*左;ジャズデイ春日部でもらって、演奏中にかぶっていた緑色の帽子。右;砂漠植林ボランティアでもらた帽子。
中国のことは知らないことばかりです。9月の中国西域の旅では、ずっと中国人ガイドの王文虎さんと一緒でした。このガイドさんは、地球の歩き方、西安・シルクロード編の執筆もされるほどの博識さんです。長い沙漠のバス旅では、しゃべりっぱなしでした。
<皆さん、不倫って、中国でなんというか知っていますか>。
<緑色の帽子>といいます。<あの人、不倫しているは、あの人、緑色の帽子です>
先日、ネットで<緑色の帽子>で検索してみました。出てくる出てくる、その通りでした。ぜひ、検索してみて下さい。
今回の中国西域の旅の目的は、中国沙漠への緑化、植樹ボランティアです。
中国側スタッフと、はじめて顔をあわせた9月12日の昼食のとき、作業用帽子、記念のピンバッチをもらいました。
<帽子は真っ白でした>、緑化だからと、グリーンの帽子だったら<私は不倫>になるわけです。
ところで、女性が緑の帽子を男性にかぶらせるのは、<わたしは、フリー>の意味もあるらしい。
*記念にもらったピンバッジ<地球家園 緑色行動>いい言葉です。
*この<緑色行動>のモニュメントの向こう側で砂漠緑化活動が行われています。
<緑化行動>って、ちょっと変・・?どういう意味?
なぜ、緑色なの?の答えも、ネットには出てきますが、ワタシの知人が言った<萌えいずる新緑の芽だから>に、納得しました。春芽吹きの季節です。
新緑、緑、いい色です。新鮮な色です。
このごろ、グリーン・ニューディールとか、日本版グリーン・ニューディールとか出てきます。
グリーン、緑って、どんな意味があるのでしょう。
【おまけ】
*若かったころ読んでいた本、もう捨てなければ。
*昔、1970年代、ワタシがヒッピーだったころ、いや日曜にヒッピーだったころ、アメリカの若者世代によく読まれていた本に<The Greening of America>があって、ワタシも、その翻訳<緑色革命><アメリカの緑色革命>を読んでいました。
*今朝、このブログのためにホコリを払いながらめくってみました。著者のチャールズ・A・ダイク(Chales A.Reich)が、こう語っています。
<だれもが、このアメリカを途方もなく富裕な国と考えているが、いっぽう、どうしようもないほど貧しい国――人類の歴史を通じ、富として大切にはぐくまれてきたものが、大半、貧困化した国――だと認識しはじめている>と。
*訳者(邦高忠二さん)は、こう続けています。<アメリカ現在のような危機の状況にたちいったのは、どんないきさつによってであろうか、危機に対応して新しい世代の意識には、どんな変化が起こったのであろうか、また、それらの危機状況や意識の変革は、今後どのような方向に向かうのであろうか>
*これは、今のことではありません。1970年代はじめのことです。私らが若かった時代のことです。
*最近の新聞報道によると、アメリカ、ニューヨーク・ウォール・ストリートの若者らのデモ行進、集会、(最近は、反格差行動というらしい)が続き、全世界80か国で呼応する動きが始まっているようです。その昔の米国での公民権運動、反戦運動のうねりを思い出します。70年代初頭も、現代も変わらないのです。
*昨日(10月17日)、春日部・ララガーデンの本屋さんに、時間つぶしに寄って新聞書評に載っていた<グリーン革命>という名の本を探していました。著者は、トーマス・フリードマンで、原書の題名は<温暖化、フラット化、人口過密化>です。これに出版社は<グリーン革命>のタイトルをつけたのです。日本人は、ワタシも<緑色革命>、<グリーン革命>の言葉が好きなのでしょう。緑色がつくだけで、未来への希望を感じるのです。
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