玄文社主人の書斎

玄文社主人日々の雑感もしくは読後ノート

蚊への抵抗力

2012年09月27日 | 日記
 暑い。今年の夏も暑い。しかし今年、市の市民節電所モニターに応募したこともあり、クーラーは極力使用しないようにしている。事務所は風が通らず西日があたるので、夏の間は使わず、風の通る部屋に仕事場を移した。
 日中は書類が飛んでしまうほど風が通るので、快適に仕事ができる。しかもクーラーを使わないから節電もできる。七月の電気料は昨年よりかなり減少した。もっと早く実行しておくべきだった。
 寝室にもクーラーはない。家のつくりが風がよく通る構造になっているので必要がない。窓を開け放って寝れば、何も問題はない。しかし、蚊が入ってくる。蚊を防止するには、網戸をつけるか、蚊とり線香を焚くかすればいいのだが、面倒臭くて何もしない。
 ある夜、めちゃくちゃに蚊に刺され、一晩中痒くて眠ることができなかった。寝ぼけ眼でキンカンを塗って痒みを止めようとするが、あとからあとから蚊が襲ってきて、拷問のような一夜を過ごした。
 では、翌日対策を講じたかというと、面倒で何もしなかった。その後、不思議な現象が現れた。蚊にいくら刺されても、大して苦痛を感じなくなったのだ。蚊にたくさん刺され続けると、耐性が出来て痒みを感じなくなるのだそうで、自分にもそんな耐性ができたのだ。
 今夏の大きな収穫だが、手足は蚊にやられた跡だらけ。蚊は病原菌も運ぶので、こんなことは人様にお薦めできることではない。

越後タイムス8月10日「週末点描」より)


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