ジェンダーからみるカンボジア

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12 Years a slave

2014年04月20日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

12 Years a slave は、今年度アカデミー賞を受賞した作品だというので、ロシアンマーケットで買ってきてもらっていたのを日本に持って戻って、仕事の合間にみてみることに。

19世紀後半のアメリカで、自由に生きていた黒人が、白人にだまされて売られて12年間奴隷として酷使される話。カメラワークがちょっと苦手なんだけれど、実話に基づくその話そのものが圧倒的な内容なので、あっという間に2時間ちょっとの映画を見てしまうかんじ。

白人にだまされたけれど、白人に助けられる主人公。誰でも、信じられないくらい冷酷な人間にもなれるし、とても優しい人間になれるっていうことがメッセージとして伝わってくる。

 

ジェンダー的には、女性が男性とは異なるつらい目にあわざるをえない(性的暴力とか)という事実も、正面から取り上げれられてる。

黒人の人権擁護のアドボカシーという観点からは、AMSTEDを超えた作品ではないけれど、十分に見る価値はある。この作品が、アカデミー賞を受賞したというのも、アメリカの現代社会の不満とか期待を反映してるのかな?

 

 

 

 

 

 

 


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