蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

夏場所が始まったー新入幕、把瑠都(ばると)が暴れる?-

2006-05-08 01:46:19 | 日常雑感
 5月7日(日)終日、小雨。肌寒い一日。

 今日から、夏場所。午後4時、TVの前に缶ビールを持って座る。

 人気者の高見盛は、幕尻近くまで下がってしまった。スポンサーは正直だ。懸賞がぐっと少なくなった。そして、案の定苦手な土佐の海に敢え無く寄り切られた。この先が案じられる。

 次に注目の把瑠都が土俵に上がった。相手はこれも新入幕の豊真将(ほうましょう)。
エストニア出身、正真正銘の金髪の把瑠都は、江戸時代の伝説的な名力士、雷電為衛門と体型がそっくりとか。
 なるほど強い。たちまち相手を簡単に土俵の外に出した。どこまで勝ち続けるか。あるいは千秋楽、上位との優勝決定戦に絡む勢いさえ感じさせる。
 後のインタビューの陽気でたんたんとした笑顔がまたよかった。また、一人新たなスター力士の誕生である。これからがおおいに楽しみなことである。

 そして、話題の新大関、白鳳も苦手、若の里を難なく料理した。

 しかし、我が期待の琴欧州は元気なくライバル稀勢里に土俵際、下手投げにもんどりうって敗れた。この先が心配だ。

 結び前の大一番、横綱がかかる栃東、今日は小気味よく旭天鵬を押し出して、12本の懸賞を手にした。こちらは幸先いいスタートだ。

 景気がよくなると、大相撲も面白くなるのだろうか?。いや、景気なんかとは関係あうまい。要は、外国人力士が多士済々、バラエティーに富んでおもしろくなったというところだろうか?
 こちらこそ、規制緩和でもっともっと、入りたい者は入れてやればいいのだ。一部屋外人力士一人なんて、けちなことを言わずにだ。

 そして解説の舞の海が言った。今場所は、ここ数年にない面白い場所になりそうだと。いいことだ。これから二週間、毎日が楽しみだ。そしてその二週間があっと言う間にたってしまうことだろう。

 因みに国会議員の先生方も衆参合わせれば、700人、もう少し個性豊かなガチンコ相撲を取ってくれる先生方が、多士済々輩出されてもよくはないかと思うのだが?。

 と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?。