ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

女性の権利と平等に関する地域セミナー

2011年06月28日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

今回のバンコク出張では、SIDAが主催する女性の権利と地位向上のための地域的取り組みについて協議する会議に出席。

出席者は、ASEANからばかりで、政府の人権委員会の職員と、大学の研究者との2種類。

 

↓セミナーの様子

フィリピン、ベトナム、マレーシア、インドネシア、東ティモールからの出席者がいて、ほとんどが女性。子連れは私だけだけれど、小さい子どもがいる女性も多くて、子育てとか母子保健についていろいろ情報交換できて、とっても楽しい。「子どもと電話で話したいから」って、夜の社交場を早く退出する人たちもいるので、わたしも気軽に子どもとの時間を確保できて助かるのだ。

 

↓朝食を楽しむ子ども

 こどもは、パンだのおかゆだの、いろんなものを食べるのである。それにしても、暴れるなあ・・・・部屋でも母のグラスをわってしまったのである。ばたばた手を振り回すのが楽しいのかなあ。

出張中はホテルにずーっとカンヅメ。朝から夜までずっとセミナーなのだ。

 

↓セミナーでは、ジェンダーや女性の権利についてのグループワークも多くて、なかなか忙しいスケジュール。

都市の家族と田舎の家族の24時間というゲームをやって、男女がどういう風に一日を過ごしているのかを検討することによって、ジェンダー関係について分析するというグループワーク。

同じグループには、フィリピン・インドネシア・マレーシアの人がいて、国によって、全然ちがう生活スタイルなんだなあと思ったのである。でも、女性が家事をほとんどやってるっていうのは共通。