今の時代、来年の家計簿ノートは銀座にしか売っていない(2007.12.26)

2007-12-26 21:12:29 | Weblog

*ここに、わが家の10冊(10年分)の家計簿ノート

クリスマスが終わると年末です。年賀状は買うだけ買いましたが、手をつける気分ではありません。1週間ほど前から、家人が“家計簿”用のノート買わなければ、と聞いていたのです。

わが家人は、家庭を持ってから、欠かさず家計簿つけている人間国宝みたいな方です。30年以上も、B5版の統計ノートにつけているのです。
この統計ノートは、小中学生相手の文房具屋さんでは、手に入らないのです。私が、現役で東京・大手町にいた時代には、会社相手の文房具屋さんで買っていました。

旧庄和町の100円ショップにはない、春日部市の文房具屋さんのいくつかをたずねたが、ありません。たかがノートを買うのに、お取り寄せはないでしょう、と思っていたら、もう新年までには、間に合わなくなりました。

*この統計ノートがないのです。

東京まで出かけて買うしかないでしょう。
日本橋の丸善に行こうか、銀座の伊東屋に行こうか、と迷いました。どちらも、文房具売り場をぐんと縮小しています。

今日、ノートを買うためだけに、銀座に出かけたのです。
伊東屋の5階。そこは、手帳、システム・ノート、ビジネス・ダイアリーのオン・パレードでした。会社の仕事じまいも近い今日は、来年のために買いにきたお客さんで、ごったがえしていました。ノートは片隅に追いやられていました。
それでも、メーカー違いだったけど、B5版の統計ノートを3冊(3年分)を買うことができました。

ビジネスで、統計ノートを使っているような会社は、もうないでしょう。
売れないノートなんか、なくなるでしょう。なくなる前に、わが家の家計簿のコンピュータ化しなければならないようです。
まてよ、ノートを10冊、10年分も買っておけば、それ以上はいらないかもしれません。はるかに経済的です。なんでもIT化がいいということでもなさそうです。

そもそも今、家計簿なんかつけている世帯・家庭も、ほとんどないでしょう。
その昔、日本が貧しかった時代には、婦人雑誌の新年号の付録は、どの雑誌も、家計簿だったように思います。今、家計簿を付録につける婦人雑誌なんて、ないのです。いやいや婦人雑誌、そのものが廃れて、しまっているのです。
主婦と生活、主婦の友なんて、タイトルの雑誌は、誰も買わないでしょうね。

若い人の世帯の、生活の苦しさは、どうも、今も昔も同じ、という、いやな時代になってしまいました。
また、家計簿つけなければならない時代に戻りそうです。


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