蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

夏場所中日八日目<蛾遊庵ピックアップ>ー把瑠都恐るべし!-

2006-05-15 01:19:31 | フォート・エッセイ
 5月14日(日)曇り後晴れ。日中暖、12~23度。

■ 夏場所中日八日目、把瑠都対嘉風。
 新入幕、把瑠都がまたまた凄い相撲をとった。立会い、嘉風を鎧袖一触(がいしゅういっしょく)弾き飛ばしてしまった。一昨日は白露山を吊り気味に寄り切った。この先、恐るべし!

     

■ 高見盛対栃の花。今日はどうか?。高見盛、毎日、人気力士、高見盛に懸かる懸賞目当てに相手は全力でぶつかってくるとのこと。これじゃ身も心ももたないとか。
 しかし、今日は、危うく、土俵際、逆転送り出して勝った。懸賞も無事手にした。天を仰いで意気揚々と花道を引き上げていった。
 よかった、よかった。一生懸命なのが勝つのは見ているほうも嬉しくなる。

            

■ 稀勢の里対雅山、 茨城県出身同士の対決。新鋭、19歳、稀勢の里、恐いもの知らずの面構えが好い。今日も巨漢(182k)、元大関に臆することなくぶつかっていったが、惜しくも寄り切られた。しかし、雅山も今場所は好調そのもだ。

              

■ 琴欧州対安美錦、今日は大丈夫だろうと安心して見られた。早く膝が治るといいのだが。心なしか腹の筋肉が、少し落ちたような気がする。
              

■ 白鵬対垣添、垣添、昨日は小兵ながら憎らしいくらいの巧さで、琴欧州を料理してくれた。しかし、その巧さを警戒した白鳳が突き放した。

      

■ 魁皇対若の里、魁皇が見違えるように蘇ってきた。面白くなるぞ!

               

■ 千代大海対朝赤龍、本日、結び一番。何と懸賞が20本以上も懸かった。これじゃあ、朝赤龍も力が入るわけだ。案の定、巧く千代大海の突きを交わして堂々の寄り切りに破った。土俵上に珍しく座布団が舞った。

       

 そして、今日の結果、一敗が3人、二敗が4人と、これからの後半戦が俄然目が離せなくなった。

                

  と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?