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うみねこのなく頃に(以下うみねこ)
うみねこ記事は4年ぶり。
うみねこEP8発売から10年。
原作ゲームの完結編が本作「うみねこのなく頃に 咲」だ。
当記事では、犯人や真相を明かすようなネタバレは無しです。
前回の記事で書いたように、うみねこはゲーム本編で真相が明かされず、
数年後に発表された漫画版で真相が描かれるというメディアミックスをやってくれた。
そして今回は、「黄金夢想曲†CROSS」の特典だった「我らの告白」がサウンドノベル化されていて、
いくつかのトリックの解答が明かされている。
更に、完全新作となる「うみねこのなく頃に 咲」では、新たなゲーム盤が登場し、
戦人、ベアト、縁寿の3人と新キャラクターが対戦する。
うみねこは新作が出る度に新キャラが登場するというお約束があり、今回もそれに違わなかった。
内容はネタバレになるから書かないが、面白い番外編だったと思う。
俺は、12年間うみねこと関わって来て、初めて犯人が分かってしまった。
本編では一度も推理が正解したことがないのに・・・。
改めて漫画版を読んだり、テキストを読み返したり、BGMを聴いたりすると分かるが
本当によく出来た物語だと思う。
愛がなければ視えない
とか
幸せを蘇らせる反魂の魔法
とか
人間賛歌の描き方をミステリやファンタジーで演出するなんて、天才としか言いようがない。
しかし、メタフィクションが3重構造で理解し難いと思う読者も居ただろうし、
漫画版EP8第9巻みたいに分かり易いエンディングを描かなかったことが、原作ゲーム不人気という敗因だろうね。
キャラ、BGM、ストーリーは全て一級品なのだから、奇をてらう必要は無かった。
ひぐらしのなく頃にを超えるポテンシャルを秘めていたのに、勿体無い。
アニメ版は全然駄目。
主題歌と声優以外は全て駄目。
アニメスタッフに言えることは一つ。
ちゃんと原作をプレイしてから制作してね。
漫画版とPS3版は素晴らしい。
以前の記事でも書いたが、漫画版は原作の素晴らしいBGMを聴けないことが欠点。
PS3版は立ち絵が小綺麗で、原作のような表情の豊かさを感じられない。
Steam版みたいにキャラクターデザインを選べればよかった。
それ以外はパ~フェクト。
最高傑作と言ってもいい。
これからうみねこを始めようかなという人は、以下を参考にしてください。
手軽に楽しむパターンは4つ。
竜騎士先生のヘタクソな絵はキャラの表情、表現が素晴らしいので、
まずは原作ゲームEP1の無料体験版をプレイして
世界観に引き込まれるテキスト、EPラストのどんでん返し、神BGMを堪能してから始めよう。
① 原作ゲーム「うみねこのなく頃に EP2~4」 → 原作ゲーム「うみねこのなく頃に 散 EP5~8」
→ 漫画版「うみねこのなく頃に 散 EP8 第9巻」 → 原作ゲーム「うみねこのなく頃に 咲」
② Steam版「うみねこのなく頃に EP2~4」 → Steam版「うみねこのなく頃に 散 EP5~8」
→ 漫画版「うみねこのなく頃に 散 EP8 第9巻」 → 原作ゲーム「うみねこのなく頃に 咲」
どうしてもヘタクソな絵は無理!という人は、Steam版なら立ち絵を変更可能なので
③ Steam版「うみねこのなく頃に EP1~4」 → Steam版「うみねこのなく頃に 散 EP5~8」
→ 漫画版「うみねこのなく頃に 散 EP8 第9巻」
声優の熱演が気になる人は
④ PS3版「うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~」 → PS3版「うみねこのなく頃に ~真実と幻想の夜想曲~」
→ 漫画版「うみねこのなく頃に 散 EP8 第9巻」
声優の演技に関しては、本当に凄すぎる為、原作や漫画だけの人にもオススメできる。
俺はボロ泣きでした。
PSP版はEP4までしか発売されておらず、EP5以降はお蔵入りと思われる。
原作ゲームの「羽」と「翼」はファンディスクなので、うみねこが好きならどうぞ。
「黄金夢想曲」は同人の同人なので、うみねこを知らなくても遊べる。
ちなみに俺は、
原作ゲームEP1~8と漫画版を並行 → PS3版両方と漫画版を並行 → 原作ゲーム「うみねこのなく頃に 咲」
Steam版以外は網羅している。
10年前は人にオススメし難い作品だったが、今は違う。
はっきりと断言できる。
ゲームオタクなのにうみねこを知らないのは勿体無いよと。
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うみねこのなく頃に(以下うみねこ)
うみねこ記事は4年ぶり。
うみねこEP8発売から10年。
原作ゲームの完結編が本作「うみねこのなく頃に 咲」だ。
当記事では、犯人や真相を明かすようなネタバレは無しです。
前回の記事で書いたように、うみねこはゲーム本編で真相が明かされず、
数年後に発表された漫画版で真相が描かれるというメディアミックスをやってくれた。
そして今回は、「黄金夢想曲†CROSS」の特典だった「我らの告白」がサウンドノベル化されていて、
いくつかのトリックの解答が明かされている。
更に、完全新作となる「うみねこのなく頃に 咲」では、新たなゲーム盤が登場し、
戦人、ベアト、縁寿の3人と新キャラクターが対戦する。
うみねこは新作が出る度に新キャラが登場するというお約束があり、今回もそれに違わなかった。
内容はネタバレになるから書かないが、面白い番外編だったと思う。
俺は、12年間うみねこと関わって来て、初めて犯人が分かってしまった。
本編では一度も推理が正解したことがないのに・・・。
改めて漫画版を読んだり、テキストを読み返したり、BGMを聴いたりすると分かるが
本当によく出来た物語だと思う。
愛がなければ視えない
とか
幸せを蘇らせる反魂の魔法
とか
人間賛歌の描き方をミステリやファンタジーで演出するなんて、天才としか言いようがない。
しかし、メタフィクションが3重構造で理解し難いと思う読者も居ただろうし、
漫画版EP8第9巻みたいに分かり易いエンディングを描かなかったことが、原作ゲーム不人気という敗因だろうね。
キャラ、BGM、ストーリーは全て一級品なのだから、奇をてらう必要は無かった。
ひぐらしのなく頃にを超えるポテンシャルを秘めていたのに、勿体無い。
アニメ版は全然駄目。
主題歌と声優以外は全て駄目。
アニメスタッフに言えることは一つ。
ちゃんと原作をプレイしてから制作してね。
漫画版とPS3版は素晴らしい。
以前の記事でも書いたが、漫画版は原作の素晴らしいBGMを聴けないことが欠点。
PS3版は立ち絵が小綺麗で、原作のような表情の豊かさを感じられない。
Steam版みたいにキャラクターデザインを選べればよかった。
それ以外はパ~フェクト。
最高傑作と言ってもいい。
これからうみねこを始めようかなという人は、以下を参考にしてください。
手軽に楽しむパターンは4つ。
竜騎士先生のヘタクソな絵はキャラの表情、表現が素晴らしいので、
まずは原作ゲームEP1の無料体験版をプレイして
世界観に引き込まれるテキスト、EPラストのどんでん返し、神BGMを堪能してから始めよう。
① 原作ゲーム「うみねこのなく頃に EP2~4」 → 原作ゲーム「うみねこのなく頃に 散 EP5~8」
→ 漫画版「うみねこのなく頃に 散 EP8 第9巻」 → 原作ゲーム「うみねこのなく頃に 咲」
② Steam版「うみねこのなく頃に EP2~4」 → Steam版「うみねこのなく頃に 散 EP5~8」
→ 漫画版「うみねこのなく頃に 散 EP8 第9巻」 → 原作ゲーム「うみねこのなく頃に 咲」
どうしてもヘタクソな絵は無理!という人は、Steam版なら立ち絵を変更可能なので
③ Steam版「うみねこのなく頃に EP1~4」 → Steam版「うみねこのなく頃に 散 EP5~8」
→ 漫画版「うみねこのなく頃に 散 EP8 第9巻」
声優の熱演が気になる人は
④ PS3版「うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~」 → PS3版「うみねこのなく頃に ~真実と幻想の夜想曲~」
→ 漫画版「うみねこのなく頃に 散 EP8 第9巻」
声優の演技に関しては、本当に凄すぎる為、原作や漫画だけの人にもオススメできる。
俺はボロ泣きでした。
PSP版はEP4までしか発売されておらず、EP5以降はお蔵入りと思われる。
原作ゲームの「羽」と「翼」はファンディスクなので、うみねこが好きならどうぞ。
「黄金夢想曲」は同人の同人なので、うみねこを知らなくても遊べる。
ちなみに俺は、
原作ゲームEP1~8と漫画版を並行 → PS3版両方と漫画版を並行 → 原作ゲーム「うみねこのなく頃に 咲」
Steam版以外は網羅している。
10年前は人にオススメし難い作品だったが、今は違う。
はっきりと断言できる。
ゲームオタクなのにうみねこを知らないのは勿体無いよと。
やはり、アニメはひぐらしの影響もあって、見切り発進をしてしまったという失敗が否めません。せめて、完結した上でやればよかったのに、未完結の作品の問題編をアニメ化したこと自体に問題があるかと。
再度、アニメ化するなら一から作り直しと、何回かに分けて放送するべきだと思う。
まあ、家庭用ゲーム機で出したのはある意味、映像化作品と呼べなくはないような・・・・・・。うーん。
アニメ版は「視聴者に何を見せたいか」がブレまくっていて全てが中途半端な印象です。
うみねこには多くの要素が詰まっているはずです。
ミステリーやサスペンス以外にも恋愛や家族愛の感動だってあるし、幻想描写でバトルシーンだってあるし、メタ世界での論争バトルはうみねこを代表するオリジナリティだし。
それら全てをアニメで完全再現することは残念ながら不可能に近いので、中途半端に少しずつ再現するよりも割り切った取捨選択が必要です。
例えば、せっかくアニメというメディアなのだから、バトルシーンを派手にするとか。
バトルばかりのアニメになってしまうと、それはそれでうみねこという作品からかけ離れてしまうのですが、初見さんには販促アニメとして、原作既読者にはファンサービスとして、割り切った「売り」を見せていったほうが良い印象になることもあるのです。
再度アニメ化は、あったら嬉しいですね。
家庭用ゲーム版は、原作のアレンジという位置付けです。アニメ版が原作を完全再現できるならアレンジなんて必要ないのですが。