ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

プールで遊ぶ子どもたち

2011年06月21日 | カンボジアの生活

 

プール大好きな子ども。でも、一緒にはいってると写真とれないんだけれど、今回は4家族もいるものだから、よそのお父さんを拝借して子どもと遊んでもらっちゃう。

↓ ミニアちゃんと一緒に遊ぶこども、父は体力勝負なのである

腕のお肉むちむち、いったいいつまであるんだろう・・・輪ゴムをはめてるようにしか見えないのである。

↓何やりたいのかなあ・・・・?ミニアちゃんに対抗したい?

↓きんちゃんの浮き輪を借りて浮遊するこども

くらげみたい~☆

 

雨に降られて悲しかったのだけれど、ちょっとだけでも子どもといっしょにプールに入れてとっても楽しかったのである☆

 

 

 

 

 


インディペンデンスホテルのビーチでランチ☆

2011年06月20日 | カンボジアの生活

 

シアヌークビルでは、昨年とまってなかなか印象がよかった、インディペンデンスホテルに宿泊。去年は子どもがおなかにいて、今年は子どもがそばにいて、まあなんとも頼もしいのである。

 

ホテルのプライベートビーチがあるので、シーフードを買ってきてもらってビーチで食べることに。

↓父親の浴衣をリフォームして作ってもらったじんべいさん

↓昼間から飲むシャンパンはおいしいのである☆

↓買い物部隊、ちょっと時間がかかったけれど、無事シーフードをゲット!!

母は、シーフードは食べない。でも、イカは大好き・・・・なのだけれど、どうやら市場の情報では今年はイカはだめだそうで、食べれなかったのである。地元民は、さすがにいろいろ知ってるなあ。

 

海辺で、てんでばらばらに遊ぶ子どもたち・・・・

ミニアちゃんだけは、砂が苦手ってことで写真には入れず・・・・

↓ゆりちゃんは、この後、砂浜を這い這いするっていう技を披露!!

↓なんかむつかしそうな顔してる・・・・でも、おむつなのであった


海へ!!子どもたちの大遠征

2011年06月19日 | カンボジアの生活

 

 

3連休なので、シアヌークビルへと遊びにいくことに。

 

↓まずは、PPSEZの魚生で朝食

 

↓車の中でのこどもたち

ピクニックで休憩中にも3回もお尻を洗われるこども・・・・

シアヌークビル港で荷物を積む車の大渋滞にまきこまれ、1時間以上立ち往生・・・・

したけれど、無事にインディペンデスンホテルへ到着!

↓でも、雨・・・・

雨にも負けず、海岸を散歩するわたしたち

↓一泊1000ドルの部屋らしい、すてきなロケーション

 

夜は空海にいったら、刺身がないとのこと・・・・で、HAPPAへと。

 

↓ 盛り合わせ

かわいい子どもなのである☆

 


カンボジアの常識・・・・

2011年06月18日 | カンボジアの生活

 

 

 

またしてもやってきてしまった試験の季節。

カンニングをするのは当然の権利だと思ってる学生ばっかりだから、対応が大変なのだ。

↓母を待つ子ども、またしても外で水浴び

 

 

いろいろ経験してだいぶん慣れてきたけれど、今回びっくりした新たな経験は、とある女子学生。 わたしの試験は、解答が終わった学生は退出していいことにしているので、適宜学生が解答用紙を提出しては去っていくのだ。

で、無事試験を終えて、いったん部屋から出た女子学生。なぜか戻ってきて、提出済みの試験解答用紙の束をさして、

「回答書き忘れたから、解答用紙返してください」

 

「提出済みのは、もう返せないよ~(超ワンダフルなスマイル)」BYわたし

 

「えーん」・・・・・・・・とほほ・・・・・

 

↓うちの子どもも、将来そういう常識になるかな?

 

カンボジアでは、大学まで進学できる子どもは2%くらいしかいないっていう統計もあるくらいなので、相当優秀で将来有望なはずの学生でも、このレベルの常識なんだよなあ。

人材育成の壁、高いなあ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


Stepford Wives で学ぶフェミニズム

2011年06月17日 | 女性の自立

 

 

大学でジェンダー学を担当している若手の先生が、地方に調査に出てやすんじゃうので、代講を頼まれたわたし。もちつもたれつ、なので、OKすると、「この映画見せておいてください」と、まあ、なんとも頼もしい依頼。と

いうことで、事前準備も含めて、合計4回も連続してこの映画「Stepford wives」を見る羽目になったわたし。

 

内容は、女性が解放されたら男性は恐怖??ってメッセージを盛り込んだ内容。

アメリカで、1970年代に、自立して解放が進んだ女性たちに恐れた男性たちが、STEPFORD っていう町をつくる。その中では、女性たちが自己主張できないようなロボットとなって(脳みそになんだかわからない機械をはめこむ)、男性たちは従順で美人な妻たちに仕えてもらって幸せ☆っていう生活を送っている。でも、最後には、男性の野望は破れ・・・・・女性たちが男性を支配する生活に戻る、っていう内容。

 

まあ、ちょっと過激なんだけれど・・・・・漫画を映画にしたようなかなじかなあ。女性がそんなに権力を持つなんてありえないし、男性が妻たちを恐れて支配されるなんていうのも、ちょっと無理がある設定なんだよなあ。

でも、この映画も、学生たちの大爆笑が続くのである。かなり皮肉な内容なんだけれどなあ。

代講することによって、新しい映画が見れて、なかなか面白いなあと思うのである。二コールキッドマンが素敵なのと、中学校のころ大ファンだったマシューブロデリックがまだ健在っていうのを知って、ちょっとうれしかったのである。

 

ロシアンマーケットで6000リエル(100円くらい)で販売中。

 

 

 

 

 

 

 


ノム・バンチョップの店

2011年06月16日 | カンボジアの生活

 

 

おいしいノム・バンチョップの店があると聞いて、さっそくいってみることに。

↓ベトナム公園の西側

3軒ならんでるうち、真ん中がおすすめとのことで、アドバイス通りに真ん中の店へ直行。

 

↓店の軒先に食べ物がならんでる

 パックさんに相談して、ノム・バンチョップ・カリーを注文

 

↓こどもは、カボチャと青豆入りのおかゆを食べる

かなりの量を食べるようになってきた子ども

ノムバンチョップには、野菜も大量についてきて、好きなだけお皿にいれてまぜて食べるしくみ。

 

この店のノムバンチョップは、5000リエル。パックさんに言わせると、市場だと3000リエルだから、ちゃんとしたお店で食べる値段としては妥当らしい。

野菜をたくさん食べてヘルシーなかんじ。

夜の講義に備えて、軽食をすませるってかんじで、とっても満足感高いのであった。

 

 

 

 

 


Evelyn: 男の子育て

2011年06月15日 | 女性の自立

 

 

大学ではいろいろ映画を上映してジェンダーについて考えてもらうようにしているわたし。

 

映画 EVELYNは、クレイマー・クレイマーやアイアム・サムと並んで、大好きな映画なのだけれど、英語がむつかしいかなあと思って、これまで上映してこなかったわたし。

本当は、STEPFORD WIFEという映画を上映する予定だったのだけれど、急遽予定をかえて、EVELYNを上映してみると、これまで経験したことのない盛り上がりを見せて、最後には大拍手で講義が終わったのであった・・・・・

 

映画は、無職でアル中気味の父親に愛想をつかした妻が、子ども3人と夫を捨てて家出をしてしまうところから始まる。父親は子どもが好きなのだけれど、アイルランドの法律では、親が子どもを養育する能力がないと判断された場合、子どもは教会に保護されて育てられるっていう決まりになってる。残念ながら、子どもたちは教会に引き取られて、父親は政府を相手に訴訟を起こして子どもを取り戻すって話。アイルランド最高裁に、子どもを親から引き離すのは違憲だとして訴訟をおこすのだけれど、まあ、この裁判の内容とか最高裁の判事3名が判決を下すシーンが超おもしろくって、学生たち大爆笑。

ジェンダーについて考えてもらうって、いろんなアプローチがあるんだけれど、いい映画をみてもらって感動してもらうことを通じて、男女を問わず人権を擁護していくことの重要性について理解を深めてもらって実践していってほしいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Mother and Child

2011年06月14日 | 女性の自立

 

 

知り合いの方から、Mother and Child っていう映画がとってもいいって聞いて、さっそく見ることに。

 

ストーリーは、35年前、15歳のときに生んだ子どもをすぐに養子に出してしまった女性と、その娘(37歳)と、養子をほしがっている夫婦が中心。37歳の女性が中心になってストーリーは展開。

 

大好きなアネット・ベニングが50歳の女性役なのだけれど、超ふけてて、なんだか許せん~

・・・・というのが、まず最初の感想。でも、映画の内容は、まあ、なんともいろいろ考えさせられるものなのである。

 ↓ハイハイ練習中

50歳の母親は、自分の母親の介護に追われているのだけれど、35年前に子どもを養子に出してしまったことでずっと悩んでる。

37歳の主人公は、優秀な弁護士なんだけれど、事務所の社長と関係をもって、妊娠しちゃう。

若い夫婦は、子どもができなくって養子をもらいたいんだけれど、なかなかうまくいかない。

 

という3人の女性を中心に描き出されている話なのだけれど、別々に語られる3つのストーリーが、最後にはひとつにまとまっていく。

主人公の若い女性は、いろいろと選択をして人生を歩んでいる。なかでも、興味深いのは、避妊して妊娠できなかったはずの主人公が、妊娠してしまい、生むことを選択したっていう点。

 ↓水を自分で飲む練習する子ども

 

 

主人公は出産の際に死んじゃって悲しいんだけれど、子どもは養子にもらわれて、さらに、実の祖母にも発見してもらって、きっと幸せになっていくのではないかなって思わせるエンド。

でも、死んじゃったら、いかんだろう。帝王切開を拒否するんだけれど、命の危険があるなら、死にたくないなら、帝王切開するべきだったはず。だから、きっと、新しい命に自分の将来を託したんだろうなあ。でもそれって、子どもにとっては、ベストチョイスではなかったはずだよなあ。そういう選択をしたってことなのだろうけれど、母は死んだらいかんよなあ、と思ったのである。

 

 

 

 

 

 


肌は白いのがいい・・・・?

2011年06月13日 | カンボジアで感じたこと

 

連日通っているマッサージに行くと、受付で待機しているマッサージ師が、一生懸命に足からなにやらはがしている様子・・・・

聞いてみると、「白くなるクリームを買ったので足で試している」とのこと。

↓くるぶし辺りで、確かに、白とちょっと肌色の境界線がある・・・・?

市場の美容院みたいなところで買ったらしい。

「白いのがいいんだもん!!」

そんなもんかなあ・・・かなりきれいな小麦色してるのになあ・・とか思ってしまうわたし。

↓マッサージをしてもらってると、登場した子ども

はいはいは出来てないんだけれど、歩く練習をさせられている子ども。

立つのが大好きで、座ってもらうと暴れだして、立ちたがるのである・・・

↓手はばたばた、喜ぶこども

マッサージに行ってる店の若い女性たち、小さな子どもがいる人も多い。シングルマザーも多くて、出稼ぎにきてがんばってるなあってかんじ。でも、半年とか2歳とか、小さい子どもと何ヶ月も離れて出稼ぎにでる彼女たちの強さには、感服してしまうのである。とてもわたしにはできない・・・・・カンボジア、やっぱりすさまじいパワーのある国だなあ。

 

 

 


おばちゃんの服はいやだ・・・・??

2011年06月12日 | 女性の自立

 

 

結婚式に行くのが好きでないわたし。でも、交友関係が広いだけに、色々呼ばれてしまうので、たいていはお祝い金だけ誰かに届けてもらうことに。カンボジアの結婚式は、音楽とかが超うるさいから苦手なのだ。

ところが、また結婚式の招待状を受け取ってしまったわたし。これって暴力だよなあ・・・だって断れないんだもの。

今回は、大学の管理職のお嬢さんが結婚されるので、毎日大学に一緒に通ってもらってるパックさんとマウに行ってもらうことに。顔見知りも多いだろうし、たまにはマウに大勢人がいるところに出てもらうのも社会勉強になるだろうと思ったのだ。

その裏には、まだ独身のマウに、結婚式に出てる大学の教員とか職員とか、どっかにまだ転がってるかもしれない3高独身男性の目にとまってもらって、あわよくば立派な嫁ぎ先を見つけられないかというわたしの隠れたねらいがあるのだ(←フェミニズムを豪語して女性の自立を率先して実践している人間のセリフとはちょっと思えないけれど・・・・)

で、そのマウ。「今度の結婚式、ボーン(わたし)はいけないので、おばあちゃん(パックさん)といっしょに行ってくれない?」、って言うと、「洋服がないからいやだ」とのこと。

「じゃあ、わたしが一回しか着てないカンボジアの洋服を貸してあげるから」といってわたしが提示したのが

↓このお洋服

そうすると、マウの回答は、

おばちゃんの服じゃ行けない・・・わたしたちはもっとモードなのを着るの(きっぱり)」

だって。

 

おばちゃんかよおお~!! 

考えてみると、確かに、わたしはマウの母親と同じ年。外見は数歳しか違わないと勝手に思っているのだけれど(勘違いかしらん)、実際は親子ほど年が離れてるのだ。

そうかあ、大学生の年頃のお嬢さんの気持ちなんて分からない年代に入りつつあるのだ・・・・・がーん。

 ↓結局、マウはドレスを着て結婚式へ

 

 若いお嬢さんは大変だあ・・・・・まあ、ともかく、かわいいもんだなあ。