小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

黄金色の母島畑

2011年10月20日 | 小笠原 米作り
■随分とイベント続きで畑の様子をアップできませんでした。
忙しい中、作物はきちんと成長しています。

夏に作付けした陸稲がとても好調です♪
実も入り、ネズミの害も少なく、ほぼ収量のなかった春の陸稲とは雲泥の差です。

初めて小笠原で小麦色の畑を拝めました。
美しいこうべを垂れている稲穂を見ていると、お米の美しさに心を奪われます。

収穫はまだですが、とても嬉しいです♪


■畑の他の作物の様子です。

こちらはミラクル・トゥリーの異名を持つ『モリンガ』です。
ゆっくりですが、着実に成長してきています。
調べれば調べるほど驚きの作物なので今後が楽しみです。



こちらは沖縄在来種の島大根です。
去年より自家採取しています。
現在、間引きの段階ですが、ぼちぼち収穫です。
いいのが多ければ農協に出荷する予定です。



こちらはサツマイモ『安納』です。
甘く、蜜芋として有名な品種です。
小振りながらも、ネズミも虫の害もなく、嬉しい初収穫です。
亜熱帯の母島では収穫しながら次の作付けをするので、来年が楽しみです。
連作すればするほどサツマイモは良いそうです♪


一方、『紅はるか』の方は、実は大きくて立派なのですが、ネズミと虫の害が多く、収量はいまいちです。
まだまだこれからもしばらく掘るので、まだ分かりませんが…。
味の方は格別らしいです。
サツマイモは収穫後1~2週間置くと甘みが増すので、味は来週のお楽しみです。



こちらは、ローゼルです。
もはや今季で10キロ近い収穫を上げていますが、まだまだ我が家で加工が続き出荷できていません。
ジャム、砂糖漬け、塩漬けと、妻の今の一番の仕事です。(僕は加工は苦手でお任せ状態)。
加工の術が確立できたら皆さんに報告しますね。

多分、今季の最後に一瞬出荷できる予想です。



連日の出荷を盛り上げていたモロヘイヤですが、ここに来て出荷が減ってきました。
10日ごろに連続の豪雨だったのですが、その後から葉っぱに虫食いが増えました。
ほとんどの葉っぱに虫食いがあるので、なかなか出荷ができません。
楽しみにしてくれている皆様には申し訳ありませんが、落ち着くまで今しばらくお待ち下さい。
無農薬ですし、きっともうそろそろ種付けの時期で、木が転換の時期なのでしょうね。


■冬野菜も芽が出てきました。
満月前に蒔いたチンゲンサイです。


こちらは小松菜。

他には春菊やニンジン、カブなどがあります。


■次女は最近は風景を楽しんでいます。

こういう景色を見ては、
「きれー!」
と叫んでいます(笑)。

あまりに好きすぎて、お母さんも連れてきてしまうほどです。
島の自然は美しく、力強いです。
人間の画策なんて、ちっぽけだなぁと思います。
島の暮らしが持続可能な地域の自給になるのを夢に描いています。
畑から少しずつ、自分に出来る範囲でそれを実現できればなと思います。
頑張るぞー!!