwww
ツヴァイ全12話は・・・
斗牙とエイジのダブル主人公が互いに認め合って成長していく過程や
この作品の裏主人公であるサンドマンの葛藤を描いた物語。
周りのキャラクターも忘れてはならない。
ツヴァイから登場のフェイは、斗牙とサンドマンに対してコンプレックスを持っているが
それを乗り越えて最終決戦に挑み、斗牙たちを助ける展開がお約束すぎて熱い。
なにかと虚弱で皆から心配ばかりされているリィルの存在が、
ゼラバイアにとってネックになるというオチも良かった。
地味に伏線もあったし。
歴代レイヴンの正体とかサンジェルマン城のハイテクとか他の伏線もきちんと回収されていて言うことなし。
たった12話でこれだけの内容を詰め込んだら
シナリオが破綻しそうなものだが、極めて自然だった。
もっと、しょうもないアニメを想像していたのに・・・思わぬ良作に出会えたものだ。
スパロボZではすでにソルグラヴィオンをフル改造して使っているが
アルティメットグラヴィオンも出るのかな。
楽しみだ。