ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

女性と子どもを取り巻く状況調査

2011年08月19日 | 女性の自立

 

小さい調査なのだけれど、「カンボジアの女性と子どもの緊急課題に関する調査」が最終段階に入ってて、報告書の草案に目を通して、真っ赤に加筆して大幅修正をする作業をしているわたし。

自分がやった調査じゃないし、わたしの仕事じゃないし、文責も一切ないので、好き放題コメントを出せるっていうのがうれしかったりして・・・・でも、最終的には報告書を仕上げるのがわたしの道義的責任になっていて、自分の仕事より必死に取り組んでいるのである。なんたるこっちゃ。

↓せっかくいただいたじんべいさん、お似合いなのにすでに小さい・・・・・

女性と子どもに関する問題の調査って、実のところは山ほどあって、たいてい書いてあることは同じなのである・・・・

今回の調査は、5つの州で実際に行政サービスを提供しているはずの公務員にも調査しているところがちょっと新しいのだけれど、得ている情報は「こういう活動をやった」的な報告ばかりで、じゃあどういった成果があったのか、とか、じゃあどんな課題があったのか、っていうような、こちらが知りたい情報はなかなかでてこないのである。

まあ、どこの役所も、似たようなかんじなのかしらん。調査をデザインする段階でしっかりかかわっていないと、結果だけで報告書を見て判断しないといけないという悲惨な事態になるのである。あーあ・・・・・

↓台所で暴れまくる子ども、ペットボトルがお気に入り

ただ、今回の調査は、自然災害・気候変動とジェンダー、っていう視点がは調査項目にはいっていて、その点はとても新しいのである。実はカンボジアには災害対策委員会っていうのがあって、でも全然ジェンダー視点がはいってない・・ってことなどを知れたり、とても勉強になるのである。

このお手伝いをさっさとすまさなければ・・・自分の仕事がおくれてる~のである。