12月19日(土)
普天間の基地問題について、鳩山総理の迷走ぶりが喧しく言われている。遠めにみていて確かにはっきりしなくていらつかせられる。
しかし、気の毒でもある。
何しろ戦後60年の垢に十重二十重と包まれてきたのであるから。
今の大方の私たち日本人にとって、現状があたりまえになってしまっているからだ。
だが、もうそろそろその垢を掻き落すところにきているのではないか。
「日本はアメリカに守られているのだ」と事あるごとに聞かされている。「日本人を守るためには、アメリカは血を流してくれる覚悟なんだ」と。
しかし、いざとなった時そんなことがあるだろうか。
条約なんてものは、古来世界史を紐解けば、いざとなればいつでもバッサリ破り捨てられるのがおちではないか。
そんなものが守られているのは平時の念仏経文でしかないのではにか。
アメリカが血を流すのはアメリカの国益に従ってながしているのにすぎないのだ。
イラクだってアフガンだってみんなそうだ。
アメリカという国を動かしてというか牛耳っている一部利益集団(特権階級)が自国の多数の弱者を使い捨てにして、己が利益をさらに増やさんが為守らんがために、事の実態を国際正義のオブラートにくるんで、傍若無人に他国を侵略しているのが実相ではないのか。
日米安保にしたところで第一にアメリカの国益に適っているからではないか。この野放しにしておけば、また何をするかわからない底知れぬ力を秘めた恐ろしい日本。その不気味な手足を縛るために戦勝国家の優位性を傘にかかって、ソフトに押し付けているのではないか。
そうであれば、もうこの辺で、我国は、こんな安保条約という安天麩羅のあつころもみたいなケッタイナ衣は、きれいさっぱり脱ぎ捨てるところにきているのではないか。
日本人は、いざという時は、アメリカが守ってくれるなんて幻想を一日も早く捨てるべきなのだ。たとえ、北朝鮮が、一発、二発怪しげな原爆をミサイルで打ち込んできてもである。
そのときこそ、皮を切らして肉を切る。肉を切らして骨を絶てばいいのだ。たちまち我が日本人は蒙古襲来の鎌倉武士の如く敢然と目覚めるからだ。
しかし、いかな北朝鮮といえどもそんな自爆行為には、めったにすることはあるまい。
日米安保絶対保持主義者は、二言目にはアメリカの核の傘を金科玉条のように有り難がるが、そんなものの必要性が現実問題としてどこにあるだろうか。
幸いなことに日本は海洋国家である。国境は歴然、判然としている。侵略行為にに出れば誰の目にも明らかだ。
海に勝る国防は古来ないのだ。海を国防力に換算すれば何個師団分の陸軍力になることだろうか。それを考えれば、当面、今の自衛隊の保有軍事力で必要最小限十分なのではないか。
今とにかく、一日も早く日米安保条約を解約して、日本は真の独立国家として、たつべきときではないか。自国は自国で守る。この気概がなくてどうして国家をまっとうできようか。そして直ちに沖縄の米軍基地を一掃するのだ。
それこそが靖国の英霊の御霊に真にこたえることではないのか。靖国、靖国と声高におっしゃる方々は返す刀で何故このことに長年触れられないのであろうか。
とにもかくにも、今の日本の国際的な発言力の無さは、この気概が無いためではないか。
日本は、日米安保を破棄した上で、次のステップとして、速やか先ずは国際警察機構の確立そして世界政府の樹立を主唱すべきだ。
しかし、私の日米安保条約破棄論は、日本が戦前のような軍事優先国家になることを提唱するものでは決してない。
否、むしろ今、この世界で起きている全ての問題は、現在の個別国家の乱立の仕組みでは永久に解決できないことばかりに陥っているとみるからからである。
今や世界政府の仕組みをつくらないかぎり、人類はこれ以上共存出来ないと思うからだ。
しかしこのような主張は、現行の日米安保の核の傘に隠れて、いくらODA資金を世界中にばらまいたところで、世界の何処の国が耳を貸してくれるかということである。
それには、日本がアメリカの核の傘ときっぱり縁を切った上で捨て身なって見せることなのではにか。
そのときこそ、日本は、改めて、日露戦争に勝利し白人文明の優位性に一泡も二泡も吹かせた勇者として世界から尊敬の目を向けられ耳をかたむけてもらえるのではないか。
僭越ながら、鳩山総理大臣閣下並びに小沢闇大将軍閣下もお腹のそこではこのようなお考えに近いのではないかと忖度する次第なのですが…。
果たしてこの妄言(?)を皆様は、いかがお思いでしょうか。
どんなご意見でもお聞かせ願えれば幸甚に存じます。
普天間の基地問題について、鳩山総理の迷走ぶりが喧しく言われている。遠めにみていて確かにはっきりしなくていらつかせられる。
しかし、気の毒でもある。
何しろ戦後60年の垢に十重二十重と包まれてきたのであるから。
今の大方の私たち日本人にとって、現状があたりまえになってしまっているからだ。
だが、もうそろそろその垢を掻き落すところにきているのではないか。
「日本はアメリカに守られているのだ」と事あるごとに聞かされている。「日本人を守るためには、アメリカは血を流してくれる覚悟なんだ」と。
しかし、いざとなった時そんなことがあるだろうか。
条約なんてものは、古来世界史を紐解けば、いざとなればいつでもバッサリ破り捨てられるのがおちではないか。
そんなものが守られているのは平時の念仏経文でしかないのではにか。
アメリカが血を流すのはアメリカの国益に従ってながしているのにすぎないのだ。
イラクだってアフガンだってみんなそうだ。
アメリカという国を動かしてというか牛耳っている一部利益集団(特権階級)が自国の多数の弱者を使い捨てにして、己が利益をさらに増やさんが為守らんがために、事の実態を国際正義のオブラートにくるんで、傍若無人に他国を侵略しているのが実相ではないのか。
日米安保にしたところで第一にアメリカの国益に適っているからではないか。この野放しにしておけば、また何をするかわからない底知れぬ力を秘めた恐ろしい日本。その不気味な手足を縛るために戦勝国家の優位性を傘にかかって、ソフトに押し付けているのではないか。
そうであれば、もうこの辺で、我国は、こんな安保条約という安天麩羅のあつころもみたいなケッタイナ衣は、きれいさっぱり脱ぎ捨てるところにきているのではないか。
日本人は、いざという時は、アメリカが守ってくれるなんて幻想を一日も早く捨てるべきなのだ。たとえ、北朝鮮が、一発、二発怪しげな原爆をミサイルで打ち込んできてもである。
そのときこそ、皮を切らして肉を切る。肉を切らして骨を絶てばいいのだ。たちまち我が日本人は蒙古襲来の鎌倉武士の如く敢然と目覚めるからだ。
しかし、いかな北朝鮮といえどもそんな自爆行為には、めったにすることはあるまい。
日米安保絶対保持主義者は、二言目にはアメリカの核の傘を金科玉条のように有り難がるが、そんなものの必要性が現実問題としてどこにあるだろうか。
幸いなことに日本は海洋国家である。国境は歴然、判然としている。侵略行為にに出れば誰の目にも明らかだ。
海に勝る国防は古来ないのだ。海を国防力に換算すれば何個師団分の陸軍力になることだろうか。それを考えれば、当面、今の自衛隊の保有軍事力で必要最小限十分なのではないか。
今とにかく、一日も早く日米安保条約を解約して、日本は真の独立国家として、たつべきときではないか。自国は自国で守る。この気概がなくてどうして国家をまっとうできようか。そして直ちに沖縄の米軍基地を一掃するのだ。
それこそが靖国の英霊の御霊に真にこたえることではないのか。靖国、靖国と声高におっしゃる方々は返す刀で何故このことに長年触れられないのであろうか。
とにもかくにも、今の日本の国際的な発言力の無さは、この気概が無いためではないか。
日本は、日米安保を破棄した上で、次のステップとして、速やか先ずは国際警察機構の確立そして世界政府の樹立を主唱すべきだ。
しかし、私の日米安保条約破棄論は、日本が戦前のような軍事優先国家になることを提唱するものでは決してない。
否、むしろ今、この世界で起きている全ての問題は、現在の個別国家の乱立の仕組みでは永久に解決できないことばかりに陥っているとみるからからである。
今や世界政府の仕組みをつくらないかぎり、人類はこれ以上共存出来ないと思うからだ。
しかしこのような主張は、現行の日米安保の核の傘に隠れて、いくらODA資金を世界中にばらまいたところで、世界の何処の国が耳を貸してくれるかということである。
それには、日本がアメリカの核の傘ときっぱり縁を切った上で捨て身なって見せることなのではにか。
そのときこそ、日本は、改めて、日露戦争に勝利し白人文明の優位性に一泡も二泡も吹かせた勇者として世界から尊敬の目を向けられ耳をかたむけてもらえるのではないか。
僭越ながら、鳩山総理大臣閣下並びに小沢闇大将軍閣下もお腹のそこではこのようなお考えに近いのではないかと忖度する次第なのですが…。
果たしてこの妄言(?)を皆様は、いかがお思いでしょうか。
どんなご意見でもお聞かせ願えれば幸甚に存じます。