ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

海の見える公園

2012年01月23日 | カンボジアの外で感じたこと

 

公園めぐりをしているわたしたち。意外と、周囲にはけっこう公園があって、夕方には子どもがたくさん遊んでる。

今日行ったのは、7丁目の公園、高級住宅街の中にある公園なので、周囲の家を見るだけでも楽しい☆

↓塩屋の全景と遠くには関空

 午後1時過ぎにいったから、誰もいなくって、貸切で遊べてラッキーなのである。

ブランコなんて、何十年ぶりにのったかなあ・・・と思いつつ、子どもと遊ぶのである。

 

滑り台で遊びたい子ども、階段でどこかをぶつけたかな?泣いてるのである。 

 

滑り台の上までいくと、ご機嫌、高いところ大好き☆

あぶないんだけれど、前から滑り降りるの大好き・・・・・これっていいのかなあ。 

よいしょっと・・・・・ 

 さーっとすべりおりて着地、この滑り台は途中スロープになってて、スピードがあまりでないようになってるので安心。

 上にのぼりたいらしいけれど、それはちょっと難しい。 

 何度も滑り台で遊んでたら、洋服はどろどろ、母はどっと疲れが・・・・

二人して、夕食前までぐっすり昼寝したのであった。

 

 

 

 


性犯罪を考える:ザ・レイプ

2012年01月23日 | カンボジアの外で感じたこと

 

レイプについて書かれた傑作、落合恵子のザ・レイプ。

落合恵子といえば、日曜朝のNHKラジオで絵本を読んでる女性ってイメージがとっても強いんだけれど、実際には女性に対する差別問題を性犯罪という視点から真正面からとらえたザ・レイプの作者なのだ。

 

 

ザ・レイプは、主人公が帰宅途中にレイプされたところから始まって、親告して加害者を刑事訴追して、法廷での様子が対話って形式で進んでいく。その過程を通して、主人公がエンパワーされながらも、重大な人権侵害と差別にあって苦しむ様子が描き出されていて、まあ、ナマナマしいといったら失礼だけれど、レイプ被害者がレイプ後にもどれほど悲惨な人権侵害にあわざるを得ないかについて再考させらる。

 

悪夢としては、あまりに凄惨だった。

現実としては、あまりに無残だった。

(ザレイプより引用)

 

 

性犯罪では当たり前といってもいいんだけれど、被害者と加害者の主張は真っ向面から対立。被害者はレイプされたと主張、加害者は合意だったと主張。いやあ、裁判官の仕事っていうのは大変だなあと思うのは、こういう性犯罪の判断。密室とか、二人だけでの場所で犯罪が起こっている場合がほとんどだから、どっちの言い分が正しいかを判断するのは、本当に大変だと思うのだ。もちろん、親告する勇気のある女性なんてほとんどいないから、訴えがあったらほぼ間違いなくレイプがあったと思いたいのも事実なのだけれど、IMFのストラスカーン氏事件に象徴されるように、どの事件も真実は当事者にしかわからないのだ。

ザ・レイプでは、主人公が男性経験がすでにある未婚女性で、男性と対等に夜中までも仕事をするキャリアウーマンだってことで、レイプされたんじゃなくって、合意の性行為だったと弁護士から糾弾される。今どきの法廷ではそんなことをいう弁護士はいないだろうと思うけれど・・・・実際にはどうなんだろう・・・・・

ザ・レイプは1980年代に書かれた小説だけれど、再読してもじゅぶん読み応えのある大作。女性に対する暴力がある社会は、人権侵害とか差別が蔓延する社会。こういう小説が、興味本位からではなくって、社会問題を考えるために読まれるといいなあ。

 

 

 

 

 


Man and Boy

2012年01月22日 | カンボジアの外で感じたこと

 

ずっと本棚にあった、Man and Boy。タイトルがつまんないので、ほりっぱなしだったのだ。でも、なんとなく手に取って読み始めると、これが超面白い笑えるイクメンの話。面白くって、あっという間に読んじゃった。

内容は、男の子育てを描き出した名作「クレーマークレーマー」に類似してる。仕事で忙しくかっこいい人生をおくってる主人公は男性、美人の妻が彼と息子(5歳)をおいて日本に行ってしまって、主人公は子育てなんてやったことがないから苦労するんだけれど、子どもと一緒に新しい生活を築き上げていくって話。主人公がお笑いタレントみたいな人で、絶望的なんだけれどとっても明るい子育ての話。妻が日本に行っちゃうっていうのも、なかなか現実味があるようでないようで、面白いのである。

クレーマークレーマと絶対的に違うのは、主人公の両親がストーリーの中で重要な役割を占めること(妻の両親も)。主人公は父親が絶対的に自分を守ってくれる存在だって安心感をもって子育てにも励めるんだけれど、最後にはお父さんはあっという間にガンで死んじゃう。あっという間に、だったので、いい最期だったとは思うのだ。だって、子育てもあって介護もってなると大変だったろうなあ。

主人公が、子どもの親権を元妻と争うことになるのも、まあ当然かなというかんじなのだけれど、子どものことを考えて妻に子どもと一緒に住む権利を渡すっていうのも、クレーマークレーマーの妻ジョアンナが最終的に選択した決心と同じ。

今回日本では、すでに3週間以上ずっと子どもといっしょ。自己主張をしはじめている子どもとずっと一緒にいるのは、とってもとっても楽しいんだけれど、子どものやりたいことは大人がやってほしくないことばっかりなので、忍耐あるのみってかんじ。その大変さを、男性の視点から、笑い飛ばして描き出しているこのMan and Boyは、とってもいけてるなあと思うのである。

↓コットンをめちゃくちゃにして遊ぶ子ども、出したり入れたりやぶいたり

 

昨年末からぜんぜん生産的ではない毎日を送っててるけれど、本に没頭できて幸せ☆ 今回は、まあ毎度のことかもしれないけれど、読書三昧の日本滞在。こどもとおじちゃんおばあちゃんとずっと一緒にいるのも滞在の目的なので(カンボジアではだっこすらしない生活だからなあ)、日本酒とおいしい料理・それに読書、そばには子どもがいてとっても幸せなのである。

あーあ、子どもがいなかったら、きっとパリとかロンドンでぱーっと遊んでるのになあ・・・・とギブアンドテイクをありがたくもちょっと残念にも思うのである。おじいちゃんとおばあちゃんが一緒にパリとか行ってくれると助かるんだけれどな、そういうわけにもいかないようなのだ。

 

 

 

 


日本の育児休暇:育児は育自

2012年01月22日 | カンボジアの外で感じたこと

 

男性が取得できるはずの育児休暇ってどうなってるんだろう・・・・・、ネットで調べてみることに。性別に関係なくとれる制度だったのだよな、と改めて気づくのである。実際のところ、男性がどのくらい育児休暇をとってるかというと、1、7%くらい(21年度)なので、政府の目標10%にはまだまだほど遠いのである。

↓容器のふたをとりたい子ども

 

ずいぶん前に、ストックホルムの友達のところに遊びに行ったら、妹さんが出産後半年で職場復帰して、妹さんの夫が育児休暇を半年だか1年だかとってるところだったのを見て、スェーデンは進んでるなあと思ったのだ。当時1歳くらいだったその女の子は、お母さんよりもお父さんにすっかりなついてて、なんとも面白い光景だなあと思ったのである。その友達も、ボリビア人のパートナーとの間に2人子どもが生まれてて、もう裁判官として復職してるけれど、なんだかずいぶん長い間仕事を休んでいたような記憶が。

で、ネットでいろいろと育児休暇のことを調べてたら、偶然発見した、おもしろい内閣府のサイト。

↓パパの育児休業体験記

http://www8.cao.go.jp/wlb/change_jpn/taikenki/h20/index.html

男性が、家族とか職場の人たちの理解を得て育児休暇をとった経験がたくさん紹介されてる。

数年前、大学の学生と一緒に調査をしたところ、カンボジアでは、男性が育児に参加する率はとっても高い。家事をする男性は少ないのだけれど、育児に費やす時間はかなりあって(ランチタイムに遊ぶとか夕食前に遊ぶとか、あと学校へ子どもを連れて行くなどなど・・・)、文化の違いを感じたのである。昨年は、修士論文指導をした大学院生が、男性の育児参画について論文を書いてくれたので(彼も子どもがけがをしたとかで病院へのつきそいに相当仕事休んでたなあ)、アカデミックな観点からもカンボジアのイクメン状況を知ることができたのであった。

 

↓ふたをとるため、たたいたり転がしたり・・・・でもできない

イギリスのブレア首相が、2週間の育児休暇をとったのは話題になったけれど、日本では出世街道まっしぐらの男性にとっては、育児休暇なんてとても考えられないのではないだろうか。流行語大賞で「イクメン」が話題になってる今日この頃、子育てに男性も地域社会ももっと参加していくような社会になるには、どうすればいいのかなあ。日本では、こんなにころころ大臣がかわってたら、まともな政策も立案・実施できないだろうなあ・・・と、新しい少子化担当大臣に期待できそうにないなあとため息なのである。

 

 

 

 

 


受精:帚木蓬生

2012年01月21日 | カンボジアの外で感じたこと

 

タイトルがすごい!って思って、思わず買ってしまった本、「受精」。

帚木蓬生?って有名な作家なのかな、知らない・・・・名前が発音できない難解な名前なんだけれど、どうやらお医者さんらしい。

まあ一気に読ませてしまう小説ではあったので、面白かったといってもいいかな。受精の話なのかと思いきや、ちょっと違う。不妊治療がテーマっぽいんだけれど、実際はブラジルの病院を中心に国際的に繰り広げられる保険会社相手の詐欺とナチスドイツの復活を目指すグループの話で、何とも壮大な構想に基づくお話。

でも、タイトルをちょっと再考してほしいなあ・・・・勘違いしちゃう。内容は面白いから、もっとサスペンス的なタイトルのほうがいいと思う。

↓毎夜日本酒が日課、これはラッピングがめずらしい加東郡のお酒

主人公が、日本を離れてブラジルまで移動して、人工授精をうけるまで、現地の人たちとのふれあいとか、新しい食べ物とか町並みとかに触れて小さな感動を積み重ねていくところは、とっても共感するところもあるし、そういう感動って最近味わってないなあと思うのである。ブラジルは、イグアスの滝しか行ってないので(パラグアイから陸路で国境越えするのにとっても苦労した旅行だった・・・・)、あまりイメージがわかなくって残念なのだけれど、将来行くこともあるかな?アルゼンチンはぜひ再訪したいけれど(ワインとタンゴ!!)、ブラジルは、さてさて、どうかなあ。

 


塩屋外国人クラブでのランチ

2012年01月21日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

ジェームス山の横に住んでる私たち。外国人居住区がすぐ近くで、外国人用の幼稚園とか、外国人クラブとか、かっこいいエリアなのである。外国人クラブって、とっても敷居が高いのだけれど、メンバー用のレストランが最近一般にも開放になったらしく、「ピザおいしいで」という両親と一緒に出かけるのである。

↓外からみると、それほどおしゃれじゃないんだけれど・・・・

掲示板とかあって、英語ばっかり。

日本人お手伝いさんの案内があって、一週間に3時間を2回で、一か月4万円とか書いてあるのである・・・・・ひええ、さすが高い、ここは日本。

11時半からなので、事前に子どもを連れて行って大丈夫か確認してから、再度ランチタイムに出かける私たち。

↓こちらはレストラン内部

バーカウンターもあって、アットホームな感じ。80年ほど前にジェームスさんが開拓した地域で、サンセットモームが塩屋を舞台にした作品を書いた中に登場するクラブらしい。

↓外国人クラブにはKIDS ROOMもあって、そこからおもちゃをもってきてくれる店員さん

ランチセットはいくつかあるんだけれど、パスタとピッツァにするわたしたち。

↓サラダはとってもおいしい☆日本に戻って初めて食べたサラダ

お客さんは、わたしよりちょっと年上かな?ってかんじの女性グループばっかり。超おしゃれで、雑誌から出てきたような女性ばっかり・・・・おじいちゃんも子どもも、目がきょろきょろしてじっとしてられないのである。

↓ガーリックブレッド、子どもがしっかり食べるのである

ゴルゴンゾーラチーズのニョッキ、スパゲティよりも子どもには食べやすくて正解のチョイス☆

ジャーマンピザ、ポテトがのってるからかな?

すっかりイタリア料理を食べることになったので、10年以上前に、家族でイタリアを一周旅行した時の話で盛り上がるのである。クリスマスからお正月に行ったのだけれど、買い物と食べることに専念した旅行だったなあ・・・・・どこで何を食べたか、ナポリのピッツァは薄かったけれどミラノでは分厚かった話とか、なんだか懐かしく感じるのであった。

 

 

 

 

 

 


不妊治療:体外受精を考える

2012年01月21日 | カンボジアの外で感じたこと

 

大学院のとき、まだ体外受精とか代理母が問題になり始める前で、代理母問題についてなぜかゼミで調査して発表することになったわたし(民法の特別講義とかで、学生はに3人しかいなかった講義・・・・・)。発表では、法律的観点から子どもの法的地位を分析するんだったかな・・・・なんだかよく覚えてないけれど、東京で代理母をあっせんしているらしい病院(?)に電話をかけてインタビューを試みたり、外国の判例を読んだり、話題になった、自分には関係ないことだろうなあと思いつつ勉強した記憶が。

↓あまりにも滑稽な恰好ので、写真をとってしまう

カンボジアでは、知り合いのカップル(外交官と弁護士、二人とも男性)が、アメリカで代理母出産をしてもらって女の子を授かったのを見ていて、医療倫理の問題はあるけれど、いろんなことが可能になったんだなあと思ったこともあったり・・・・代理母になった人がカンボジアに招待されてやってきてパーティーであって(子どもの誕生日祝とかだったかなあ)、2人目の代理母出産だったけれど、困ってる人に貢献できてうれしいって話をしてて、いやあ、わたしにはできないなあと思ったのである。

↓引き出しからスプーンをゲット

カンボジアデイリーでも、インドで代理母出産で稼いでいる(稼がされている)若い女性がたくさんいるっていう問題が取り上げられたことがあって、学生と議論したことがあるんだけれど、まだ実感として代理母っていう問題が理解できないってかんじだった。カンボジアのCTNでは、韓国ドラマだかタイのドラマで、代理母の話が取り上げられたそうなのだけれど、若い世代が見るドラマではなかったみたい?

日本でも、この分野の医療は発達してて、娘の子どもを出産した母とか、最近はNHKドラマでも松坂恵子がそんな役割をやってるみたいだけれど(夜遅い時間のドラマなのでとても見れない・・・・)、社会的関心は高まってるみたい。そんな中、政治家の野田聖子さんの経験がテレビで紹介されることに。

http://ameblo.jp/seiko-noda/

いやあ、卵子提供を受けて出産、その子供が重大なしょうがいをもっていて、ベッドの上でしか生きられない人生を過ごしてるという、悲しい現実。50歳で出産っていうこと自体、母体への負担が相当大きいだろうに、さらに、提供された卵子っていうのも、出産を決心するまでにどれほど悩んだんだろうと思うのである。

出産しないって決心はできなかったんだろか・・・・産まない方がきっとつらい決心だったんだろうなあ。

↓スプーンを持ってうろうろ歩く子ども

野田聖子さんの件、ネットで見てると、いろいろ議論はあるみたいで、医療倫理に普通の人の感覚がもっと反映されて議論が進められる必要があるなあと思う。

 ↓スプーンを戻しに行った子ども 

 

子どもって、小さいけれど、いろいろ主張しはじめてるし、知恵もついてきてるし、とっても楽しいのである。不妊治療人口は100万人以上、わたしのいとこも苦労の末に子どもをさずかったし、ベトナム人の友達もハノイで不妊治療中。とっても身近な問題なのである。治療を通じて離婚に至るカップルも多いけれど、実際には女性の責任にされて女性側が精神的に重い負担を負うことが多い。医療の進化はありがたいけれど、同時に、いろんな問題を巻き起こすのである。

 

 

 


NANAファームでのお寿司

2012年01月20日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 子どもが毎日食べる卵は、「にわとりが一生で最初に産む卵」らしく、特別な卵だそうな。それを買うために、NANAファームまで定期的にお買いものに行く私たち。わたしも卵は大好きなのだけれど、酒量が多すぎてコレステロール値が高いのではないかと一応気にしていて、卵類はあまり食べないようにしているので、その卵がほんとにおいしいのかは不明。

↓今日はお買いものだけでなくってランチも楽しむ 

せっかくなのに、車で移動中にしっかり寝ちゃった子ども

↓母のエトロ、おばあちゃんのアクアスキュータムのスカーフが毛布

子どもが一緒に食べてくれないとつまんない・・・・・でも「起こしたらうるさいからほっとき」とおじいちゃんに指示され、ぐっと我慢して子どもは寝かせたままにするのである。確かに、うるさいどころか、食器を楽器がわりに使って大きな音をたてるのがお気に入りで大変なのだ。

↓ 漁師さんのランチセットだそうな、汁物にはすごいぶりの量

↓わたしはお寿司、アナゴがとっても長い~

おいしくって新鮮なおさかなが食べれて幸せ☆ 大人になるまで刺身が食べられなかったのだけれど(今考えてもいろんな場面でソンをしてきたとおもう・・・・)、子どもはどうなるかな。

 

 


山を走る女

2012年01月20日 | カンボジアの外で感じたこと

 

シングルマザーのお話、「山を走る女」。作者は、津島祐子という女性で、なんと太宰治の娘さん!!太宰治は大好きな作家なのだけれど、娘さんが作家とは知らなかった・・・・

1980年代に書かれた小説なので、まだシングルマザーに対する社会的差別とか制裁があった時代背景。物語は、主人公の多喜子(21歳)の陣痛が始まって産院に一人で行って子どもを産んで、晶という名前をつけてもらった息子が1歳になるくらいまでの、母の生きざまを描き出したお話。

久しぶりに読んだ、超大作。子どもをほっぽりだして、読書にふけったのである。同じシングルマザーだからってわけではなくって、すさまじい迫力を感じる作品だから。常に走ってるお母さんが必死で子育てしながらも、両親との軋轢を乗り越えて生活して、一生懸命恋愛したり、自立していく姿がとってもまぶしいかんじ。

↓ペン大好き、かじって遊ぶ子ども

物語冒頭にでてくるお産のシーンを読んでて、「そういえば自分は出産後大部屋にいたんだろうか」と不思議に思って両親に聞くと、父は覚えてなくって、母によると6人部屋くらいで入院していたそうな。

 

「晶が生まれてから、まだ、なにもできずにいるというのに、一日が終わると、まだ晶が寝付かないうちでも、全身が痺れるような眠気に襲われてしまう。」

 

そういえば、出産後2か月くらいの生活って、すさまじかったなあ、と一年前を振り返るのである。毎朝朝7時前に起床して、数時間ごとに授乳とおむつ交換、夜は9時前には寝て、夜中12時ごろと朝4時ごろに授乳。母乳のためにって白いご飯を中心に食べて、お酒も控えてたから、活動のパワーはどこから出てたんだろう・・・・・

女性が、全員ではないとしても、古来からこういう子育ての体験を繰り返してて、そりゃあ、たくましくなるよなあと思うのである。子育ては体力勝負。女性だけでなくって、ぜひ男性にも経験してほしいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 


室津でカキ三昧

2012年01月19日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 室津は、小さな漁港で、小さいときには釣りによく出かけてた場所。運転するようになってからは、賀茂神社っていう素敵な神社があるので、よくドライブで行ってたわたし。祖母の家から車で15分くらいだから、お正月とかお盆とかに、ちょっとお出かけってかんじで遊びに行ってたのだ。

「カキの販売所とかできてて、昔とぜんぜんちがうで」という母親の言葉。カキ!!???カキ大好きな私、さっそく室津でカキをゲットするために行くのである。

↓ずらーっと並んだ、カキの直売所

 山盛りのカキをひたすら開けて中身を取り出してる作業所とかあって、あの仕事は大変そう・・・・・と思ってしまうのである。

↓どのお店も、カキを試食させてくれる

 わたしたちが入ったお店も、カキだらけ。

どうやら、販売所ばっかりで、カキ料理が食べられるお店はちょっと移動しないとないらしい。

せっかくなので、最少サイズの、1キロを800円で買ってみると、なんと、超フレッシュなカキが14個も入ってて大感激したのであった・・・・・・

カキの佃煮も購入したので、しばらく日本酒のあてになっていいかんじ~☆

今回の日本の冬は、日本酒三昧、海の幸三昧で、とっても幸せ☆