小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

母島のPTA活動-ホエールウォッチング

2024年02月04日 | 母島 日常 日記
今日は母島小中学校PTA校外部によるイベント、ホエールウォッチングでした♪

普段は島の子供も保護者も、
日常的に丘からいっぱい見ているザトウクジラ達。
PTAの保護者の漁師さんが船を出してくれて、
子供達は勿論、先生や保護者をホエールウォッチングに連れて行ってくれました(^_-)-☆
小笠原ならではのPTA活動だと思います(#^.^#)
本当にありがとうございます♪

子供達もクジラのその存在感を間近で感じて、
その圧倒的な様を味わえる機会があるのが
とても大切な気がするのです。

漁船が走っていて、
小学生「ねえジャイアン、この下の白いの何?」
と指を指します。
僕が「お!これクジラだよ!!真下にクジラいる!!」
小学生「へぇ~こんなに白く見えるんだねぇ」
ザトウクジラの胸ビレの裏側の白い部分が見えたのです。
漁師さんが船を止めたら、
すぐ横で大きな2頭の潮吹き(ブロウ)が。

「おおお~~~!!」とみんなの歓声。

なんと船の上までザトウクジラの歌声が聞こえてきました!

船上での子供達の鋭くもトンチンカンな会話がたまらなく愛おしい♡

夏の北極海で採餌し、
冬は小笠原や沖縄、ハワイで繁殖をするザトウクジラ達。
何千キロも回遊をするクジラ達にとって、
この地球の大きさは僕たちの感覚と同じなのだろうか?
ふとそんな疑問が湧いてきます。

北極から南極までの渡りをするキョクアジサシやハシボソミズナギドリ、
ヨットやカヌーで地球を周ったり、
飛行機で地球上で一番の速さで移動するヒトの感覚。

子供の頃に近所の行動圏が世界のすべてと感じていたけど、
大人になるとなんて小さな空間を広大に思っていた感覚、
みんなはありませんか?


■僕にとって、普段はカヌーやSUPでクジラと対峙していることが多く、
接近に気を付けてはいますが
その圧倒的な存在感にいつも身震いをしています。

こちらは木の葉の様なものだと思っています。
大自然にお邪魔している感MAXです。

しかし、こちらがクジラより大きな漁船等に乗って対峙すると、
その存在感が少し違って感じられます。
言うなれば、少し恐怖感や畏敬の念が少し薄くなっている、そんな気がするのです。

SUPだと自分自身たった一人です。
カヌーだと舵取りをする事が多いのですが、
他メンバーの命を預かっているので、緊張感の種類が全然違います。

そして、エンジン付きと違って速さも、大きさも違うので、
クジラに対する印象もだいぶ違うなと感じました。
漁船だと安心して1眼カメラを持てる点も違います。

北海道で車の中と外でヒグマと対峙するのと、
自転車に乗ってヒグマと対峙する感覚に近いのかも知れません。

より安全な側に立つと、どこか麻痺してしまう部分がある気がするというのでしょうか。
僕は野生の存在が恐ろしく感じる経験が、
僕にとってはとても大切なのだと思っています。

わざわざ身を危険にさらす必要はないのですが、
時々、大自然を感じる場に身を置いて、
自分の小ささ、力のなさを味わう、
そんな時間がとても大事なのです。

そうすることで、僕は自然に対して謙虚になれる、
大事な感覚を再確認して、アップデートできる。
そんな気がしています。

暮らしの空間からすぐにこんな事を味わえる、
母島に暮らせていることにとても感謝です!


■そしてなんと2日前の2/2、久し振りのシャチの出現のニュースが届きました!!
大好きなオルカですよ♡キラーホエールです!!
小笠原ホエールウォッチング協会の報告によると、
聟島列島嫁島の西沖、水深2000mを越える地点での目撃との事です。
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子供の頃からずっと大好きだったシャチ。
数年前に初めて生の野生のシャチをカナダのジョンストン海峡で見ることが出来ました!
全世界の海に生息するシャチは、小笠原の海にも時々出現します。
僕はまだ小笠原の海でシャチを見たことが無いので、
いつかあの高さのあるオスの背びれを小笠原の海で見かけるのが夢の一つです(#^.^#)

2016年かもうちょい前(調べてすぐでてきませんでした)にも母島でセミクジラ出現というニュースもありました。
小笠原ではあとコビレゴンドウも生きたのを見てないですし、ニタリクジラもみたいですね~
世界で言うなら、イッカク、ホッキョククジラ、ヒモハクジラ、シロナガスクジラと、
まだまだ見てみたい鯨類は沢山います♪

夢は膨らむばかりです!





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