テレビアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の劇場映画作品。
待ちに待ったパッケージ版が発売されたので視聴した。
原作は未読。
ネタバレは無し。
テレビシリーズの続編なので、予備知識無しで視聴するのは勿体無いと感じた。
青ブタに興味を持って、劇場版から入ろうとしている人は注意。
必ず先にテレビシリーズを視聴すること。
劇場版だけでも内容を理解することは可能だが、内容の100％を楽しむことは不可能だ。
テレビシリーズの中に伏線が張られていて劇場版で回収されるという、
俺が最も嫌いな商法（笑）である。
咲太と翔子の謎は劇場版で明かされます。
いやいや、2期でもいいからテレビ放送で明らかにしろよ、と。
という感じで、劇場版青ブタとテレビシリーズ青ブタは切り離して語ることができない。
セットで一つの作品なのだから、片方だけ視聴して評価するのは無意味だ。
俺が以前に書いた感想は以下を参照。
第3話までの感想記事
第6話の感想記事
更に、最終話を見終わった感想でこう書いている。
＞全体を通しては、やはり劇場版を見ないと何とも言えない感じだ。
そして見終わった結果。
予想外の展開で放心したよ。
予想通りの優しさで感動したよ。
第1話から劇場版まで、登場人物の心情が綺麗に一本に繋がっている美しさ。
これは芸術と呼んでいいレベル。
ものすごい完成度だな、と。
欲を言えば2クールのテレビシリーズで全部やってほしかったけどね。
劇場版だけで言えば、シリアス展開多めで、咲太のブタ野郎成分が足りないと思った。
かえで編クライマックスからの続編だからシリアスで当然なのだが。
総評
優しい話で感動したい人にはオススメできる作品だと感じた。
ラノベ的なタイトル、みんな同じ顔に見えるキャラクターデザイン。
敬遠したくなりがちな要素満載だが、中身は意外と真面目で王道だった。
主人公はブタ野郎なんだけど実は硬派という。
上っ面で評価しないで良かったと思えた作品。
食わず嫌いで視聴しないことが、俺も多々あるので。
ありがとう。頑張ったね。大好き。
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第1話 先輩はバニーガール
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