最終話感想。
ネタバレ注意。
めちゃくちゃ面白かった。
やはり2クールアニメは素晴らしい。
1クールアニメよりも感情移入が深まるから、傑作だった場合の評価が段違いに良くなるね。
視聴後の余韻も素晴らしい。
総評としては、まず原作力。
原作が傑作であるというパワーワード。
原作が凄くてもアニメ化すると微妙になってしまう作品が少なくない中、本作はアニメも傑作だった。
それは脚本の完成度の高さ。
2クールのアニメに、哲学を盛り込みつつもエンタメ作品として完走させたその手腕は見事としか言いようがない。
本作のMVPは間違いなく脚本だ。
作画もそれなりに良かった。
24話もあって完璧な作画というのは始めから期待していない。
作画の綺麗さよりも作画の動かし方のほうが目立つ作りになっていた為だろうか。
アクションシーンの描き方ばかり注目していたので作画崩れを気にしている暇がなかった。
世界観も上手く描かれていたと思う。
音楽が和風だったり、敵に妖怪や物の怪が登場したり、海外で人気が出そうな作風だった。
最後に感想。
主要キャラが大勢死んだのに、意外とハッピーエンドだったことに驚いた。
どろろと百鬼丸の物語としてはボーイミーツガール的な要素もあったんだね。
そういう意味でも救いのある結末で良かったということかな。
今までの流れから察するに、再会できない結末も十分ありえたと思うから、ハッピーエンドで安心した。
しかし、どうせハッピーエンドにするなら多宝丸とか死ななくても良かったんじゃ・・・。
景光の後悔の慟哭が本作最大のカタルシスだと感じた。
どろろと百鬼丸のボーイミーツガールとして視聴しても十分面白いし、
敵を倒して自分を取り戻すことについて哲学しても面白いのだが
景光で始まり景光で終わる物語として視聴すると、より深さを理解できる。
本当によくできた作品だな、と。
どろろ 第1話「醍醐の巻」
TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻
TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 下巻
ネタバレ注意。
めちゃくちゃ面白かった。
やはり2クールアニメは素晴らしい。
1クールアニメよりも感情移入が深まるから、傑作だった場合の評価が段違いに良くなるね。
視聴後の余韻も素晴らしい。
総評としては、まず原作力。
原作が傑作であるというパワーワード。
原作が凄くてもアニメ化すると微妙になってしまう作品が少なくない中、本作はアニメも傑作だった。
それは脚本の完成度の高さ。
2クールのアニメに、哲学を盛り込みつつもエンタメ作品として完走させたその手腕は見事としか言いようがない。
本作のMVPは間違いなく脚本だ。
作画もそれなりに良かった。
24話もあって完璧な作画というのは始めから期待していない。
作画の綺麗さよりも作画の動かし方のほうが目立つ作りになっていた為だろうか。
アクションシーンの描き方ばかり注目していたので作画崩れを気にしている暇がなかった。
世界観も上手く描かれていたと思う。
音楽が和風だったり、敵に妖怪や物の怪が登場したり、海外で人気が出そうな作風だった。
最後に感想。
主要キャラが大勢死んだのに、意外とハッピーエンドだったことに驚いた。
どろろと百鬼丸の物語としてはボーイミーツガール的な要素もあったんだね。
そういう意味でも救いのある結末で良かったということかな。
今までの流れから察するに、再会できない結末も十分ありえたと思うから、ハッピーエンドで安心した。
しかし、どうせハッピーエンドにするなら多宝丸とか死ななくても良かったんじゃ・・・。
景光の後悔の慟哭が本作最大のカタルシスだと感じた。
どろろと百鬼丸のボーイミーツガールとして視聴しても十分面白いし、
敵を倒して自分を取り戻すことについて哲学しても面白いのだが
景光で始まり景光で終わる物語として視聴すると、より深さを理解できる。
本当によくできた作品だな、と。
どろろ 第1話「醍醐の巻」
TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻
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