ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

フレキシブルでありたい

2013年04月18日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

お散歩がてら、朝からイーオンへとお出かけ。一生懸命歩いた子どものご褒美に、アイスクリームを買いに、マクドナルドへ寄る。いつものとおり、子どもに100円硬貨をもってもらって、カウンターに行ったところ、

「アイスクリーム10時半からしか売ってないんですよ~」と申し訳なさそうに言う年輩の女性。そうなのだ、まだ9時45分だったのだ。

唖然とするこども・・・・・・日本語の意味は分からないとしても、「アスクリームがない」ってことはわかったのである。

↓お花の水やりは日課

すると、ささっと横から滑り出てきた別の販売員の男性、

「あ、ちょっとまってね、機械の準備できてるか確認するね」

なんとも優しい販売員さん・・・・・その結果、販売時間よりも早く、しっかりアイスクリームをゲットできたのである。

↓増田屋のお寿司大好き、母は昼からビールを楽しむ☆

 

マクドナルドだもの、このくらいのフレキシブルさはあって当然なのかな?

でも、場所によって、フレキシブルさはぜんぜんちがうのである。

今回日本でいった銀行でも、対応はまちまち。

「この手続きには印鑑がないと・・・」という先方の対応に、わたしは「サインだと思ってたので、持ってくるの忘れました」と回答。すると、「じゃあサインでいいようにちょっと手続きしますから」と言ってくれたのはCity Bank。でも、とある銀行では子どもの銀行口座開設にあたって、「4月1日で法律がかわったので、ご本人のみが使う印鑑がないと手続きできない」と言われ、印鑑を買いにLOFTまで行かされるはめに・・・(4月1日までは家族と同じ印鑑でよかった)。

↓二人でお昼寝、なんともかわいい☆

いつ行っても最悪なのは、役所。今回も、こどもの手続きに行ったところ、「このXXに関する書類がないと手続きできない・・・・」と言われ、「それはあっちの窓口で、原本をすでに提出済だから、持ってない」というと、「確かにご提出いただいているはずなのですが、でもそれは2番窓口で、こちらは7番窓口で、管轄が違うので、再度こちらでも提出してもらわないと手続きできない」とのこと。「でも向いの窓口で、おんなじ役所でしょ?原本があったからこの手続きに進んでるんだし、それで原本があったって証明になるでしょう?」って言っても、「前回は出してもらってるので(と、上の子のファイルを持ち出してきて前例を示す役人)、今回もこの窓口で再度出してもらわないと手続きできない」。・・・・・・前回は、どうやら内部でコピーをとってた?んだかよくわからないけれど、ともかく、なんたるこっちゃなのだ。この問答で、3人の役人が内部協議をしてどこかに電話して問い合わせてた時間、20分程度。人件費かんがえて仕事してよおーってかんじなのである。もっとフレキシブルにならないのかなあ。

カンボジアの役所はおカネでなんとでもなるので(そういえば、出生登録、無料のはずだけれどおカナがかかる制度なので、100ドルわたしておいたけれどなんとかなったんだろうか・・・・・)、ちゃんとした日本と比較できないんだけれど、フレキシブルさという点ではカンボジアの方がいいかもしれない。