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チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

どろろ 第24話「どろろと百鬼丸」

2019年06月24日 23時22分20秒 | 最近のアニメ
最終話感想。


ネタバレ注意。



めちゃくちゃ面白かった。

やはり2クールアニメは素晴らしい。

1クールアニメよりも感情移入が深まるから、傑作だった場合の評価が段違いに良くなるね。

視聴後の余韻も素晴らしい。


総評としては、まず原作力。

原作が傑作であるというパワーワード。

原作が凄くてもアニメ化すると微妙になってしまう作品が少なくない中、本作はアニメも傑作だった。

それは脚本の完成度の高さ。

2クールのアニメに、哲学を盛り込みつつもエンタメ作品として完走させたその手腕は見事としか言いようがない。

本作のMVPは間違いなく脚本だ。


作画もそれなりに良かった。

24話もあって完璧な作画というのは始めから期待していない。

作画の綺麗さよりも作画の動かし方のほうが目立つ作りになっていた為だろうか。

アクションシーンの描き方ばかり注目していたので作画崩れを気にしている暇がなかった。


世界観も上手く描かれていたと思う。

音楽が和風だったり、敵に妖怪や物の怪が登場したり、海外で人気が出そうな作風だった。




最後に感想。

主要キャラが大勢死んだのに、意外とハッピーエンドだったことに驚いた。

どろろと百鬼丸の物語としてはボーイミーツガール的な要素もあったんだね。

そういう意味でも救いのある結末で良かったということかな。

今までの流れから察するに、再会できない結末も十分ありえたと思うから、ハッピーエンドで安心した。

しかし、どうせハッピーエンドにするなら多宝丸とか死ななくても良かったんじゃ・・・。


景光の後悔の慟哭が本作最大のカタルシスだと感じた。

どろろと百鬼丸のボーイミーツガールとして視聴しても十分面白いし、

敵を倒して自分を取り戻すことについて哲学しても面白いのだが

景光で始まり景光で終わる物語として視聴すると、より深さを理解できる。

本当によくできた作品だな、と。





どろろ 第1話「醍醐の巻」

TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻

TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 下巻



同居人はひざ、時々、頭のうえ。 第12話「君と僕と」

2019年03月29日 02時10分21秒 | 最近のアニメ
アニメ最終回。


この作品は、もっと評価されるべき。

微笑ましくて、温かくて、感動間違いなし。

特別な感動ではないけど、人として当たり前の感動。

「優しさ」が心に響くということは、人間として当たり前の感情を持っているということだよね。

そんな当たり前を感じられるこの作品は、とても大切にしたいものだ。

それは俺だけでなく、できれば多くの人に感じ取ってもらいたいと思えるくらい素晴らしいものだ。


12話で終わりなんて勿体無い。

2期を期待したいけど、売上次第というシビアな世界だからな・・・。

俺はBD全巻予約済みだから貢献しているのだが。


第1話はニコニコなどで無料視聴できるから、もっと評価されてもいいはずだ。



本当に2期を頼みます。

また全巻買うのでお願いします。




同居人はひざ、時々、頭のうえ。 第1話「未知との遭遇」

同居人はひざ、時々、頭のうえ。(1) (ポラリスCOMICS) コミックス



どろろ(2019)

2019年02月06日 00時02分45秒 | 最近のアニメ



どうやら原作どおりでは無いらしい。

靖子にゃんこと小林靖子の神脚本が炸裂しているようだ。

原作を知る者いわく、「原作よりエグい」と・・・。


俺も第1話を見た段階では、アクションシーンが爽快なアニメというシンプルな印象だったのだが

第2話以降は、百鬼丸が身体の部位を取り戻す毎に痛みを知っていくという、息が詰まるような鬱展開が続く。

人間の痛みというのは、身体だけではなくもなんだよな・・・。

でも、痛みを知った人間というのは、誰よりも優しくなれる。

その優しさを描いているのが、どろろというキャラクターなんだと思う。


幼いけど完成されているキャラクターどろろと、欠損した肉体なのに超人的な強さを持つ化け物キャラクター百鬼丸。

痛みを知り、「人間」を取り戻すことで化け物じみた強さを失っていく百鬼丸。

この対比がとても興味深い。


小林靖子の脚本は緊張感があって重苦しい部分もあるが、作品の世界をキャラクターが表現してくれるから凄い引き込まれる。

本作に関しては、感情移入しすぎると息が詰まって窒息死するおそれがあるから注意だ。



どろろ




かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

2019年01月22日 22時39分39秒 | 最近のアニメ



前回の記事で紹介していなかったので。


原作未読。

原作はとても斬新なラブコメ漫画。

でもやってることは古い。

昭和かよ!とツッコミたくなる。


何が斬新なのか説明したいところだが、意外と説明が難しい。

スピーディーに展開される2人のバトルがテンポ良く爽快で笑える。

こう書くと「え!? バトル漫画なの!?」と思われてしまうし、あながちバトル漫画というのも間違いではないし・・・。

バトルはバトルでも、タイトルにあるような恋愛頭脳戦なのだが

恋愛頭脳戦ってなんぞ?

と訊かれてしまうと「相手に告らせたら勝ちなんだよ」としか答えられない。


とにかく第2話まで見てほしい。

第1話からバトルは始まっているが、まずはキャラ紹介重点という感じで牽制合戦だった。

本格的なバトルは第2話からで、スキル発動も第1話より本気を感じられた。


演出がシャフトっぽくてアニメファンの目に留まり易い。

キャラクターもかわいいし、これは覇権の予感?

第2話は、実際俺も声に出して笑った。

何度見ても笑える。

こういう作品は、売れる。





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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~


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同居人はひざ、時々、頭のうえ。

2019年01月21日 02時11分50秒 | 最近のアニメ




これはミステリー作品なのか?

Aパートでは素晴視点ではるを観察する。

猫に関して知識が乏しい素晴にとっては、はるの行動が理解し難いものとして描写される。

視聴者が猫をどれだけ理解しているかで楽しみ方が異なってくるが

Bパートでははる視点となる為、Aパートで理解し難かったはるの行動の真相が描かれる。

猫好きの視聴者は、Aパートの時点ではるの行動を推察できる。

つまり、Bパートが答え合わせになる。

これは紛れもなくミステリーの構成だ。

人間と猫の両視点から描くミステリー。

ミステリーと言っても血生臭いサスペンスではなく、家族愛や思いやりを描く優しいお話だ。


ミステリー作品として売られているわけではないので半分冗談だが、

興味深い着眼点で視聴することもできて、何度も繰り返し見たほうが楽しめそうだな。

BDを買ってしまうかもしれない。



俺の今期イチオシ作品は本作で決定。

猫好きじゃないと厳しいと思うが、もっと評価されるべきだろう。

俺は「にゃんこい!」のBDを全巻持っているくらいの猛者だから、俺の意見は参考にならないかもしれないが。




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2019年 冬アニメ 感想

2019年01月13日 01時18分46秒 | 最近のアニメ
盾の勇者の成り上がり

感想は以前の記事に書いたとおり。

テレビ放送版はエンディングでOP映像を流したようだな。

ラップでオサレな感じだ。

映像は本編の名シーンまんまでネタバレ満載だな^^;

少女じゃないラフタリアやフィーロが動いているのが見られて良かった。鳥verも。


あまり期待していないが、漫画版のファンだから視聴継続するぞ。




ブギーポップは笑わない

原作未読。

ラノベ界の原典と言われるほどの話題作が20年近く経って(二度目の)アニメ化。

なるほど。

超人気作品なのに原作準拠のアニメ化が今まで行われなかったのは、難しいからか。

時系列も視点もバラバラの群像劇をアニメ化するなんて、無茶もいいところだ。

アニメ化するのは簡単でも、視聴者が魅力を十分に理解できるように制作するのは非常に難しいはず。

現に、完全初見の俺は全然理解できなかった。

つまらないとは思わなかったが、本作を楽しむためには2周必須だろうな、と。


同じように、時系列と視点がバラバラ群像劇の作品で「バッカーノ!」を思い出したが

内容を完全に理解するためにはやはり2周しないといけなかった。

それでも「バッカーノ!」は視聴者を引き付ける魅力的な仕掛けが数多く用意されていた。

初見でも十分楽しめた。

本作はどうだろうか。

第1話だけだと視聴者がついて行けない可能性が高く、第2話まで連続で放送したのかもしれない。

超人気作品なので、期待を裏切られることはないと思うが、気楽には視聴できないだろうね。




どろろ(2019)

原作未読。

名前は聞いたことがあったが、手塚治虫先生の漫画ということすら知らなかった。

手塚治虫先生の作品の中でもマイナーらしい?

というのも、第1話を見たら納得。

原作と同じかどうかは分からないが、かなりダークな設定だ。

主人公の1人である百鬼丸は一言もセリフが無かったが、声帯が無くて喋れないってこと?

手足も義手義足っぽいし、少年漫画にしては重すぎるだろう・・・。


アクションシーンはスピード感のある作画が素晴らしかった。

海外勢に人気が出そう。




モブサイコ100Ⅱ

原作未読。

1期は傑作の部類に入る素晴らしい完成度だった。

ボンズの作画は絵の動かし方が半端ないからな。

映像を見ているだけでも楽しすぎて繰り返し視聴したくなる。

加えて最終話のどんでん返しが面白すぎた。

キャラクターデザインで敬遠してる人は勿体無い。

紛れもない傑作を遠慮してしまうなんてとんでもない。


2期の第1話は初っ端からシリアスをぶっ込んで来たな。

予測不可能の滅茶苦茶なシナリオも本作の見所ではあるが。

噂によると、原作が完結したからアニメも最後までやるとか。


普通に1期が傑作だったので、最も安心して視聴できるアニメと言える。




同居人はひざ、時々、頭のうえ。

原作未読。

白黒の八割れというだけで泣きそうになるが、基本的にはハートフルコメディのようだ。

猫がかわいくて心が温まる話かと思っていたが、まさかのホワッツマイケル方式。

更に人間視点と猫視点のザッピングという本格的なシナリオ構成。

これはもしかして凄い作品なのでは・・・。

第1話視聴での直感だと、本作がダークホースだと思った。

2018年秋アニメのときの直感は見事に当たっていたので「ゾンビランドサガ」が覇権だったね。

「ゾンビランドサガ」はオリジナルアニメだけど本作は原作付き。

ダークホースというのは、オリジナル作品にしか当てはまらないと思うが、俺は先の展開を知らないからいいよね・・・?


猫好き限定だが、期待度は今期ナンバーワンと言っていいだろう。




約束のネバーランド

原作未読。

名前は聞いたことがあったがまさか少年ジャンプとは。

作風もサスペンス調でジャンプらしさを微塵も感じないのだが。

かわいらしいキャラクターたちが微笑ましい感じで和やかな空気なのに

ところどころ不穏な演出が目立つようになって来て、嫌な予感が隠し切れなくなって

コニーちゃんがこんにちはしたところでゾクリと背筋が凍りつきそうになって

人間じゃないやつが出てきたところで逆に安心してしまったw


作画や演出はさすがノイタミナと言うべきか、万人にオススメできる作風に仕上がっている。


原作は完結していないようだが、どうなるんだ?

続きが気になるところで2期をご期待くださいはやめておくれよ・・・。

2018年 秋アニメ 感想 完結

2018年12月31日 00時32分41秒 | 最近のアニメ
今期は群雄割拠の世なり。

どれもこれもエキスパート級の凄腕ばかりだ。

どれが覇権になってもおかしくない戦いだった。



BANANA FISH

さすがの超大作だった。

最後は切なすぎて涙を堪えられなかった・・・。

これをハッピーエンドと呼ぶのは俺には無理だ・・・。



DOUBLE DECKER! ダグ&キリル

最後までブレない面白さ。

伏線回収すらもネタになってしまうとは恐れ入った。

いくらでも続編を作れる仕上がりで、構成の上手さも光る。

というわけで2期はよ。



宇宙戦艦ティラミス2期

最終話は壮大さとシュールさがピークだった。

この絶妙なバランスは天才としか言いようがない。



RErideD 刻越えのデリダ

最終話の完成度が高くて予想外だった。

流し見していたのを後悔した。

もっとしっかり見ておけば良かった。



ゾンビランドサガ

最高傑作アニメの一つ。

今まで見た全てのアニメの中でも上位に並ぶレベル。



ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

まだ終わっていない。



とある魔術の禁書目録Ⅲ

まだ終わっていない。



青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

かえでが中心のエピソードと見せかけて咲太の心が折れてしまうというどんでん返しが見所だったのかな?

今度は皆から救われる立場になった、と。

かえでのエピソードはイマイチ理解できなかったのであとでもう1回見ようと思う。

全体を通しては、やはり劇場版を見ないと何とも言えない感じだ。



ゴブリンスレイヤー

演出が厨二心をくすぐる格好良さだな。

最終話は何度も繰り返し視聴したい完成度だ。

これはBDが売れるだろうな・・・。



逆転裁判2期

まだ終わっていない。



東京グール:re

アニメとしての完成度は微妙だったと思うが、原作とアニメを差別したりはしない。

どちらも「東京グール」である。

単純に作品のファンなので、終わってしまうのは寂しいものだ。



SSSS.GRIDMAN

最終話の熱さが異常。

熱量は間違いなく今期ナンバーワン。

しかし、「電光超人グリッドマン」を知っているのと知らないのとでは熱さが違う。

「グレンラガン」を超えるくらいブッ飛んだ作品になってくれても良かったけどね。残念。

盾の勇者の成り上がり 第1話先行上映

2018年12月29日 01時51分46秒 | 最近のアニメ
ニコニコの生放送で見た。


アニメ版は漫画版よりも描写が細かいようだ。

第1話が45分もあったし、連続2クールらしいから、ゆっくり丁寧に進行するのかな。

原作を読んでいないから分からないが、アニメ版は原作準拠で、漫画版が割と省略しているのかな。

おかげで、漫画版と全然違う印象というか、新鮮な感じで楽しめた。


キャストは主役が青ブタコンビ。

ガルガンティア、コンクリートレボルティオ、サクラダリセット、ティラミス、青春ブタ野郎

と、最近の俺が好きな作品には石川プロが多い気がする。


異世界転生もので剣使いが松岡くんってのもグッジョブ。

そっちのアニメは3話で切ってしまったが。


メインヒロインのラフタリアが第1話でほとんど出て来ないのは驚いた。

思い切った構成にして来たな、と。

もしかすると先行上映版はOPとEDが無かった所為かもしれないな。

おそらくOPとEDの映像にはラフタリアは当然として、他のキャラも登場しているのだろう。


作画や演出はなかなか良かったと思うが、2クール保つかどうかは・・・。

最低でも映像と音声の完成度が高ければ、アニメ化して良かったと思うことができる。

脚本や構成が微妙で神アニメになれなかったとしても、漫画版が好きなので問題ないのだ。

神アニメだったらもちろんBDを買うぞ!

2018年作品がクオリティ高すぎて直後の作品はハードルが高いという問題があるがね・・・。




盾の勇者の成り上がり 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

盾の勇者の成り上がり 1【電子版書き下ろし付】 (MFブックス)

盾の勇者の成り上がりアンソロジー ラフタリアといっしょ (MFC)



ゾンビランドサガ 第12話「グッドモーニングアゲインSAGA」

2018年12月21日 00時27分31秒 | 最近のアニメ
本当に素晴らしい作品だった。

拍手。


たえとゆうぎりの当番回が無かった分、この2人が最終回のMVPだった。

特にたえは、覚醒するとかしないとか関係無くこういうキャラなんだと分かって良かった。

喋れないのに感情を伝えるってすごいことだよね。

三石さんの演技もすごいし、まさに伝説だった。


はっきりとは描かれなかったが、巽はさくらのクラスメイトだったようだな。

もっと青春めいたエピソードがあっても良さそうなものだが、全くそれを感じさせないのはむしろ本作の持ち味。

色恋沙汰に頼らないでここまで傑作に仕上げているのだから、とてつもない完成度だと言える。


最後は努力と友情のライブシーンから、サブタイ回収エンド。

色々と謎が残ったが、元気が出るハッピーエンドで良かったな

と思ったらCパートなんだよこれ!

続編で伏線回収する気満々じゃねーか!

ブログのタイトルも「最終話」にしないからな!


BDは全巻予約済みなんで、復習しながら待ってます。

本当に素晴らしい作品をありがとうSAGA。



ゾンビランドサガ



ゾンビランドサガ 第11話「世界にひとつだけのSAGA」

2018年12月14日 02時28分15秒 | 最近のアニメ
OPのSEが増えてるぞ!!!


色々とネタが尽きないOP映像だが、第11話を見たあとだと

「フランシュシュのメンバーがさくらを助ける」

という意味がまた違って見えてくるな。

生前の記憶を取り戻したさくらを皆で救い出すストーリー。

そういうことなら10話、11話の流れも納得できる。

ゆうぎりやたえのキャラ個別回をやるのだとばかり思っていたからな。

最初から最後まで予想の斜め上を行く作品だったな。

まだ終わってないけど。



では、最終回を予想!


巽の言う通りノリと勢いだけで無理矢理ハッピーエンド

一番ゾンビランドサガらしい終わり方やろ。

2期や劇場版も不可能ではない。



フランシュシュ成仏エンド

まさかの感動エンディング。

ねーわ。

絶対生き残りそう。

今回出てきた謎のマスターもゾンビィっぽかったし、

佐賀はゾンビィが当たり前のように生きて(?)いる土地なのだろう。