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EP8コミック7巻発売記念 うみねこって面白いの? まとめ

2015年04月23日 05時00分11秒 | ゲーム:アニメ:07th Expansion関連
漫画版「うみねこのなく頃に Episode8 Twilight of the golden witch」の第7巻が発売された。

8月22日発売予定の8巻と9巻で完結とのことで、今回の第7巻では最終決戦が開幕となる。

「ひぐらしのなく頃に」を知っている人ならニヤリとする展開。

梨花が敵で美代子が味方!?


音声無しの紙媒体でこの熱さはすごい!

夏海ケイ先生の漫画は本当に熱が篭っている。

「うみねこのなく頃に」を知っていても知らなくても読んで損は無い。



さて、そんな「うみねこのなく頃に」という作品を皆様は知っているだろうか?

当ブログの読者様ならば、名前くらいは聞いたことがあるかな?


まずは、「うみねこのなく頃に」とはなんぞやという人向けの簡単な紹介から入らせて頂く。


10年以上前に「ひぐらしのなく頃に」という同人ゲーム(サウンドノベル)が、ネットのクチコミにより急激に人気を伸ばして行った。

その人気を受けて、アニメ化、漫画化がされたことによって、同人ゲームに縁が無い層からも支持を得るに至った。

果てはコンシューマ化、実写映画化、パチスロ等々、元が同人ゲームとは思えないほどの広がりを見せた。

そんな大人気作品のシナリオとキャラクターデザインを務めたのが「竜騎士07」氏。

「うみねこのなく頃に」は、竜騎士07先生によるなく頃にシリーズ2作目に当たる。


「うみねこ」はどういうゲームなの?

「ひぐらし」と同じサウンドノベルというジャンルである。

しかし、ゲーム内でのゲーム性はほぼ無いに等しく、Episode1から順次発売されて行くソフトをただ読み進めていくのみとなる。

Episode4にて、いわゆる出題編が完結し、読者はここまでの情報から真相を推理することが課せられている。

と言っても、前述の通り推理ゲームでは無いので、推理しないでストーリーを読むだけでも楽しむことが可能だ。

Episode5からは「うみねこのなく頃に散(ちる)」とタイトルを変え、Episode8で物語は完結する。



どういう物語なの?

Episode1では、1986年10月4日の「六軒島」から始まり、主人公「右代宮戦人(うしろみやばとら)」は、

「右代宮家」の洋館で次々と起こる連続殺人事件と、「魔女ベアトリーチェ」に見立てられた謎に迫って行く。

オカルト的な不気味さを内包した、孤島の洋館ミステリーという形だ。

クリア後の追加シナリオでは「ひぐらし」でお馴染みの超展開が読者を驚かせる。


続くEpisode2からは、殺人事件は人間が行うトリックなのか、魔女が行う魔法なのかという

多層化された視点で描かれるメタフィクションな論戦が展開される。



メタな論戦って何?

「六軒島」で起こる物語を「ゲーム盤」と称し、それを俯瞰する立場に居るキャラクターたちが、

ミステリーとして解ける謎なのかどうかを論じて戦う描写のこと。

ミステリーで解けないならば、それは魔女が魔法によって行った殺人であることを認めなければならないという。

そして、この頃から「ゲーム盤」上に露骨な幻想描写が目立って来る。



幻想描写って何?

魔法など、現実にはありえない描写。

ファンタジー的な表現のこと。

露骨に現れるのはEpisode2からだが、実はEpisode1でも黄金の蝶が舞う描写がちらほら見られる。



「うみねこ」はファンタジー作品なのか?

ファンタジー描写が存在すればファンタジー作品と定義付けてもいいと思うが、

それがミステリーでは無いことの定義にはならず、ファンタジー要素があるミステリーと呼べる。

そもそも、作中で提示される謎の真相がミステリーなのかファンタジーなのかという点と、

「うみねこ」という作品のジャンルに関しては、全く関係が無い。

見た目や演出の印象に翻弄されて真相に辿り着けないのであれば、非常に勿体無い。

そういうことを教えてくれる作品。



「うみねこ」は何が面白いの?

まず、単純に物語が面白い。

読んでいて先が気になる。

竜騎士07先生お得意の、持ち上げて落とす絶望感と、絶望からの逆転という熱い展開が魅力的。

それを演出するBGMが素晴らしすぎて、熱い場面を更に盛り上げてくれる。

作曲家陣に恵まれているという印象。


次に、謎解きが面白い。

推理して真相に辿り着くことがゲームクリアというわけでは無いが、

これだけ面白い物語が展開されると、自然と考察したくなってしまうものなのだ。



「ひぐらし」は好きだったけど楽しめる?

「ひぐらし」の何が好きだったかにもよる。

「ひぐらし」原作を最後まで読破してなお好き。 と言える人にはオススメできる。

アニメを見ただけ、とかだと微妙なところ。

「ひぐらし」よりも、別作品だが「Fate/stay night」とかのほうが好みが近いかもしれない。

とにかく熱い展開に燃えたい!という人には合うと思う。



「うみねこ」は何故こんなに叩かれてるの?

最も大きな要因は、最終Episodeにて読者が求めていたものが描かれなかったこと。

そして、描かないことが美徳であるという方向性に持って行ったこと。

はっきりと描かなくても、ちゃんと推理している人なら分かるはずですという姿勢を貫いてしまったこと。

熱心な読者であれば、言いたいことは理解できる。

理解はできる、が。

それは一つの作品として完成していると言えるの? と疑問に思わざるを得ない。

物語や謎の提示が面白い作品だっただけに、読者の一転した反発も大きく、作品自体の評価も貶める結果となった。


ところが朗報。

3年の時を経て、漫画版にて「読者が求めていたもの」が描かれたのだ。

これを読んだ者の評価は、「なぜ本編でやらなかったし・・・」という声が多かった。



メディア展開は?

2009年7月にアニメ化。

Episode1~4が映像化されたが、キャラクターが声付きで動くという点以外に見所が無い残念な完成度だ。

アニメというメディアを生かすなら、熱い展開が最も適しているはずなのだが、そういった演出が無いまま終わってしまった。


2010年12月にコンシューマ(PS3)化。

Episode1~4を収録した「魔女と推理の輪舞曲」は、グラフィックを一新、フルボイス化、好評だったBGMはそのまま、というのが売り。

翌年の2011年12月にはEpisode5~8を収録した「真実と幻想の夜想曲」が発売されている。

原作は、絵描きでは無い竜騎士07先生が立ち絵を描いている為、賛否両論な絵柄なのだが

コンシューマ版は普通にプロの絵描きが描いているので、好き嫌いが別れるところでもある。

一番の魅力はキャラクターのフルボイス化だろう。

声優さんたちの熱演が、物語を最大限に盛り上げてくれる。


2007年から漫画化がスタート。

Episode1から順に、時には並行して連載されている。


うみねこのなく頃に Episode1 - Legend of the golden witch(作画:夏海ケイ 月刊ガンガンJOKER連載)全4巻

うみねこのなく頃に Episode2 - Turn of the golden witch(作画:鈴木次郎 月刊Gファンタジー連載)全5巻

うみねこのなく頃に Episode3 - Banquet of the golden witch(作画:夏海ケイ 月刊ガンガンJOKER連載)全5巻

うみねこのなく頃に Episode4 - Alliance of the golden witch(作画:宗一郎 ガンガンONLINE連載)全6巻

うみねこのなく頃に散 Episode5 - End of the golden witch(作画:秋タカ 月刊ガンガンJOKER連載)全6巻

うみねこのなく頃に散 Episode6 - Dawn of the golden witch(作画:桃山ひなせ 月刊Gファンタジー連載)全6巻

うみねこのなく頃に散 Episode7 - Requiem of the golden witch(作画:水野英多 月刊少年ガンガン連載中)

うみねこのなく頃に散 Episode8 - Twilight of the golden witch (作画:夏海ケイ 月刊ガンガンJOKER連載中)


Episode1~7は原作に忠実だが、Episode8は原作で描かれなかった大切なことが多数描かれている。

漫画版が完結した場合、「うみねこ」という作品全体の評価が激変する可能性がある。



これから「うみねこ」を始めようと思うんだが、どこから手を付ければいい?

・PC版(原作)

「ひぐらし」のPC版(原作)が好きな人にはオススメできる。

竜騎士07先生が描いた立ち絵が特徴的。

表情の変化など、この独特な雰囲気は他では味わえない。


・アニメ版

あまりオススメできないが、どうしても時間が無くて、どういう話なのかだけでも知りたい!

という人ならEpisode1だけ見て判断すればいいと思う。

仮に面白かったとしても、ネタバレ厳禁的な意味で、Episode2以降はアニメで見ないほうがいいかもしれない。


・コンシューマ版

竜騎士07先生の絵が苦手な人はこちらへ。

声優さんの迫真の演技で盛り上がりたい人にはオススメできる。

ただし、クリアまでの所要時間は覚悟しておいたほうがいい。


・漫画版

物語、シナリオを手っ取り早く、かつ正確に理解したい人にはオススメできる。

それ以外でも、原作を補完する描写が多いので、理解を深める為には必須となる。

ただし、最高傑作と名高い数々のBGMが無いことと、声優さんの熱演が聴けないことを考えると、少し勿体無い気もする。

あと、夏海ケイ先生以外の作品は読んでいないので、クオリティを保証できない。



以上のことから、コンシューマ版をクリアしたら漫画版で補完するという流れがオススメである。

具体的には、Episode1から順にEpisode7までをコンシューマ版で進め、Episode8はコンシューマ版でやらず、漫画版で読む。

これが最善。

または、Episode1のPC版が無料でダウンロードできるので、試しにどんな物語か知ってから始める。

という2パターンがよろしいかと思う。


Episode1体験版(エンディングまでプレイできます)
http://07th-expansion.net/umi/soft/umi_taiken.htm


PC版の、竜騎士07先生デザインの立ち絵が嫌いな人は、Episode1の漫画版で試すのもアリ。

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン

2015年04月17日 13時37分26秒 | アニメ全般
どれほどのクソアニメかと思って見てみたら本当にクソアニメだった。

全話視聴決定です。

ドーモ。

申し遅れました。

ギル=ヲタです。

こういう真面目にネタに走る作品は好きだ。

中途半端ではなく本気でやっている勢いを感じられるので、カッコイイと思ってしまう。

実際、動いているニンジャスレイヤー=サンは格好良かった。

ところどころシュールだったりセリフが変だったりするのは原作通りなので誤解しないように。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第38話「地獄の門番ペット・ショップ」

2015年04月11日 01時47分50秒 | アニメ:ジョジョの奇妙な冒険
ものすごい緊張感。

ペット・ショップの凶悪さが、アニメになってより強調されていた。

鳥、恐すぎ。


イギー役の福圓さんの熱演がすごくて、見ているこっちが緊張したわ。

イギーの犬の鳴き声から、イギーのイケメンボイスまで、演技の幅が広い。

女の子キャラの演技しか聴いたことなかったので、演技力の高さに感服した。


作画も気合が入っていたな。

ペット・ショップの鋭い動きを上手く表現していて、終始画面から目を離せなかった。

今回は間違いなく神回だ。

BDでもう一度視聴するのが楽しみだな。

終わりのセラフ 第1話「血脈のセカイ」

2015年04月07日 22時04分35秒 | アニメ全般
原作未読。


第1話から死亡フラグが分かり易くて、鬱展開が予定調和だった。

残酷描写は見せない方針らしいので、鬱と呼べるほどでもなかったが。


作画はキャラも背景も丁寧で綺麗な印象だ。

もうちょっと表情が分かり易いほうが好みだが、派手に暴れるような作風では無いのかな?


音楽は澤野弘之氏なので壮大な感じだ。

しかし、最近のアニメやゲームでは澤野ミュージックが多すぎる。

せっかくいい曲なのに、ありがたみが損なわれてしまっているな。

血界戦線 第1話「魔封街結社」

2015年04月07日 02時17分33秒 | アニメ全般
原作未読。


アニメを見ただけでは理解できなかった。

原作既読者の解説を読んで、初めて理解した。

理解して楽しむよりも、色々と騒がしいのをお祭り的に楽しむ作品らしいので、むしろ俺が好むところだけどね。


ボンズ制作なだけあって、戦闘シーンの作画がすごい迫力だ。

派手だし勢いがある。

注目すべきは、物語の展開よりも作画の見せ方なのかもしれない。


声優がやたら豪華で、古き良き少年漫画のような安心感がある。

音声だけだと「銀魂」と間違えそうではあるが。

プラスティック・メモリーズ 第1話「はじめてのパートナー」

2015年04月06日 23時09分32秒 | アニメ全般
これはあかんやつや。

まさか第1話から泣いてしまうとは思わなかった。

一言で言えば葬式アニメ。

家族やペットと死に別れた経験がある人には、その切なさが理解できる。


という重たいアニメかと思いきや、ギャグ連発じゃねーか!

感動台無しのあのオチはなんなんだ。

まぁ、ずっとシリアスだと見ていて疲れるから、これでいいんだが・・・。


SF設定も適当すぎるんだが、わざと軽いノリにして、空気を重く感じさせないようにしているのか?

人間とアンドロイドの交流ものでは、切ない結末というのがお約束だからな。

ある程度結末が予想されてしまうものなので、先の展開をはぐらかすという意味を含めて

意図的に明るい雰囲気を作っているのかもしれない。


こういうアニメなんだ、という解釈のままでも十分面白い作品だと思うし、

「シュタインズ・ゲート」と同じような衝撃的な設定の明かし方や、伏線回収もあり得ると思うと、非常に楽しみである。

蒼穹のファフナー EXODUS 第13話「闇の中の未来」

2015年04月06日 22時08分34秒 | アニメ全般
前半クール最終話。


どう見ても最終回です本当にありがとうございました。

逆転劇のところでOP主題歌が流れるのは熱い。

不安な雰囲気が目立つ作品だが、基本は王道に忠実なんだよな。

前期テレビシリーズと比べると、格段に戦闘シーンが進化している。

燃えるロボットアニメという感じ。

これは売り上げも期待できそう。


カノンに未来視が発動したなw

主人公級のチート能力じゃないか。

スパロボでは再現しづらいだろうけど。


後半クールはいつから放送なんだ?

早くカノンの活躍を見たいです。

絶望の未来をビジョンブレイクできるか!?

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第1話「冒険者(ベル・クラネル)」

2015年04月06日 00時33分38秒 | アニメ全般
タイトルなげーよ。

原作未読。


なぜラノベのタイトルはこういう長いものが流行っているんだ?

俺はラノベを読まない人なので理解できない。


声優的にも世界観的にも「ソードアートオンライン」を思い出すが

「ダンまち」のほうがコミカルで楽しい感じだな。

「ソードアートオンライン」は数話で視聴をやめてしまったが、「ダンまち」はどうなるか。

主人公が無双するだけだったり、女の子がかわいいだけだったりは、ちょっと残念だな。

何か尖った点を期待したい。

ガンスリンガーストラトス 第1話「戦端 もう一人の僕」

2015年04月05日 23時52分13秒 | アニメ全般
原作ゲームは未プレイ。


対戦アクションゲームのアニメ化ってどうなのよ。

対戦格闘ゲームのアニメ化は残念な結果に終わるというジンクスがあるが・・・。


第1話を見た感想としては、掴みは悪くない。

時間跳躍やパラレルワールドといったSF設定が、物語にどう絡んで来るのか興味深いところもある。

しかし、本質は絵を見て楽しむタイプのアニメかな、という印象。

原作がアクションゲームということもあり、バトルシーンに期待したいところだ。

シンプルに見ていて爽快なアニメだと嬉しいね。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第13話「決別の刻」

2015年04月05日 22時35分22秒 | ゲーム:アニメ:TYPE-MOON関連
半年待った。

いよいよ後半スタート。


そのクオリティは全く落ちていなかった。

新OPからして作画がすごい。

すごいだけじゃなく見せ方もカッコイイ。

これは間違い無く売れる。


本編も相変わらずの劇場クオリティ。

葛木先生のカッコ良さは原作を超えてしまっている。


凛のデレっぷりが見られる「UBW」ルートもいいけど、

やはり、このクオリティで「Fate」ルートを見たいよね。

無理だろうけど;;


「HF」ルートも劇場ではなくテレビ放送で見たいよね。

無理だろうけど;;