ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

ラジオへの出演

2011年08月07日 | 女性の自立

 

 

大学の職員から、大学が毎夜放送している教育ラジオに出ませんか?って誘われて、OKしてしまったわたし・・・・

↓大学のキャンパスにあるラジオ局

うちの大学はキャンパスが4つあるのかな?はじめて行くキャンパスなので、迷いながら到着。

↓移動時間が長くってあせかいちゃったので、さっそく水浴びをする子ども

パックさんもすごいけど、急に現れた子どもを笑って相手してくれる職員もすごいよなあ。

↓学生たちも聴講

母がラジオでしゃべってる間、子どもは外で遊んでたらしい

番組の内容は、教育に焦点があたってるので、ジェンダー学の講義を通じて学生をどうやってエンパワーしていくか、とか、けっこうまじめな内容。

セクハラについてや、人身取引、さらには家庭内暴力まで、さまざまな問題について質問を受けて、いやあ、時間の制約から仕方ないんだけれど、簡単に答えるのって難しいなあと思うのである。

↓番組のホストは英語の先生

リスナーからの電話もかかってきて、「ボスが部下を無理やり働かせたら暴力ですか」など、人身取引の話題から、「一人でいると落ち着かなくってさみしくなるんですけど、どうしたらいいですか」という質問まで、いろんな問い合わせ。

ホストはとってもいい人で、会話をとってもとっても楽しんだわたし。カンボジア、日本、アメリカの女性に対する暴力の問題や、行政サービスの話などをできて、比較するっていうのは大事だなあと思のである。

ただ、ひとつ意地悪な質問があって、「NGOに対して批判的な見方をしたら、どういった点を改善すべきだと思いますか」っていうもの。いやあ、こういう質問は、困ったなあと思うのである。「失業率が若者の間でとても高いので、若い学生をインターンとして雇用して、若者のパワーを活用して社会貢献する機会を与えてほしい」って切りかえしたのだけれど、彼はどういう回答を期待していたのかしらん。