秋田編 第3話

神奈川組、ワゴンタクシーで出勤。

入り口前は・・・


全然並んでねーじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

大丈夫なのか！？



開店前の俺の仕事。

日替わり限定商品の引換券を配布するチームの1人。

1人1人順番に希望の商品の券を渡していく。

ぶっちゃけ、先頭付近に並んでいるのは一般客ではないので、

「50型プラズマテレビ19万8千円」とか一瞬で完売。

転売おつ。

おいおい1人1枚っつってんだろうが。

本当にうぜーなこいつら。


「朝から恐いおっちゃんたち並んでて買えんわ」

一般客カワイソス。



オープン。

カウントダウンをみんなで叫んで、ついにオープン。

「いらっしゃいませー！」

声を張りつつ拍手で客を迎え入れる。

この光景は新鮮だ。


そして今度は

日替わり品の余ったやつを捌かなければならない。

大声で客引きを開始。

人気がない商品はなかなか減らないな・・・。

毎日こんなことをやるのかよ・・・・・・。

だが結局業者が持っていったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


やることがなくなったので売り場に立つことに。

うおお！！液晶テレビ売ってやるぜー！！！

と思ったが地デジが映らない地域らしく、(´・ω・｀)ションボリ

どうやって売れってんだ・・・。

メーカー応援の人も大量に入っているので俺は暇すぎた。

来客数も微妙っぽい。

新店応援が初めての俺でもそう感じたんだからひどいもんだ。

まぁ、でも、お客さんがいい人ばかり。

接客していて心が温まったよ。

わがままを叶えることをサービスだと勘違いしているような

愚者にはエンカウントしなかったな。

正直、こっちで働くのも悪くないかなって。

もうだめぽ。


つづく

秋田編 第2話

8月29日　オープン準備1日目


俺も私服で勤務。

ひたすらプライス貼り。

貼り漏れはないか。

型番、値段は間違っていないか。

そして商品にラベル貼り。

プライスを貼ったらラベル。

そんな流れ。

あとは日替わり限定の商材を分かり易いように積んだり。

こいつらが我々の中心的存在になると知ったのはオープン後のことだ・・・。


8月30日　オープン準備2日目


昨日の続きと、在庫確定（以下在確）。

在確とは、売り場に置いていない、

つまり倉庫や裏の棚の中に置く商品の在庫数を明確にすること。

例えば売り場のデジタルオーディオプレーヤー（以下DAP）なんかは

展示の近くに「このカードをレジまでお持ちください」的なカードを置く。

カードが3枚ある商品は在庫が3個あるという意味になる。

DAPの在確は、在庫数とカード枚数を合わせる作業だ。

カードがあるのに在庫がないとどうなるか・・・。

お客様がこの商品を購入したいということでカードをレジに持ってくる。

レジ係は無線で型番を伝え、在庫をレジまで持ってくるよう依頼する。

無線を聞いた者は棚などから商品を探し、レジまで持って行く。

そこで商品が見付からないと・・・。


「まだ見付かりませんか？」

「すみません、ないです・・・」

「誰だよ、在確したやつ！」

「申し訳ございません。この商品は品切れのようです」

「え？買えないってこと？」

「大変申し訳ございません。」

「なんだよ、カードをレジまで持って行けって書いてあったのに。」

「お時間をいただければお取り寄せできますが・・・」

「もういいよ」


このような気まずいことになる。

自店でもそうだけど在確は慎重に(((( ；゜Д゜)))ガクガクブルブル


8月31日　オープン準備3日目


最終チェック。

なんか社長が来てたし。

何もなくても仕事してるフリをしろと指示された。

いよいよ明日がオープンだ。

というわけで

仕事が終わり、神奈川エリア応援組で

焼肉へｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

(゜д゜)ウマー


つづく

帰って来ますた

今度は、秋田県の新店へ応援に逝っていた。



8月28日　移動日


秋田新幹線「こまち」

ひたすら寝てた。

4時間くらい。


大曲駅からの奥羽本線

まじやべーｗｗｗｗ

無人駅ばっかじゃんｗｗｗｗ

降りた駅も過疎。

周りを見ても何もなし。

他の応援者っぽい人に声をかけ、

「応援の方ですか？」

「はい」

「何もないですね」

「ないですね」

「・・・」


公衆電話のタウンページを見てタクシーを呼び、店舗へ。

歩いて逝ける距離だったがまぁいい。


重い荷物を提げ、店舗に着くと、

「応援の方？」

「○○店の○○です」

「じゃああの人の指示に従って」

「はい？」


いきなり働かされるのかよ(;´Д｀)

オープン店はプライスがPOSレジに反映されていないから

棚下商品にオープン特価のラベルを貼るんだと。

('A`)ノマンドクセ

レジでラベルを見て手打ち。

ラベルを間違っていたら即効クレームだ(((( ；゜Д゜)))ガクガクブルブル


現地の人たちはみんな私服だから

誰がどの役職だか分からない上に自己紹介もなし。

そしてしっかり21時まで働かされ、

タクシーでホテルへ。


つづく