蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

失礼ながら、思わず笑っちゃった!-民主党の新CM「生活維新。」-

2007-01-10 01:41:57 | 時事所感
1月9日(火)快晴。-1~6度。

  朝、つけっぱなしのスパモニの画面に、何気に目をやったら、おかしな映像が目に飛び込んできた。
  民主党の小沢代表が嵐の海で、帆船の舵輪を必死に廻していらっしゃる。アレッ、アレッと我が目をみはると、今度は菅副代表がその後ろで、ロープ巻き取り器の横軸を押している。と思った瞬間、鳩山幹事長が帆を畳み込むつもりらしく一生懸命ロープを引っ張っている。
 海は一層大荒れだ。小沢代表が後方に吹っ飛ぶ。それを脇に飛んでサッと両脇から助け起こす管と鳩山の両先生。その瞬間、一転、明るい青空から燦燦と陽光が射す。三人並んで拳を突き上げる。「生活維新。」のテロップが打たれた。

  何ん―だ、民主党のCMかと納得した。そして思わずこの子供だましのような漫画チックなCMのお粗末さに笑ってしまった。

  そろいも揃って着草臥れた古背広のようなお三人様が、天にコブシを突き上げてみた所で、一体どこの誰が、「これは頼もしい。今度の選挙、一票いれてみようか」なんて間違っても思うだろうか。

  これなら、まだしも、びっくり箱の飛び出し人形よろしく、前原、野田、永田(議員辞職はしたが民主党党員では?)の三おっちょこちょいお坊ちゃま先生でもひっぱりだしてきて、「僕達、過ちは二度といたしません。偽メールでは確り勉強しました。もう一度僕達にチャンスを下さい。」くらいのことを言わせて、今流行の三人揃って深々と最敬礼のお辞儀でもさせたほうがどれだけましだろうか。

これならば、優しくお人よしの揃った有権者の皆様のお涙とお情けを、余ほど頂戴できることかと思ってみるのは、山家の隠居の寝ぼけうつつの戯言だろうか。

こんな浮ついた三文紙芝居にもならないようなCMに、なけなしの党費(これも国民の血税からの政党助成金の一部か?)を使っているようでは、とても政権奪取なんていつのことやら…。

「生活維新。」なんて大ダンビラをお振りかざしになるのなら、雇用問題への取り組みが焦眉の急務と見て、請負労働や、派遣社員の人たちの話をじっくり聞いて、相談にのるぐらいの地道なCMがつくれないのだろうか。

と、思うこの頃さて皆様はいかがお思いでしょうか。

―追記―
民主党の上記、新CMは、同党のホームページにもでていました。30秒だそうです。
冒頭の嵐の海をこちらに向かって走ってくる、帆船は、時代遅れながらなかなか格好いいでした。どんなドラマが始まることかと、期待して見たらとんだお粗末の一巻でした。
www.dpj.or.jp - 2007www.dpj.or.jp



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1 コメント

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Unknown (ちん)
2020-05-17 10:33:57
民主党は無能だから安心しろ
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