4月28日(金)晴れ。風も無く暖かな春日和。燕が飛び交い鶯が鳴いている。
前回触れた、NHK視聴者コールセンターとは、一体NHKとどんなつながりがあるのか知りたくなった。そこで、NHKのホームページを検索してみた。
すると、NHKグループネットというページに出会った。「NHKグループネット、加盟の各社・団体が共同で運営するポータルサイトです」とあった。さすが天下のNHKである。関連団体、子会社がざっと数えて24もあった。
上記のNHK視聴者コールセンターは、どうやら、この内のNHK営業サービス会社に所属しているらしい。
すなわち、この会社の重点業務内容として、受信料についての事務情報処理業務、視聴者の意向に関する調査等の企画、実施、コールセンター業務の効率的運行、電話受信相談業務の推進と明記されていたからだ。
そしてこの会社の財務内容を見て驚いた。
資本金1億5,000万円、発行済株式総数3,000株、
1株当たり当期純利益、159,322円(16年度)、
利益剰余金2,194,869千円
とある。
1株額面5万円に対して、1株利益が15万円とはどうゆうことなのか?
PERは、0.31、超割安株ということか。ぜひ買いたいものである。
そして、貸借対照表からは、負債・資本合計、3,623,559千円に対し、損益計算書の経常利益、657,009千円である。
ということは、総資本経常利益率は18.13%となる。
これは、社員数550人の中小企業として超優良企業ということになる。
(※中小企業の利益率6~8%が相場とか)
しかし、天下のNHKさん、こんなことは序の口なのだ。
NHKの番組づくりの主要を占めていると見られるのがNHKエンタープライズだ。
こちらは、利益剰余金、85億91百万円、経常利益10億76百万円、
総資本経常利益率は7.57%となっている。
しかもこの会社社員数361人に対して、元NHK幹部の役員さんが豪華絢爛19人もいらっしゃるのだ。
そしてさらに、NHK共同ビジネスという子会社。
こちらは、放送に伴う建物の維持管理、設計施工、貨物・乗用車の運行管理、…要はNHKの業務運営に関わる一切合財を引き受けているらしい。
そのほか、NHKオフィス企画というのもある。
こちらは、製作・業務支援の専門集団とあり、印刷製本から人材派遣までおやりになっている。
これらを概観して、私が感じたことは、NHKという組織は、視聴料として集めたお金を、外部には徹底的に鐚(ビタ)1文も出すまいとする守銭奴(?)集団企業体ではないかということである。
これら子会社の役員の多さ。それらは皆、元局長次長、理事、部長というお偉方が綺羅星の如く鎮座ましましている。
NHKは、全ての業務をこれら子会社に随意契約で市場価格よりも割高な見積価格で受注させ、さらにこれら子会社はその下の孫受け会社(※そこまでは公表されていないが必ず実働部隊があるはず?)を徹底的に絞り上げるシステムの中で、潤沢な利益を稼ぎ出させ、そこにたっぷりと千両箱をつみあげているのではないか。
そこから、大幹部様たちは国の特殊法人にならって現役時代以上の高給をいただき、子会社というNHK経営委員会の目の届かないところで、優雅な人生の終盤をじっくりとお楽しみになっていられのではないか?。
以上は、山家の隠居の妄想・妄言だろうか?。
はしなくも、そうでもないことが、4月13日、『NHKエンタープライズ、板谷社長は、平成17年度決算でNHKの要望に応える形で、20億円余りの特別配当を行う予定であることを明らかにした』と報じられたことに示されてはいないか?。
特別配当とは、上納金のことだそうだ。
要は、NHKという組織は、放送するアナウンサーはいつもニコニコと皆様のNHK、庶民の味方ですなんて澄ました顔をしながらその陰で、出世の階段上り詰めた暁は、いくつも臍繰り巾着袋をぶらさげ、格差社会で呻吟する視聴者尻目に自分たちは栄耀栄華の夢に酔っていると見るは、山家の隠居の僻目だろうか?。
これを「電波天国!」と呼ばずして何と呼ぶべきだろうか?。
と、思うこの頃さて皆様はいかがお思いでしょうか?
―追記―
子会社の財務分析、聞きかじりの付け焼刃ゆえ、見当違いがございましたら、お笑い捨ての上、ご指摘くだされば幸甚に存じます。
前回触れた、NHK視聴者コールセンターとは、一体NHKとどんなつながりがあるのか知りたくなった。そこで、NHKのホームページを検索してみた。
すると、NHKグループネットというページに出会った。「NHKグループネット、加盟の各社・団体が共同で運営するポータルサイトです」とあった。さすが天下のNHKである。関連団体、子会社がざっと数えて24もあった。
上記のNHK視聴者コールセンターは、どうやら、この内のNHK営業サービス会社に所属しているらしい。
すなわち、この会社の重点業務内容として、受信料についての事務情報処理業務、視聴者の意向に関する調査等の企画、実施、コールセンター業務の効率的運行、電話受信相談業務の推進と明記されていたからだ。
そしてこの会社の財務内容を見て驚いた。
資本金1億5,000万円、発行済株式総数3,000株、
1株当たり当期純利益、159,322円(16年度)、
利益剰余金2,194,869千円
とある。
1株額面5万円に対して、1株利益が15万円とはどうゆうことなのか?
PERは、0.31、超割安株ということか。ぜひ買いたいものである。
そして、貸借対照表からは、負債・資本合計、3,623,559千円に対し、損益計算書の経常利益、657,009千円である。
ということは、総資本経常利益率は18.13%となる。
これは、社員数550人の中小企業として超優良企業ということになる。
(※中小企業の利益率6~8%が相場とか)
しかし、天下のNHKさん、こんなことは序の口なのだ。
NHKの番組づくりの主要を占めていると見られるのがNHKエンタープライズだ。
こちらは、利益剰余金、85億91百万円、経常利益10億76百万円、
総資本経常利益率は7.57%となっている。
しかもこの会社社員数361人に対して、元NHK幹部の役員さんが豪華絢爛19人もいらっしゃるのだ。
そしてさらに、NHK共同ビジネスという子会社。
こちらは、放送に伴う建物の維持管理、設計施工、貨物・乗用車の運行管理、…要はNHKの業務運営に関わる一切合財を引き受けているらしい。
そのほか、NHKオフィス企画というのもある。
こちらは、製作・業務支援の専門集団とあり、印刷製本から人材派遣までおやりになっている。
これらを概観して、私が感じたことは、NHKという組織は、視聴料として集めたお金を、外部には徹底的に鐚(ビタ)1文も出すまいとする守銭奴(?)集団企業体ではないかということである。
これら子会社の役員の多さ。それらは皆、元局長次長、理事、部長というお偉方が綺羅星の如く鎮座ましましている。
NHKは、全ての業務をこれら子会社に随意契約で市場価格よりも割高な見積価格で受注させ、さらにこれら子会社はその下の孫受け会社(※そこまでは公表されていないが必ず実働部隊があるはず?)を徹底的に絞り上げるシステムの中で、潤沢な利益を稼ぎ出させ、そこにたっぷりと千両箱をつみあげているのではないか。
そこから、大幹部様たちは国の特殊法人にならって現役時代以上の高給をいただき、子会社というNHK経営委員会の目の届かないところで、優雅な人生の終盤をじっくりとお楽しみになっていられのではないか?。
以上は、山家の隠居の妄想・妄言だろうか?。
はしなくも、そうでもないことが、4月13日、『NHKエンタープライズ、板谷社長は、平成17年度決算でNHKの要望に応える形で、20億円余りの特別配当を行う予定であることを明らかにした』と報じられたことに示されてはいないか?。
特別配当とは、上納金のことだそうだ。
要は、NHKという組織は、放送するアナウンサーはいつもニコニコと皆様のNHK、庶民の味方ですなんて澄ました顔をしながらその陰で、出世の階段上り詰めた暁は、いくつも臍繰り巾着袋をぶらさげ、格差社会で呻吟する視聴者尻目に自分たちは栄耀栄華の夢に酔っていると見るは、山家の隠居の僻目だろうか?。
これを「電波天国!」と呼ばずして何と呼ぶべきだろうか?。
と、思うこの頃さて皆様はいかがお思いでしょうか?
―追記―
子会社の財務分析、聞きかじりの付け焼刃ゆえ、見当違いがございましたら、お笑い捨ての上、ご指摘くだされば幸甚に存じます。