2月27日(火)晴れ。暖。
今朝の朝日2面トップに、『母はテレワーク、ロボットが風呂わかし 2025年の「イノベ生活」 政府のイノベーション25戦略会議は、26日、2025年にめざす国民の姿を描いた「中間のとりまとめ」を発表した』という記事が出た。
これは、一体何のことかと読んでみたら、
『安倍首相が昨年9月の所信表明演説で表明した、医薬、工学、情報工学などの技術を生かして生産性向上を狙う目的で、科学者や経済界の7人でつくる戦略会議だそうで、今回その「中間のとりまとめ」ができたという。
健康や環境など5分野から、飲むと健康診断ができるカプセル、二酸化炭素で走る自動車、衝突を避ける自動車など期待される20の技術が挙げられている。』というもの。
しかし、これを読んだだけでは、山家の隠居にはピンとこなかった。
早速、毎度お馴染みのgoogl君のお世話になることとした。たちまち呼び出してくれた。http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/index.html-11k-
見ればこの報告書、87ページもある。
そこで、隠居の喫緊の願いの箇所だけ抜粋してみた。
『例2.高齢者でも丈夫な身体、認知症も激減
骨・軟骨、皮膚、歯等の再生医療技術、自家組織の増殖・移植技術が普及し、高齢者
になっても50歳と同様の身体機能を保つことが可能になる。
また、高度な介護ロボット、認知症に対する特効薬などが開発され、それらが普及する
ことにより、家族や介護者に大きな負担をかけずに、ほぼ健常者と変わらないような社会生
活が可能となる。
例4.走れば走るほど空気を綺麗にする自動車
人工光合成技術の利用等により、CO2をエネルギー源として走る車が実現する。
【実現のために必要な技術・システム】
・ 煤塵、NOX 等の出ないクリーン燃料(水素を除く)(2014年/2021年)
・ 燃料電池を搭載した交通機関(自動車、船舶など)(2012年/2021年)
・ 燃料電池自動車への水素供給サービスの普及(2013年/2023年)
・ 太陽エネルギー変換効率3%以上の人工光合成技術
例6.不毛の砂漠に緑のオアシス
砂漠化が深刻な地域において人工的に雨を降らせ、沿岸部にある場合は海水の淡水
化技術を使い真水が確保される。さらに、遺伝子組み換えなどの最先端バイオ技術を生
かして劣悪な環境下でも育つ植物を導入しながら、脱塩技術などで健全な土壌を回復し、
不毛の地と化した砂漠を緑地に復元する。
また、日本国内においては、土壌の有無、地形の差異等にかかわらず、様々な形での都
市緑化が進み、ʻ緑との共生生活ʼを実感することができる。
<生活・産業>
例7.ヘッドホンひとつであらゆる国の人とコミュニケーション
人工知能、音声認識技術の高度化等による高度自動翻訳機能を備えたヘッドホンで、
日本語と外国語との壁がなくなり、あらゆる国の人とのコミュニケーションが大きく広がる。
【実現のために必要な技術・システム】
・ 言語の同時翻訳機能が付加された電話の一般化(2017年/2025年)
・ インターネット上の自動言語翻訳機能の向上により、インターネット上の多言語にわたる
情報を特定言語で容易に検索可能になり、必要な情報を瞬時に世界中から引き出す
ことのできる知識の体系的保存システム(2010年/2015年)
・ 音声入出力の身体装着型自動翻訳装置(2013年/2020年)
例15.衝突できない車
自動車側と道路側双方における高度情報化・ネットワーク化の進展により、衝突の自動
回避や自動運転が可能となり、交通事故が激減する。
【実現のために必要な技術・システム】
・ 車車間通信システムを活用した出会い頭等の事故防止システム(2009年/2016年)
・ 高速道路等において目的地設定するだけで安全・円滑に自動走行する自動運転シス
テム(2012年/2020年)
・ 画像認識や各種センサを利用して自動車周囲の状況を認識することによって、衝突を
防止するシステムの一般化(2010年/2015年)
・ 物同士が相互に存在、性質、状況を感知し自動的に危険回避や協調作業を行う技術
45
(例えば、自動車と自転車、ストーブとソファーが接近して危険な状態になったときに、物
同士が通信して、自動的に警告音を出したり、止まったり、火が消えたりして危険を回避
するようになること)(2013年/2020年)』
■ どれもこれも真に結構なお話ではないか。
これなら、今後、自分で車が運転できなくなったら、ここでの暮らしはどうなるだろうか?という心配も半ば解消しそうである。
我が家の遺伝体質と半ば諦めていた、80歳前後に多く始まるというアルツハイマーについてはどうだろうか。
目標とされている、2025年には、ぎりぎりセーフか、ちょっと間に合わないか?
そして、なんと言っても魅力的なのは、「ヘッドホンひとつであらゆる国の人とコミュニケーションが可能となる」ことである。
これさえあれば、我が念願とする世界連邦樹立の大きな障害が、先ずは無くなりはしないかということである。
だが、こんな結構なお話。果たして寅さんのセリフではないが、結構毛だらけ猫はいだらけ、絵に描いた何とかと雲散霧消にならない保障がどこにあるのだろうか。
と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか。
今朝の朝日2面トップに、『母はテレワーク、ロボットが風呂わかし 2025年の「イノベ生活」 政府のイノベーション25戦略会議は、26日、2025年にめざす国民の姿を描いた「中間のとりまとめ」を発表した』という記事が出た。
これは、一体何のことかと読んでみたら、
『安倍首相が昨年9月の所信表明演説で表明した、医薬、工学、情報工学などの技術を生かして生産性向上を狙う目的で、科学者や経済界の7人でつくる戦略会議だそうで、今回その「中間のとりまとめ」ができたという。
健康や環境など5分野から、飲むと健康診断ができるカプセル、二酸化炭素で走る自動車、衝突を避ける自動車など期待される20の技術が挙げられている。』というもの。
しかし、これを読んだだけでは、山家の隠居にはピンとこなかった。
早速、毎度お馴染みのgoogl君のお世話になることとした。たちまち呼び出してくれた。http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/index.html-11k-
見ればこの報告書、87ページもある。
そこで、隠居の喫緊の願いの箇所だけ抜粋してみた。
『例2.高齢者でも丈夫な身体、認知症も激減
骨・軟骨、皮膚、歯等の再生医療技術、自家組織の増殖・移植技術が普及し、高齢者
になっても50歳と同様の身体機能を保つことが可能になる。
また、高度な介護ロボット、認知症に対する特効薬などが開発され、それらが普及する
ことにより、家族や介護者に大きな負担をかけずに、ほぼ健常者と変わらないような社会生
活が可能となる。
例4.走れば走るほど空気を綺麗にする自動車
人工光合成技術の利用等により、CO2をエネルギー源として走る車が実現する。
【実現のために必要な技術・システム】
・ 煤塵、NOX 等の出ないクリーン燃料(水素を除く)(2014年/2021年)
・ 燃料電池を搭載した交通機関(自動車、船舶など)(2012年/2021年)
・ 燃料電池自動車への水素供給サービスの普及(2013年/2023年)
・ 太陽エネルギー変換効率3%以上の人工光合成技術
例6.不毛の砂漠に緑のオアシス
砂漠化が深刻な地域において人工的に雨を降らせ、沿岸部にある場合は海水の淡水
化技術を使い真水が確保される。さらに、遺伝子組み換えなどの最先端バイオ技術を生
かして劣悪な環境下でも育つ植物を導入しながら、脱塩技術などで健全な土壌を回復し、
不毛の地と化した砂漠を緑地に復元する。
また、日本国内においては、土壌の有無、地形の差異等にかかわらず、様々な形での都
市緑化が進み、ʻ緑との共生生活ʼを実感することができる。
<生活・産業>
例7.ヘッドホンひとつであらゆる国の人とコミュニケーション
人工知能、音声認識技術の高度化等による高度自動翻訳機能を備えたヘッドホンで、
日本語と外国語との壁がなくなり、あらゆる国の人とのコミュニケーションが大きく広がる。
【実現のために必要な技術・システム】
・ 言語の同時翻訳機能が付加された電話の一般化(2017年/2025年)
・ インターネット上の自動言語翻訳機能の向上により、インターネット上の多言語にわたる
情報を特定言語で容易に検索可能になり、必要な情報を瞬時に世界中から引き出す
ことのできる知識の体系的保存システム(2010年/2015年)
・ 音声入出力の身体装着型自動翻訳装置(2013年/2020年)
例15.衝突できない車
自動車側と道路側双方における高度情報化・ネットワーク化の進展により、衝突の自動
回避や自動運転が可能となり、交通事故が激減する。
【実現のために必要な技術・システム】
・ 車車間通信システムを活用した出会い頭等の事故防止システム(2009年/2016年)
・ 高速道路等において目的地設定するだけで安全・円滑に自動走行する自動運転シス
テム(2012年/2020年)
・ 画像認識や各種センサを利用して自動車周囲の状況を認識することによって、衝突を
防止するシステムの一般化(2010年/2015年)
・ 物同士が相互に存在、性質、状況を感知し自動的に危険回避や協調作業を行う技術
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(例えば、自動車と自転車、ストーブとソファーが接近して危険な状態になったときに、物
同士が通信して、自動的に警告音を出したり、止まったり、火が消えたりして危険を回避
するようになること)(2013年/2020年)』
■ どれもこれも真に結構なお話ではないか。
これなら、今後、自分で車が運転できなくなったら、ここでの暮らしはどうなるだろうか?という心配も半ば解消しそうである。
我が家の遺伝体質と半ば諦めていた、80歳前後に多く始まるというアルツハイマーについてはどうだろうか。
目標とされている、2025年には、ぎりぎりセーフか、ちょっと間に合わないか?
そして、なんと言っても魅力的なのは、「ヘッドホンひとつであらゆる国の人とコミュニケーションが可能となる」ことである。
これさえあれば、我が念願とする世界連邦樹立の大きな障害が、先ずは無くなりはしないかということである。
だが、こんな結構なお話。果たして寅さんのセリフではないが、結構毛だらけ猫はいだらけ、絵に描いた何とかと雲散霧消にならない保障がどこにあるのだろうか。
と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか。