ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

親の責任・・・?

2011年07月20日 | カンボジアで感じたこと

 

 

学生たちに、新聞でレイプの記事をさがしてもらってきて、クラスで分析することに。

↓ひみこさんとお昼寝中の子ども

カンボジアでは、レイプは連日新同報道をにぎわしているので、学生たちも簡単に記事を集めてきてくれるところがすごい。

なんたるこった・・・・・カンボジア、実はおそろしい暴力社会なのだ。ま、日本もそうだけどね。

↓天使☆

ある学生が持ってきた記事は、4歳の女の子がレイプされて殺害されて「ごみ袋」に入れられ、被害者の自宅の前に捨てられていたという信じられない残酷な事件。でも、さらにびっくりしたのは、この事件に対する学生の最初のコメントは、「親が無責任だったからおこった事件だ」というもの。

というのも、どうやら、夜遅くまで子どもを家において外出中だった親が戻ってきて、子どもがいないことに気づいたらしいのだ。

 ↓何度見てもすごすぎる、むちむち腕と手

 

 確かに、夜中まで子どもを一人で家にほっとくってありえない・・・・けれど、色々事情があったのではないのかなあ。ごみ袋の中に自分の子どもを見つけるなんて、信じられない残酷な話。

カンボジア、平和に見えるけれど、非人道的な犯罪を犯す人はやっぱりいるのである。親になってみてちょっと分かる気がするのは、罪のない子どもにひどいことをした人は、極刑で罰してほしいってことと、法が裁けないなら自分で復讐したくなるだろうってことかな。あーあ、人権活動家として死刑廃止を訴えてきたのに、人間かわるものだなあ。いや、死刑廃止論は、母になっても保守したいなあ。

 

 

 

 

 

 

 


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