ジェンダーからみるカンボジア

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カンボジアの警察

2011年08月17日 | カンボジアの外で感じたこと

 

日本での仕事のひとつは、調査報告書のまとめ。

7月にカンボジアで実施した、暴力から子どもを守るセーフティネットに関する調査の報告書のとりまとめを、遊んでくれーと騒ぐ子ども相手にパソコンと格闘中。

↓ すさまじい恰好で寝てる子ども・・・・

 

とっても辺鄙な田舎で、子どもを暴力の被害から守るかっていう難問に取り組んでいる団体に対して、今後どうやればもっと効果的に取り組みを進めていけるかについて助言を出さないといけないのだ。

調査を通じて、けっこう「びっくり」したのは、警察に対する人々の信頼がとってもとっても厚いこと。

レイプとか、家庭内暴力とか、子どもが被害者になる事案が発生したときに、村長さんでもなく、先生でもなく、警察にいったら一番早く解決してくれるし警察が一番いい、っていう回答が、いろんな人に対して実施したインタビューで続出したのだ。

むむむ、警察をみたら逃げなきゃって思っていたわたし。これまで警察にかかわって、いい思いをしたことはない(きっぱり)。プノンペンで、道を聞いただけで「パスポート不所持」として罰金を支払わされた知り合いまでいるので、警察は賄賂をねらってる集団っていう思い込みがあったのだけれど・・・・

今回調査では、わたしも、僻地で警察の方に一人だけインタビューしたのだけれど、コミューンの状況とかしっかり把握しているし、暴力を幅広く村の治安って観点から話してくれたので、なんだか立派だなあと思ったのである。

そっか、警察もがんばってるのね。ちょっと見直さないとなあ。

 

 

 

 


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