*今年もセミの抜け殻の季節
朝一番、銀行に行きます。真夏の暑さがジリジリでした。しばらく聞かなかったセミの激しくうるさい大合唱です。
今日は、ニュースの夏枯れ、暇ネタにします。暇ネタは季節の風景です。昨日(7日)の朝日新聞の天声人語もそう、セミの話題でした。
ウチに帰り着いて、猫額庭の葉っぱを探します。やはり、セミの抜け殻がついています。3つです。昨日か、今朝かうまれたのでしょう。
セミの抜け殻は、ウチの孫の“夏休みの宿題・自由研究”テーマです。一年生、二年生と2年連続、ジージ―のウチのセミの抜け殻研究です。基礎データをジージーのうちで集め、持って帰って仕上げるのです。
さあ、まもなく孫たちがやってくるでしょう。
ジージ―は、自分の宿題みたいに思うのです。原稿締切日近くと同じプレッシャーを感じるのです。
*7月23日の朝日新聞、これもひまネタかな?
今年は、セミの羽化を見せたいと思っています。それしか、もう抜け殻研究のテーマがありません。
孫がウチに来ている時、羽化してくれるかどうか。大体ワタシ自身見たことがないし、深夜何時頃から始まるのか。ワタシは、毎晩徹夜でウオッチしなけりゃ、ならないのか。
どこか大群生地でもあれば、孫連れて一晩キャンプしてもいいのだが、誰か知りませんか?
もっともマンション暮らしの孫やウチの近所の子どもらにとっても、網持ってセミとりなんて、やったことないでしょう。私らの子どものころは、虫捕り、セミ捕りにけっこう夢中でした。夏休みの宿題に昆虫採集の成果として、提出したことはありません。せいぜい3種類程度のセミでは提出できません。
金ゼミ、大ゼミ、こゼミの3種類です。岡山県の山間部ではそう呼んでいました。正確には、クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミのようです。ツクツクボウシとか、ヒグラシは知りません。
採れるのは、ニイニイゼミばかり、たまに大ゼミ(アブラゼミ)でした。金ゼミ(クマゼミ)が採れた時には、おおいばり気分でした。
天声人語(8月7日)も“アブラゼミを佃煮にするほど捕っても、クマの一匹の栄光には遠く及ばなかった”と書いています。
【おまけ】
*岡山県の山間部育った私ですが、夏休みに一度だけ、瀬戸内海の小島に海水浴につれていってもらっていました。ある夏、尾道の沖の小さな島、岩子島に行きました。そこの海べりの松林には、金ゼミ(クマゼミ)が、もういっぱいいました。背の低い木、子どもの手の届く所にとまっており、手づかみできるのです。逃げないのです。いっぱい捕りました。ただ、山の中のセミと違って弱く、すぐに死んでしまったように思います。昭和30年頃、60年前の話です。むろん、その後行ったことはありません。
*ここまで書いた時に、セミが来ました。そっと網戸をあけてシャッターを切りました。大ゼミです。
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