ジェンダーからみるカンボジア

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戦争期の子どもの調査

2015年10月01日 | CHILDHOOD in KR

 

ついに始まった(と一人で盛り上がってる)、クメールルージュ時代の子どもに関する調査。

↓最初のインタビューは、長年つきあってる活動家仲間に依頼

彼は、わたしが2005年にした調査に”感銘”をうけてくれて、紛争下で女性に対する暴力の被害者に支援する活動にかかわるようになった情熱家。わたしより5歳年上だけれど、仲間としてとっても尊敬しているし大好きな男性で、近いけれど遠い関係をたもってる、とても大切な仲間。異性間では、なかなかそういう関係ってむつかしいので、とても貴重だと思う。

わたし自身も、彼がいなかったら、LGBTの調査もやらなかったかもしれないし、とか、いろいろ考えることがあって、細々ながらも適宜声をかけてくれて被害者保護の活動にさそってくれたのを感謝してるのである。

12歳くらいの時、母親から引き離されて、子どもグループに連れて行かれた時のことや、なぜクメール人がクメール人を殺したのかっていう繰り返しでた学生からの質問にも笑顔で答えてくれた彼。50歳くらいの男性が、「お母さんに会いたくて会いたくて仕方なくって」というような発言をしていて、とても率直な発言に心がゆれたのである。わたしだって男子2人の母親なのだ。

今回の子供時代の調査は、プノンペンでこの同僚のインタビュー(といっても男性なので直接的なターゲットではない)の次は、ラタナキリで調査開始。

コンサルタントの仕事を4つかかえながら、講義もしながら、同時並行で、持ち出ししかないのに一番気合いがはいってる調査。いい調査をしたい。記録を構造化して残したい。体調が不調で懸念事項は数時間ごとにおそってくるんだけれど、なんとか11月まで現場調査をしっかりやりたいな。

 

 

 

 

 

 


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