小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

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その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

長女がカナダの高校を卒業しました(^^♪

2022年06月16日 | カナダ留学 長女

■6月10日(日本時間では6/11)、カナダの高校に留学中の長女が卒業しました!

Facebookやインスタなどで多くのお祝いの言葉を贈って頂き、

本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

どうも有難うございました(^^♪

卒業式のクライマックス、帽子投げの瞬間です!

カナダではコロナ禍が比較的明けていて、保護者の来場が認められているので、

今回はオンライン配信の予定はなかったそうですが、

当日に粋な学校側、素敵な保護者家族がオンライン配信をしてくれたので、

7000km離れている私達家族もリアルタイムで長女の卒業式、

翌日のウォーキングセレモニー、パレードと同じ時間を過ごすことが出来ました♪

 

元々は家族でカナダに行ってお祝いするつもりだったのですが、

日本のコロナ禍の事を鑑みて、渡航を断念していただけに、
オンライン配信はとても有難かったです☆

 

 

■長女がカナダ留学をスタートさせたのが2019年の秋からでした。

そしてその翌春から、世界的なパンデミックが吹き荒れ、

長女も急遽、1度だけ帰国しました。

 

多くの留学生が留学を諦め、長女も一時は留学中止が頭をよぎっていましたが、

数ある留学生が学生ビザの発行が停止されて、留学を断念した中、

長女は持っているビザが有効だったので、何とかカナダに渡航し、

留学を継続できるラッキーな状況でした。

 

2000年のコロナ禍による緊急帰国の際にも、

1か月東北でコロナの感染のリスクを背負いながらも、

長女のホームステイを受け入れてくれた従妹家族のサポートを忘れません。

 

コロナ禍にカナダに戻る時も、

カナダについてから2週間の自己隔離計画を提出し、

外に出たり、外部の人と接触しないで過ごすときも、

サポートしてくれる家族がいてくれました。

 

それどころか、2019年に15歳で単身でカナダへ渡航するとき、

ポートハーディーという遠い土地までの2泊3日の事を心配して、

バンクーバーで自宅に泊めてくれた人も現れたりしました。

 

それ以外にも、

長女は色んな人達に支えられて無事に3年間の高校留学を終えることが出来たのです。

本当に心よりお礼を申し上げます!!

 

 

■そして亡き母のパートナーであったケビン。

現地での長女の保護者として、これ以上ないほどのサポートをしてくれました。

 

2018年で家族でカナダを訪れた時も、

沢山の場所を案内してくれ、

終の棲家として選んだバンクーバー島北部の小さな港町「ポートハーディー」も最高でした♪

 

3年間、50歳以上も年の離れた長女と過ごすのは、

色んな意味で有意義だったと思います。

時にはぶつかり、時には助け合って過ごしていたようです。

 

大したお金のない私たちにとっても、

ケビンの存在とサポートは大きく、

実際に僕自身も子供のころから知っている人柄だったので、

安心して長女をお願いすることが出来ました。

最高のステップファーザーです!

本当にありがとうございます!!

 

 

■ポートハーディーという、人口2000人程度の小さな村で3年間を過ごした長女。

気になる今後についてですが、詳しくはまだ何も決まっていません。

現時点では進学をするつもりもないようです。

 

もう18歳。

日本でも成人扱いの年齢です。

国際線の飛行機を手配するのも自分でできる年齢になりました。

 

あとの長女の人生は、自分自身で選んで決めていくでしょう。

親としては応援はするけど、金銭的なサポートも含めて、あまり手を出さない(出せないw)つもりです。

 

親から支援してもらわない代わりに、

自分の行動に自分で責任を持つ、

その代わりに圧倒的な自由を手に入れることが出来るのです♪

 

少し前までは、まずは故郷の小笠原に帰って過ごしたいと言っていましたが、

小笠原に戻るにはあまりにコストがかかりすぎます。

今自分がいる状況、

そして今自分が何をしたいのか、

何に興味があるのかにフォーカスし、

存分に挑戦してほしいと思います。

 

親として、

ああだこうだ言う気は微塵もありません。

 

長女は長女の人生。

存分に自分の判断で楽しく生きて行ってもらえたらと思います☆

 

まさに一言「幸運を祈る!」です♪

 

 

 

■自分が18歳の時、僕はまだ夜間の工業高校の3年生であと1年在学がある状況でした。

19歳で卒業した春に、同級生たちは就職、進学を選ぶ中、

ひとり小笠原へ旅する事をしていました。

 

トラック運転手の知人に乗せてもらい、

たった一人で深夜の川崎に降り立った時、

寒い夜にホームレスのおじさんに段ボールを分けてもらった時、

初めてのおがさわら丸に乗って、船の上で沢山の人と話した時、

小笠原で出逢った、今までにあった事もないような自由な人達との時間、

高校を卒業した瞬間に、

東北という狭い社会から、一気に世界が拡がったのを今でも覚えています。

 

一方、長女の場合は小学5年生から信州高遠に山村留学、

中1でニュー二ランドにホームステイ、

中2でバリのグリーンスクール

中3でカナダ旅行ハワイ研修

高校の3年間カナダで過ごすなど、

僕の時代には考えられないようなグローバルな世界に生きています。

 

僕にとっての初めての海外が母親の危篤で急遽向かった26歳のカナダ渡航時と比べると、

雲泥の差ですね(笑)。

 

ですが、長女ならではの時代の選択として、

これからを遠く温かい目で見守っていければと思います。

 

■このままカナダに残るもアリだし、

世界を働きながら旅するもいいでしょう。

 

日本に帰ってきて、色んな事に挑戦するもいいでしょう。

 

お金はないけれども、

圧倒的な自由と時間はあるのです。

 

将来の夢という名目で、

未来の職業を決めさせたり、

いい学校に入ったり、

一流企業に勤める進路だけに価値観を持っている訳ではないので、

己の能力を存分に発揮しながら、

時には失敗し、苦悩しながらも、

存分に楽しい人生を味わってもらえたらと思います。

 

親からすれば、

決して器用でも、抜群に頭がいいとも思っていませんが(#^.^#)、

人に恵まれ、人に愛され、真心と優しさだけは存分に持ち合わせていると思っている長女です。

 

オンラインで観ただけの卒業式での雰囲気でも、

それは十分に伝わってきました。

 

おかげであまり心配していません♪

 

近くに住んでほしいとも思ってないし、

いつもよく会いたいとも思っていません(笑)。

 

ただこの世界のどこかで元気に過ごしてくれていて、

人に対する感謝の気持ちを忘れないでいてほしいなと願うばかりです。

 

深刻に困った時だけは、ちゃんと親を頼ってください(^^♪

 

とにかく、卒業おめでとう!!

今後が楽しみです☆

グッドラック!!

 

 

 

 

 

 

 

 






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